Japanese
少年がミルク
2017年06月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-大人になってきて、生き方が少し楽になってきたかもなという感覚は?
そういうところは、まだないかもしれない。溶け込みたい(笑)。ちょっとはわかってもらえるだろうと思って、接しちゃうんです。私はすごく、男女問わず愛を持っているし、ちゃんとした愛を持っていて、こういう世界だけどもきっと理解してくれるだろうなって前向きにいくんですけど、全然通じなくて。あぁ......っていう。
-そのたびに自分を確認する。
うん、そうですね。特に恋愛とかに関して言えば、ある日から、歌詞を書くためにいろんなことをしていました。浮気とかも、ちょっとそういう歌詞が書きたいからする、みたいな。味わいたいからする、みたいな感じでした。それでそういう景色とか匂いを、大事に持っておいて(笑)。
-だいぶ、生々しいものを持ってますね(笑)。
だからダメなんですよね。
-恋愛対象となる人って、自分と世界観が通じている人なんですかね。
もう全然、違うタイプもあったと思いますよ。話が合わないとかもありますし。でも、合わせていくなかで、自分の中で皮肉っぽいものが生まれて。そういうのが、財産になるみたいな(笑)。それで、生み出せるだけ生み出して。
今はソロのアーティストで、こういうタイプはいないじゃないですか。そういう意味で、挑発的にできたなって思う
-なるほど。今作で特に美しい曲だなと思ったのが「聴こえないくにのくちづけ」で、サウンドはもちろん歌詞も映像的で、想像させますね。
嬉しいです。サウンド的にもこういう曲は好きで、スラスラと書いちゃった曲なんです。どこか映画っぽくて。でも結構、実話というか。女の子同士の──といっても、私の場合はいわゆる"女子会"みたいなことって、絶対ないじゃないですか(笑)。私のような人間と、こういうタイプの女子が、ふたり合わさったときの感じというか。でもそれが、友情とかそういうのでもない、何かというか。
-ソウルメイトというか、双子のような感覚でもありますかね。
この曲を書いてから最近の音楽を聴いていたら、ジェンダーレスな雰囲気の、同性愛っぽいものを取り入れた曲がちらほらとあって、ちょっと悔しかったですね。
-たしかに。昨年リリースされた宇多田ヒカルさんのアルバム『Fantôme』にもそういった曲がありましたね。
だったんですよね。『Fantôme』の中で一番好きな曲が、「ともだち with 小袋成彬」なんですけど。後々、その曲もそういう歌なんだって知って、そうだったんだ! ってなりました。
-「聴こえないくにのくちづけ」は、最初は登場人物が女性同士とはわからないんですよね。後半にきて、"女の子2人"というフレーズが出てきて、あれ? となる。
その裏切りがありますね。いい映画って、そういうトラップがいいタイミングできたりしますし。それは、うまいこといきましたね。完成してみて、自分ができるもので、新しい感じがした曲でもあるんです。この曲だけ、歌詞を書き終えたあとに初めて、和樹さんに"波の音を入れてほしい"って、言いましたね。
-最初の波音のSEとピアノのフレーズから、すっとこの世界観に入り込める曲にもなってますね。あとは、歌詞の書き方としても、この曲を含めて歌詞だけを読んだときにもわかる内容になっています。
今回はそういう曲も入れたかったですね。一生懸命、理解しようと聴いてくれる人が現れて。わからないけど、わかりたいという人も現れて。そういう人に、すっと入っていくものをちゃんと自分らしく歌えるかなっていう。もう3作目ですしね。それができたのは嬉しいです。
-クリエイターを挑発する、刺激するということでも、今回は例えば、映像作家などがどう聴くのか、他のものを作る人とどう交わるのかを、見てみたい内容になりました。
嬉しいですね。まだ(インタビュー時は)発表してないので、どう受け止められちゃうんだろうなというのはあるんですけど(笑)。でも、今はソロのアーティストとしても、こういうタイプはいないじゃないですか。バンドが多いですしね。そういう意味では、挑発的にできたなって思ってます。
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