Japanese
Ryo Hamamoto × 神谷洵平(赤い靴)
2016年08月号掲載
感性豊かな人間から音楽が生まれる瞬間を捉えたような解像度の高い作品に出会うことは、音楽好きとして至福なことだ。ギタリストとしてmooolsやharinekoへの参加で高い評価を得るRyo Hamamotoは同時にシンガー・ソングライターでもあり、今回、若手ドラマーとして活躍する神谷洵平(赤い靴/大橋トリオ/Predawn他)をプロデューサー&ドラマーに迎え、9年ぶりのソロ・アルバム『Third』を完成。そのリリースを記念してRyo Hamamotoと神谷洵平の音楽家の矜持とユーモアに溢れた会話をお届けしよう。
Ryo Hamamoto(浜本 亮)
神谷 洵平(赤い靴)
インタビュアー:石角 友香 Photo by 川村 隼也
-そもそもおふたりが知り合ったきっかけは?
浜本:2007年に僕が『Leave Some Space』(1stアルバム)を出させてもらったとき、協力してくれてた事務所の方が(神谷)洵平を紹介してくれたんだよね。たぶんその前にも演奏を観てたんだけど、改めて紹介されて"あぁ、あのときの!"みたいな感じで。それ以降、よく一緒に演奏してましたね。
神谷:いやもう散々したよね(笑)。
-(笑)散々一緒に演奏してたなって時期はいつごろなんですか?
神谷:2008年ぐらいですかね? ふたりでライヴをすることが多かったです。とにかく何も考えずにライヴをたくさん入れては練習でスタジオに入ってました。まぁ当時、僕も大学を卒業したばかりでどうしようもなくて。
浜本:お互いどうしようもなかったよね(笑)。
神谷:スタジオにリハーサルで入っても今日はどうにもやる気が起こらないとか(笑)。なんかTHE STOOGESのカバーとかやってたな。
浜本:でも、一緒にベースをやる人がいなくて。僕はギターをいっぱい弾きたいタイプだったので、ふたりだけでやってみようって。修行みたいでしたね。
-修行という名の初期衝動の塊みたいな?
神谷:間違いなく勢いはありましたね。勢いだけは。
浜本:あったね。
神谷:ガツガツやるから、すべての曲が終わるまでにテンポが10ぐらい上がるとか(笑)。
浜本:僕、テンポが走るから(笑)。
神谷:当時、浜本君は僕よりも深く音楽を聴いてたし、僕はそんなにパワフルに叩いていなかったので、すごく鍛えられましたね。
-具体的に、どんなところに惹かれたんですか?
神谷:僕は初めて会ったときに"異色な人に出会ったな"と思いました。当時、睨まれてるような気がして怖かったんですけど、どうやらまったく信用されてなかったみたいなんです。僕って信用されないとどんどん近づこうとする習性があって。変な言い方ですけど(笑)、僕がサポートしてるアーティストって、絶対に距離を置こうとする人が多いのかもしれないですね。音楽性の部分もあったんですけど、僕はわりと浜本君の人間性にすごく興味を惹かれて一緒にいた感じがしますね。
浜本:いいこと言うね(笑)。
神谷:だいたい話の方がメインだったから。
浜本:そうだね。音楽の話もしたし、いろいろ馬鹿馬鹿しい話をしたりとかね。
神谷:僕自身、そのころはまだ演奏ができあがってなかったんですけど、浜本君に出会ってから変わってきたこともあります。最初出会ったころはそこまでお互いの演奏に惹かれ合っていたのかは、ちょっとわからないんですけどね。
浜本:でも、面白いことができてる感じはあったよ?
-具体的にリリースがあるとか、誰かのサポートをやるためじゃなく、ただふたりでスタジオに入ってたんですよね。
浜本:そうですね。僕自身、曲をどんどん試したかったし、具体的なゴールとか何も設定せずにやってたんです。こういうリズムや、こういう構成の曲をやってみるとどういう感じになるんだろう? 洵平とやったらどういうふうになるかな? っていうのを知りたくて。だから一緒にやってて楽しかったし、いろんな可能性が試せましたね。曲の書き方が固まってなくて、その取っ掛かりや自分の方法論を作るのにすごく重要な時間でしたね。
-他の人とだったら目的が見えないことをやらなかったんじゃないですか?
