Japanese
PJJ
2016年10月号掲載
Member:ミヤモトアツシ(Gt/Vo) タカイナオト(Gt)
Interviewer:岡本 貴之
関西を拠点に活動する4人組バンド、PJJ。今年になって"プラズマ JAP JET"から改名した彼らが、10月5日に1stフル・アルバム『ever gold』をリリースする。愛はズボーン、神頼みレコードが所属することで知られるTOUGH&GUY RECORDSから初のリリースとなる今作は、オーセンティックな泥臭さを感じさせながらも空気感が心地よいサウンドで、聴けば聴くほど身体に沁み込んでくるような作品となっている。そこには他のバンドとは一線を画す音作りへのこだわりがあったようだ。
-1stフル・アルバムが完成した今の率直な気持ちを聞かせてください。
タカイ:ルーツを感じさせるものもできたし、その中で新しいこともできたかなと思ってます。
ミヤモト:"よくできたな"というのと同時に"早く新しいアルバムを作りたい"と思っています。いっぱい曲はできているので、今はもっといいアルバムができるという気持ちです。
-レコーディングはかなり前からやっていたんでしょうか。
ミヤモト:3月からレコーディングを始めて7月までかかりました。SPACE DOG! Recordというインディーズ音楽専門のCDショップを神戸でやっている河原拓宏さんという方がエンジニアなんですけど、拓さんと一緒にこだわりだしたら妥協できなくなってきて長くなっちゃいました。これまでの作品と比べても圧倒的に時間をかけてます。
タカイ:これまでは一発録りだったんですけど、今回はバラバラに録ったということもありますね。
ミヤモト:アンプも替えたりして、ワンフレーズごとや場面ごとに全部アレンジを考えました。それに今回、実はレコーディング・スタジオで録ってないんです。ドラムとかはスタジオで録っているんですけど、ヴォーカルはアンビエント(部屋鳴り)で録ってアコギは拓さんのCDショップで録りました。ギターも全部ラインで録ってから音をリアンプしにスタジオに行って、ひとつずつ音を作りました。その結果、あんまり聴いたことのないようなサウンドになっていると思います。"空気感"をすごく意識していて、全部生音を入れるというテーマで録音しました。
-たしかにすごく空気感を感じました。例えば「Let's Get Lost」(Track.3)とか。
ミヤモト:あ~、はいはい! メンバーもこれが一番音がいいんじゃないかって言ってますね。BPMもハマッてますし。
-アルバム自体はTrack.1「Wait It!」でヴォーカルのシャウトから激しい印象で始まりますよね。
ミヤモト:これはBruce Springsteenみたいな感じでガツンと始まった方がいいんじゃないかと意識しました。あそこくらいしかシャウトしていないんですけど、これ1個あればシャウトのイメージがつくかなと思って。僕はソウルのシャウトが好きなので、そのイメージを一発で感じてほしいなと。
-演奏を聴かせていただくと、昨日今日始めたバンドではないなという実力を感じます。結成から現在に至るまでの経緯を教えてもらえますか?
ミヤモト:2010年に結成したんですけど、メンバーが交通事故に遭ってしまって。あんまり活動ができてなくて、実質2013年から作品を出し始めて本格的に活動しています。メンバーは大学の音楽サークルで出会って、コピー・バンドから始めました。最初にどんな音楽をやろうという話をしたわけではなくて、結構お互いぶつかり合って今に至るという感じです。
-それぞれどんなアーティストから影響を受けているのでしょうか。
タカイ:僕は高校生のころからブルース、ソウル、R&Bが大好きで。Buddy Guy、Jimi Hendrix、Otis Reddingとかですね。
-以前のアーティスト写真でタカイさんを拝見すると、THE ROLLING STONESのKeith Richardsに似てますね。
タカイ:Keith Richardsはよく言われますね。THE ROLLING STONESも大好きですし。Keithはたまたま顔が似ているっていう感じで(笑)。でもリズムの取り方とかは影響を受けています。ギターを始めたきっかけは、エレキ・ギターを見てかっこいいなと思ったんですけど、たまたまエレキを持っていた子がDEEP PURPLEのCDを貸してくれて、そこからEric Claptonにいったり、親父がCharが好きで聴いたり。
ミヤモト:(タカイ)ナオトって名前もCharから取られてますからね。
タカイ:そうなんですよ、親父が好きすぎてCharさんと同じ漢字なんです(※Charの本名は竹中尚人)。
ミヤモト:僕は親父がTHE BEATLES狂なのでかなり小さいころから聞かされてたんですけど、昔はそれほど好きじゃなくて。むしろ兄貴がBLANKEY JET CITYやTHEE MICHELLE GUN ELEPHANT世代なので、バンド・サウンドとしては先にそっちの方を認識しましたね。
-バンドは今年になって"プラズマ JAP JET"からPJJに改名したとのことですが、どうしてなんですか?
