Japanese
トビウオ
2017年03月号掲載
Member:松田 拓(Key/Vo) 宇多村 雄也(Gt) 山本 泰宏(Gt) 清水 周(Ba) 小川 敦士(Dr)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
-そして4月10日から会場限定発売する2nd EP『魚夫の利』を現在制作中とのことですが、どんな作品に仕上がりそうですか?
宇多村:今年1年で高校生のブランドっていうのを脱ぎ捨てて、(音楽の)舞台でやっていくっていうのを含めたうえで、自分たちのスタイルを見つめ直したんですよ。それでもまだ答えは出てないんですけど、新しい自分たちのスタイルを見つけるためのCDにしようかなと思ってましたね。だからトラックのメイキングにこだわって。バンド以上のものっていうか、自分たちの表現をもっと幅広いものにしていこうっていう模索のようなものでもありますね。
-なるほど。では、この1年間に関するお話を詳しくうかがいたいのですが。
宇多村:この1年間で結構いろいろな舞台でやらせてもらって、"未確認フェスティバル"の3次審査で落ちたりとか、悔しい思いもたくさんしてきたんです。
松田:今までは"高校生にしてはすごい"っていう評価だったと思うんですよ。でもそこからひとつ脱却していったときに、実際に年上のバンドばかりと対バンするようになって、自分たちの音楽的な未熟さとかを実感するようになって。そこから"あのバンドはああいうところが良いよね"みたいな話もして、いろいろ盗んだりもしながら、自分たちのスタイルを模索し続けた1年でした。その答えをまだ完璧に見つけ出せたわけではないんですけど、今はそういう感じですかね。
宇多村:高校生は別に、バンド・サウンドで許されるんですよ。
山本:伸びしろがあれば良い、みたいな感じだよね。
宇多村:うん。それに、今まで自分たちは他の高校生に比べて良い舞台で演奏してたこともあって、結構イキってたんですよ。
松田:(笑)調子に乗っちゃったよね。
山本:自信が過剰になってたというか。
宇多村:あんまりこういうこと言うのは良くないか(笑)。でも自分は音楽大学に入って、バンドは年上の人たちともどんどん対バンをやっていって、やっぱりプロの現場って"自分ができること"だけで表現する感じじゃないというか、音楽っていうものに対する探求心がもっと深いなって気づかされて。それで"誰にも負けたくないな"、"音楽に対して負けたくないな"って思ったので、今回は新しい自分たちを見つめ直すためにもバック・サウンドから"どのバンドにも負けたくない"っていう気持ちで作り上げたんです。なので、基本的には5人のサウンドで済むものでも50トラックぐらい録ったりしてて。
-今回音源を聴かせていただいて、良いなぁと思ったのがまさにそこなんですよね。みなさんぐらいの世代のバンドだと衝動性とか若者ならではの熱量を前面に出している人たちが多いし、たしかにそれも魅力的なんですけど、今回の音源には"それ以外の要素で勝負したいんだ"っていうバンドの意志が表れているじゃないですか。
宇多村:そうですね。赤坂BLITZで演奏したときに"ここでならバンド以上のものを出せる"っていうのに気づいたし、もっと人の多い会場だったらバンド演奏だけじゃ繊細な部分が伝わらないなって思って。米津玄師やONE OK ROCK、RADWIMPSも繊細さを伝えるために最終的にそういうアレンジになっていってるので。だから若干バンド・サウンドも残しつつ、うまくステップアップするようなものができたらなぁと思って、今回は作り込みました。
-では、それぞれの曲に関する話をうかがいたいのですが、今回の収録曲の中で最初に生まれた曲はどれですか?