浜本:彼はもともとものすごいドラマーで、それだけじゃなく演奏家としてすごくなる人だろうなってなんとなく思ってたから、僕のためにというか、できるだけ一緒にやりたかったんです。僕は自分より上手い人とやらないとダメで。ほんとに演奏を鍛えられることを無理矢理にでもやらないと結構サボっちゃうので、そういう意味で彼と演奏するということは必要だったんです。彼はどんどん音楽の現場に出ていっていろんな人と一緒にやるようになって、ものすごい短時間でありとあらゆる経験を吸収して、気がついたらものすごい演奏家になってるし、プロデュース能力とかついてて。なので、改めて一緒にやれるというのはいいなと思ってました。
LIVE INFO
- 2025.07.18
-
斉藤和義
YOASOBI
フレンズ
[Alexandros]
SVEN(fox capture plan)
板歯目
東京スカパラダイスオーケストラ
ExWHYZ
GLIM SPANKY
the paddles
キュウソネコカミ
NEK! × komsume
KiSS KiSS
Organic Call
SIRUP
ぜんぶ君のせいだ。
SAKANAMON
ヤングスキニー
ACIDMAN
Laughing Hick
TENDOUJI
cinema staff × eastern youth
- 2025.07.19
-
豆柴の大群
浅井健一
フレンズ
"NUMBER SHOT2025"
コレサワ
YOASOBI
PIGGS
鶴
東京スカパラダイスオーケストラ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Novelbright
"JOIN ALIVE 2025"
shallm
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
キノコホテル
UNCHAIN
竹内アンナ
め組
"焼來肉ロックフェス2025"
SPECIAL OTHERS
ExWHYZ
LOCAL CONNECT
寺口宣明(Ivy to Fraudulent Game)
ぜんぶ君のせいだ。
いきものがかり
新しい学校のリーダーズ
"DAIENKAI 2025"
チリヌルヲワカ
片平里菜
PENGUIN RESEARCH
荒谷翔大
Nothing's Carved In Stone
マオ(シド)
- 2025.07.20
-
神はサイコロを振らない
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
[Alexandros]
ビッケブランカ
"KESEN ROCK FESTIVAL'25"
ASP
"JOIN ALIVE 2025"
松永天馬(アーバンギャルド)
さめざめ
キノコホテル
HY
Eve
"OSAKA GIGANTIC MUSIC FESTIVAL 2025"
崎山蒼志 / NakamuraEmi / ズーカラデル / TENDRE ほか
GRAPEVINE
"焼來肉ロックフェス2025"
清 竜人25
PK shampoo
"DAIENKAI 2025"
LOCAL CONNECT
ROF-MAO
いきものがかり
GARNiDELiA
ブランデー戦記
- 2025.07.21
-
"NUMBER SHOT2025"
斉藤和義
PK shampoo
LOCAL CONNECT
東京スカパラダイスオーケストラ
ASP
鶴
TENDOUJI
jizue
め組
HY
PIGGS
終活クラブ
小山田壮平 / 奇妙礼太郎 / 安部勇磨(Band set) ほか
ぜんぶ君のせいだ。
アーバンギャルド
僕には通じない
LACCO TOWER
GOOD ON THE REEL
いゔどっと
ビレッジマンズストア
GRAPEVINE
Homecomings
SpecialThanks / レイラ / GOOD4NOTHING / THE FOREVER YOUNG ほか
アカシック
PENGUIN RESEARCH
- 2025.07.22
-
Hump Back
終活クラブ
the telephones
- 2025.07.23
-
東京スカパラダイスオーケストラ
板歯目
フラワーカンパニーズ×アイボリーズ
9mm Parabellum Bullet
女王蜂
- 2025.07.24
-
水平線
板歯目
bokula.
ビレッジマンズストア
竹内アンナ
the paddles
- 2025.07.25
-
四星球
マカロニえんぴつ
セックスマシーン!!
東京スカパラダイスオーケストラ
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
キュウソネコカミ
FIVE NEW OLD
有村竜太朗
Ivy to Fraudulent Game
のうじょうりえ
輪廻
RAY
らそんぶる
UNCHAIN
ゴキゲン帝国
miida
bokula.
感覚ピエロ
- 2025.07.26
-
あれくん
[Alexandros]
Eve
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
GANG PARADE
須田景凪
コレサワ
LOCAL CONNECT
アーバンギャルド
reGretGirl
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
Creepy Nuts
FIVE NEW OLD
PENGUIN RESEARCH
マオ(シド)
さめざめ
Academic BANANA
"MURO FESTIVAL 2025"
WtB
有村竜太朗
Czecho No Republic
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.27
-
Eve
東京スカパラダイスオーケストラ
MAPA
神はサイコロを振らない
"OGA NAMAHAGE ROCK FESTIVAL vol.14"
LOCAL CONNECT
"FUJI ROCK FESTIVAL'25"
ASP
コレサワ
DURDN
"MURO FESTIVAL 2025"
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.07.28
-
THE YELLOW MONKEY
パピプペポは難しい
のうじょうりえ
Hump Back
- 2025.07.29
-
大森靖子×銀杏BOYZ
斉藤和義
- 2025.07.31
-
TENDOUJI
フラワーカンパニーズ
GIFTMEN
なきごと
The Gentle Flower.
のうじょうりえ
ZAZEN BOYS
板歯目
- 2025.08.01
-
bokula.
GIFTMEN
ビレッジマンズストア
キュウソネコカミ / 礼賛 / 西川貴教 / FANTASTICS
GOOD BYE APRIL × エルスウェア紀行
cinema staff
the shes gone
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Newspeak
Amber's
パピプペポは難しい / IQ99
- 2025.08.02
-
Saucy Dog
マオ(シド)
四星球 / フラワーカンパニーズ / Hump Back / 眉村ちあき ほか
なきごと
FIVE NEW OLD
BLUE ENCOUNT
TENDOUJI
カミナリグモ
"Live House Pangea presents「新世界FESTIVAL2025」"
あれくん
藤沢アユミ
reGretGirl
Nothing's Carved In Stone
ぜんぶ君のせいだ。
岸田 繁(くるり) / 向井秀徳アコースティック&エレクトリック / 折坂悠太
古墳シスターズ
PENGUIN RESEARCH
忘れらんねえよ
シナリオアート
SCOOBIE DO
eastern youth
"NEW HORIZON FEST"
ExWHYZ
BRADIO
映秀。
RELEASE INFO
- 2025.07.18
- 2025.07.19
- 2025.07.20
- 2025.07.23
- 2025.07.25
- 2025.07.29
- 2025.07.30
- 2025.07.31
- 2025.08.01
- 2025.08.06
- 2025.08.08
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号