ミヤモト:"プラズマ JAP JET"って言っても、"えっ?"って聞き返されて、言い直さないといけなかったんですよね(笑)。それとシンプルなバンド名の方が音楽的にも合っているんじゃないかと思って。決定的だったのは、9月30日に韓国でショーケース・ライヴをするんですけど(※取材日は9月7日)、僕らが憧れているアメリカやイギリスのレーベルが来て売り込み合戦があって、そこで"JAP"って言葉が結構NGだったんですよ。思想が強いバンドかもしれないと思われたりするので。そういうこともあってPJJに変えました。
LIVE INFO
- 2025.10.06
-
kiki vivi lily
PEDRO
LiSA
ガガガSP×バッテリィズ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.10.07
-
LONGMAN
緑黄色社会 × Aqua Timez
古墳シスターズ
FOO FIGHTERS
- 2025.10.08
-
THE ORAL CIGARETTES
TOKYOてふてふ
FOO FIGHTERS
Re:name × Enfants
JON SPENCER
MONO NO AWARE
ORCALAND × Gum-9
- 2025.10.09
-
キュウソネコカミ
Rei
OKAMOTO'S
終活クラブ
JON SPENCER
DOES
アイナ・ジ・エンド
感覚ピエロ
Hedigan's
Plastic Tree
羊文学
Kroi
- 2025.10.10
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
暴動クラブ × 大江慎也
Rei
SUPER BEAVER
ザ・シスターズハイ
KING BROTHERS
PEDRO
YOASOBI
moon drop
オレンジスパイニクラブ
OKAMOTO'S
the cabs
WHISPER OUT LOUD
FRONTIER BACKYARD
LEGO BIG MORL
JON SPENCER
NOMELON NOLEMON
a flood of circle
DOES
水曜日のカンパネラ
FOO FIGHTERS
キタニタツヤ
たかはしほのか(リーガルリリー)
ExWHYZ
MONOEYES
藤森元生(SAKANAMON)
大塚紗英
感覚ピエロ
ZAZEN BOYS×サニーデイ・サービス
East Of Eden
アーバンギャルド
JYOCHO
羊文学
小林私
THE SPELLBOUND
- 2025.10.11
-
終活クラブ
キュウソネコカミ
トンボコープ
Appare!
cinema staff
秋山黄色
YOASOBI
moon drop
コレサワ
OKAMOTO'S
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
KNOCK OUT MONKEY
INORAN
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
KANA-BOON
ExWHYZ
FRONTIER BACKYARD
androp
カミナリグモ
brainchild's
フレデリック
envy × world's end girlfriend × bacho
"JUNE ROCK FESTIVAL 2025"
East Of Eden
Official髭男dism
藤沢アユミ
豆柴の大群
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.12
-
a flood of circle
キュウソネコカミ
SUPER BEAVER
WtB
キタニタツヤ
セックスマシーン!!
WESSION FESTIVAL 2025
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
INORAN
"京都音楽博覧会2025 in 梅小路公園"
Omoinotake
Bimi
ART-SCHOOL
Official髭男dism
eastern youth
なきごと
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.13
-
WtB
阿部真央
I Don't Like Mondays.
Awesome City Club
ExWHYZ
Appare!