宇多村:「Hello Hello」(Track.4)ですね。ライヴでみんなを盛り上げたくて、高校3年の春に作りました。僕らは高校時代結構カッコつけてて。僕の前髪も口まであって、衣装も白黒みたいな。
山本:なんか、明るいのがダサいみたいな時期だったので。
宇多村:"誰も寄せつけねぇぞ"みたいな尖った感じで演奏してたんですけど、その時期から自分たちの自主企画もやり始めて、初めて自分たちのお客さんがつき始めて。自主企画ができるようになったからにはファンと自分たちが楽しい思い出を共有できる曲があってもいいんじゃないかなって。それにお客さんと仲良くなるとクールぶれなくなるというか、普段の高校生の感じを出しちゃったりしちゃうからね。
松田:だから等身大だよね。
-この曲をキッカケにライヴの雰囲気やバンドの空気感も変わっていった感じですかね。
山本:そうですね。ここから変わっていきました。
-その次にできた曲は――
宇多村:「Gravity Days」(Track.1)ですかね。これは(高校を)卒業してから作った曲なんですよ。今までは「フライト」(2016年2月リリースの1st EP『飛ぶ魚跡を濁さず』収録曲)っていう自分たちらしいバンド・サウンドの曲があったんですけど、そこからステップアップしたいよねっていう話になったときに、新しいサウンドと今までの自分たちを掛け合わせたようなものにしたいなぁと。
山本:だからこそこの曲でMVを作る予定で。
LIVE INFO
- 2025.11.03
-
irienchy × no more
NANIMONO
秋山黄色
フレデリック
怒髪天
OKAMOTO'S
東京スカパラダイスオーケストラ
Devil ANTHEM.
ポルカドットスティングレイ
セックスマシーン!!
キタニタツヤ
シド
LiSA
"ボロフェスタ2025"
yama
キュウソネコカミ
愛美
brainchild's
藤巻亮太
AIRFLIP
私立恵比寿中学
Bye-Bye-Handの方程式
moon drop
SPRISE
SCOOBIE DO
the telephones
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
THE BACK HORN
凛として時雨
Age Factory
hockrockb
LACCO TOWER
阿部真央
- 2025.11.06
-
RADWIMPS
古墳シスターズ
ねぐせ。
超能力戦士ドリアン
吉澤嘉代子
TENDOUJI
東京スカパラダイスオーケストラ
THE SPELLBOUND
LEGO BIG MORL
LONGMAN
キュウソネコカミ
フィロソフィーのダンス
夜の本気ダンス
GLIM SPANKY / 神はサイコロを振らない / レトロリロン
礼賛
ブランデー戦記
- 2025.11.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
コレサワ
Rei
SIX LOUNGE
古墳シスターズ
あたらよ
Chimothy→
NANIMONO
超能力戦士ドリアン
崎山蒼志
ザ・シスターズハイ
MONOEYES
インナージャーニー
PompadollS
LEGO BIG MORL
androp
reGretGirl
終活クラブ
フレデリック
DOES
brainchild's
LUCKY TAPES
大橋ちっぽけ
BLUE ENCOUNT
- 2025.11.08
-
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
ズーカラデル
ねぐせ。
FINLANDS
フラワーカンパニーズ
NANIMONO
Rei
SCOOBIE DO
打首獄門同好会
離婚伝説
PIGGS
終活クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
moon drop
キュウソネコカミ
eastern youth
wacci
Cody・Lee(李)
フレデリック
osage
怒髪天
優里
ASH DA HERO
irienchy × no more
パスピエ
MONO NO AWARE / ウルフルズ / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
向井秀徳 / the band apart / ラブリーサマーちゃん / サニーデイ・サービス / 石野卓球 ほか
ザ・シスターズハイ
藤巻亮太 / SHE'S / SOIL&"PIMP"SESSIONS / 寺中友将(KEYTALK) / CENT ほか
ビレッジマンズストア
- 2025.11.09
-
コレサワ
VII DAYS REASON
Mrs. GREEN APPLE
Laura day romance
ねぐせ。
NANIMONO
SUPER BEAVER
フラワーカンパニーズ
あたらよ
ズーカラデル
osage
FINLANDS
SCOOBIE DO
MONOEYES
SPRISE
Devil ANTHEM.
崎山蒼志
打首獄門同好会
キタニタツヤ
リュックと添い寝ごはん
LUCY
水平線
KANA-BOON
ラックライフ
暴動クラブ
東京スカパラダイスオーケストラ
chilldspot
インナージャーニー
ドミコ
森 翼
PompadollS
Appare!
