Japanese
ELIZABETH.EIGHT
2016年11月号掲載
Member:ミワユータ(Vo) こふじ(Gt) いたる(Key)
Interviewer:岡本 貴之
-僕、私、あたし、というように、一人称が曲ごとに違いますよね。曲ごとに主人公を設定して物語的に書いているのかなって思いましたが。
ミワ:いつもシネマティックな歌詞を書こうと思っていて。私は絵本で育った人間なので、少し物語チックなミワユータが持っている世界の住人の歌詞になっていて、"僕"とか"あたし"っていう人がいたりするんです。"私"って歌っている曲の主人公は私なんだろうなって思います。
-例えば、Track.1「デボラ」はどんなことをテーマにした曲ですか?
ミワ:頭に浮かんだことをバーッと書くことが多いんですけど、結局伝えたいことは"I Love You"という言葉で。女の子が主人公の曲では女の子は不幸なままでは終わらない、絶対最後には立ち上がらせるということは決めています。「デボラ」のテーマは、真実っていろんなことを知るたびにどんどん遠くなるよねっていうことで。原発のことでみんながワーッてなったときに、"メディアは嘘をついてた"、"いや、それはデマだ"とか、結局真実が何かわからないなぁって思って。デボラというのは私の中では小さい女の子なんですけど、子供に太陽の絵を描かせると丸に放射線を描くじゃないですか? あれはなんでかなって思ったら、たぶん親がああいうふうに描くからそう描くんですよね。でも、そういう絵を見たことがない子が描いたら、たぶん真っ白な丸を描くと思うんですよ。だから、デボラっていう何も知らない子だけは、真実にちょっと近いところにいるんじゃないかっていう感じで書いたんです。脳の障害を負って、いろんなものが輝いて見えて。デボラはその象徴なのかなって思いました。
-そういう歌詞の意図していることなどは、メンバーに話したりするんですか?
ミワ:それがすごいことに、ミワユータの歌詞は決してわかりやすくはないと思うんですけど、なぜかみんなわかるんですよね。なので、"ここが一番言いたいところ"っていう歌詞が来ると打ち合わせもしていないのに、一斉にブレイクしたりするんですよ。歌詞に対する理解度はすごいですね、うちのメンバーは。
いたる:僕はもともとミワユータとELIZABETH.EIGHTのファンなので。どの曲を聴いても、単純にメロディが良くてミュージシャン的な面白さもあるし、言葉の面白さもあるし、この世界観が好きですね。
-たしかに歌メロがすごく良い1枚ですよね。Track.2「シャーベットの溶ける速度」は特に。歌い方も丁寧な気がします。
ミワ:ありがとうございます。この曲は本音の部分がすごく多くて。なので歌うときも丁寧なニュアンスで歌ってるのかもしれないですね。
こふじ:僕の中でミワユータの良いところ、好きなところがよく出ているなと思うのは、3曲目の「唇でカナリアは歌う」と6曲目の「デビルズケーキ」なんですけど。ミワユータの歌詞は映画で言うと――場面が変わったときに派手派手しいネオンの街並みがパッと1回映ってから登場人物が出てくるとか、そういうシーン撮りで"この映画オシャレだな"とかあると思うんです。ミワユータの歌詞を読んでいると、そういうシーン撮りが見えるんですよね。そういう意味で言うと、この2曲は僕の好きなシーンが浮かぶんです。「唇でカナリアは歌う」って、嘘をつくことなんですよ。その嘘をつくというひとつのことを、「唇でカナリアは歌う」っていうひとつのシーン撮りで表現していると思うんです。それで世界観が見えるという。そこが好きなところですね。
-それが浮かぶから、演奏がミワユータさんの求めたものになるんですね。
こふじ:そうですね。
ミワ:なるほど、そうなんだね。
-Track.5「ヘブンズ・イン・ザ・バッグ」には深見さんが参加していて、これはご自宅で録音したものをダビングしているそうですね。
ミワ:抗がん剤の副作用でギターが全然弾けなくなっちゃったんですよ。でも知らない間に"岩下の新生姜"の楽曲コンテストに応募していて、賞を獲ってたんです(※「sinsyouga master...」で社長賞を獲得)。まだギターは弾けないんですけど、床にギターを置いて右手で単音を押さえて、口で弦を弾いてエフェクトをかけて作った曲で応募したらしいんですよ。"すごいなこの執念"って思ったんですけど、"少し弾けるようになった"ということで、うちらは"1小節だけでいい"って言ってたんですけど、がっつり弾いてくれました。1曲だけでも参加してくれて、お客さんも喜ぶと思うし、本人も自信になると思うので良かったです。
-Track.7「冒険の書」はまさにタイトルどおりのイメージの曲ですし、次に続く希望を感じさせる曲ですね。
ミワ:"ドラゴンクエスト"の勇者をイメージして書いたんですけど、引きこもりの子がすごく多いっていうニュースを見て――ゲームの中にいるのってすごく楽しいことですけど、ゲームの中で自分のレベルをどれだけ上げても現実のレベルはなかなか上がらないよねって思って。曲を作るときには映像が全部出てくるんですけど、この曲はバイトしているうだつの上がらない青年が主人公なんです。バイトが終わってからのゲームが日課で、その中では勇者でレベルを上げている。でも、現実ではいつも通る道でいじめられている子を見ていて、関わりたくないから通り過ぎている。そういう毎日を繰り返していって、ゲームの中の勇者だけはどんどん成長して偉い奴になっていくんだけど、"目覚めよ、勇者よ"という言葉によってゲームを消して、今までスルーしていたいじめられている子のところに戻って声を掛けようっていう映像がバーッと出てきて。誰かが憧れる勇者になるのは、実は簡単なことだっていうところから書き出したんです。簡単に言うと、ゲームの中で勇者になれるように、現実社会でも誰でも勇者になれるっていう。私も病気を患って、今病気の人や今死のうとしている人に、"生きてたらこんな良いことがあるんだ、頑張ろう"って思ってもらえる勇者になれるかもしれない。私はそうでありたいし、あなたもきっとそうだって、そうやってお客さんのことを見て歌いたいなとすごく思った曲なんです。
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