The Biscats
brainchild's
Rei
OKAMOTO'S
秋山黄色
Age Factory
トンボコープ
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
"WESSION FESTIVAL 2025"
岡崎体育
"FM802 MINAMI WHEEL 2025"
シド
SCANDAL
cinema staff
Cody・Lee(李)
コレサワ
ネクライトーキー×ポップしなないで
リュックと添い寝ごはん
eastern youth
hockrockb
Omoinotake
Kroi
PIGGS
清 竜人25
Plastic Tree
ぜんぶ君のせいだ。
LiSA
"TOKYO ISLAND 2025"
- 2025.10.14
-
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
ドミコ
THE ORAL CIGARETTES
Hump Back
Survive Said The Prophet × NEE
MONOEYES
ぜんぶ君のせいだ。
超☆社会的サンダル
go!go!vanillas
武瑠 × MAQIA
- 2025.10.15
-
ドミコ
LONGMAN
PEDRO
キュウソネコカミ
MONOEYES
打首獄門同好会
アカシック
HY × マカロニえんぴつ
ポルカドットスティングレイ
藤巻亮太
- 2025.10.16
-
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
YOASOBI
PEDRO
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
"Shimokitazawa SOUND CRUISING presents. サウクルラボ vol.1"
SCANDAL
SIX LOUNGE
brainchild's
- 2025.10.17
-
挫・人間
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
アイナ・ジ・エンド
YOASOBI
a flood of circle
ズーカラデル
LONGMAN
chilldspot
otsumami feat.mikan
リュックと添い寝ごはん
コレサワ
神聖かまってちゃん
終活クラブ
NOMELON NOLEMON
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
フラワーカンパニーズ
SUPER BEAVER
東京スカパラダイスオーケストラ
BIGMAMA
Bimi
- 2025.10.18
-
TOKYOてふてふ
伊東歌詞太郎
挫・人間
シド
OKAMOTO'S
YONA YONA WEEKENDERS
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
アイナ・ジ・エンド
moon drop
RADWIMPS
キュウソネコカミ
ぜんぶ君のせいだ。
bokula.
the cabs
SWANKY DOGS
amazarashi
INORAN
WtB
osage
"LIVE AZUMA 2025"
カミナリグモ
Cody・Lee(李)
阿部真央
Newspeak
センチミリメンタル
東京スカパラダイスオーケストラ
Keishi Tanaka × 村松 拓
"ASAGIRI JAM'25"
ズーカラデル
I Don't Like Mondays.
Victoria(MÅNESKIN) ※振替公演
ロザリーナ
the paddles
神聖かまってちゃん
LACCO TOWER
星野源
- 2025.10.19
-
DYGL
リュックと添い寝ごはん
OKAMOTO'S
Age Factory
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。
moon drop
コレサワ
TOKYOてふてふ
RADWIMPS
SIX LOUNGE
リリカル / みじんこらっく / とにもかくにも / ティプシーズ / 台所きっちん
SUPER BEAVER
Laura day romance
WtB
Omoinotake
"LIVE AZUMA 2025"
Cody・Lee(李)
ビレッジマンズストア
SPRISE
伊東歌詞太郎
浪漫革命
LUCKY TAPES
ハンブレッダーズ / KANA-BOON / キュウソネコカミ / マカロニえんぴつ ほか
ネクライトーキー×ポップしなないで
Keishi Tanaka × 村松 拓
ナナヲアカリ
"ASAGIRI JAM'25"
高岩 遼
Sou
森 翼
SCANDAL
パピプペポは難しい
osage
星野源
PIGGS
- 2025.10.20
-
打首獄門同好会
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
TOKYOてふてふ
TenTwenty
- 2025.10.21
-
The fin.
神聖かまってちゃん
ASIAN KUNG-FU GENERATION × ASH
RELEASE INFO
- 2025.10.06
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
- 2025.10.12
- 2025.10.13
- 2025.10.14
- 2025.10.15
- 2025.10.17
- 2025.10.19
- 2025.10.22
- 2025.10.24
- 2025.10.29
- 2025.10.30
- 2025.10.31
- 2025.11.05
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
OASIS
Skream! 2025年09月号