キュウソネコカミ
eastern youth
Cody・Lee(李)
BLUE ENCOUNT
優里
岸田教団&THE明星ロケッツ
Rhythmic Toy World / BIGMAMA / LACCO TOWER / kobore ほか
ASIAN KUNG-FU GENERATION / SHISHAMO / 水曜日のカンパネラ / TENDRE ほか
シド
"四星球放送局FESTIVAL"
Dannie May
a flood of circle
センチミリメンタル
怒髪天
- 2025.11.10
-
SUPER BEAVER
鶴
リュックと添い寝ごはん
The Gentle Flower. / kalmia / Halujio ほか
荒谷翔大
Helsinki Lambda Club
超能力戦士ドリアン
- 2025.11.11
-
PEDRO
Age Factory×ジ・エンプティ
BIGMAMA
Laughing Hick
SAKANAMON
僕には通じない
Ado
- 2025.11.13
-
MONOEYES
ザ・クロマニヨンズ
PEDRO
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
YOASOBI
syrup16g × ZION
超☆社会的サンダル
さとうもか
Tempalay
キタニタツヤ
Rei
片平里菜
ドミコ
NEE
amazarashi
PENGUIN RESEARCH
Hump Back
- 2025.11.14
-
コレサワ
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
SCANDAL×ハク。
CVLTE
Rei
フレデリック
WurtS
超☆社会的サンダル
NANIMONO
go!go!vanillas
FINLANDS
EASTOKLAB
フリージアン
ゴホウビ
緑黄色社会
- 2025.11.15
-
MOS
チリヌルヲワカ
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
the paddles
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
東京スカパラダイスオーケストラ
離婚伝説
Cody・Lee(李)
SCANDAL / 水曜日のカンパネラ / YONA YONA WEEKENDERS / Jeremy Quartus(Nulbarich) / SIRUP ほか
YOASOBI
PIGGS
eastern youth
wacci
TOKYOてふてふ
超能力戦士ドリアン
ExWHYZ
CNBLUE
SPRISE
UVERworld
meiyo
Mrs. GREEN APPLE
フレデリック
ズーカラデル
ビレッジマンズストア
WurtS
すなお
NEE
暴動クラブ
崎山蒼志
フラワーカンパニーズ
リーガルリリー
THE BACK HORN
YJC LAB.
くるり
Nothing's Carved In Stone
"氣志團万博2025"
9mm Parabellum Bullet
INORAN
moon drop
PENGUIN RESEARCH
- 2025.11.16
-
SUPER BEAVER
LUCY
SCOOBIE DO
ザ・クロマニヨンズ
chilldspot
LiSA
秋野 温(鶴)
セックスマシーン!!
MOS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
Lucky Kilimanjaro
離婚伝説
YOASOBI
浪漫革命
BLUE ENCOUNT
Dios
超能力戦士ドリアン
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
ポルカドットスティングレイ
osage
CNBLUE
UVERworld
フラワーカンパニーズ
清 竜人25
NANIMONO
brainchild's
Cody・Lee(李)
Mrs. GREEN APPLE
Bye-Bye-Handの方程式
ザ・シスターズハイ×猫背のネイビーセゾン
eastern youth
Laura day romance
ガガガSP / 打首獄門同好会 / bokula. / 日食なつこ ほか
Base Ball Bear
ぼっちぼろまる
ネクライトーキー / KANA-BOON / フレデリック / 夜の本気ダンス ほか
androp
"氣志團万博2025"
People In The Box
9mm Parabellum Bullet
wacci
- 2025.11.17
-
toe / LITE / ADABANA
SEKAI NO OWARI
RELEASE INFO
- 2025.11.05
- 2025.11.07
- 2025.11.09
- 2025.11.10
- 2025.11.11
- 2025.11.12
- 2025.11.14
- 2025.11.17
- 2025.11.18
- 2025.11.19
- 2025.11.21
- 2025.11.26
- 2025.12.03
- 2025.12.05
- 2025.12.10
- 2025.12.17
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
暴動クラブ
Skream! 2025年10月号








