Japanese
THE リマインズ
2016年02月号掲載
Member:竹内 崇仁(Vo/Gt)
Interviewer:吉羽 さおり
-これでいいのかなと、どうしたって考えることはありますね。
そうですね。自分の将来についてはあまり心配してないですけど、親やお世話になった人のことを考えると、音楽で一旗揚げるか、そうじゃなかったら俺はどうなるんだっていう。そういうのもあって、年を重ねるにつれいろいろと思うところはあるのかなと。
-周りのことが見えてきますからね、年齢を重ねると。
中学時代は悲観的ではなかったと思うんです。いい意味で、何も考えてなかったというか、考えられてなかった。さっきから暗い話ばっかりになってきちゃいましたが、今の僕は、根がこういう感じなんですよね(笑)。意識して明るい曲を書こうとは思ってないんですけど、ポジティヴだねって言われるのが不思議なんですよね。サウンド的にも明るいし。
-そうですね。
歌詞も、ネガティヴな部分はあるけれど、最終的にはプラスに持っていったり、でも"前向いてやっていこうや"っていうオチになってる曲がほとんどで。そうじゃないと自分が崩壊するんだと思うんですよね。"僕はダメだ僕はダメだ僕はダメ"で終われないですよね。なので、無意識なんです――話せば話すほど自分の暗さに気づいて、今ヘコんでますけど(笑)。
-自分自身を映した曲でありながら、それが独りよがりにならないのは、バンドというのも大きいのでは。
たしかにそうです。メンバーに感謝してますね。感謝される筋合いはないと思いますけど(笑)。ちゃんとその感覚を3人が共有していて、ライヴでも作品でもできるのが僕らの強みというか。それがバンドだと思うし。3人それぞれの味がしっかりと出ていて、でき上がるバンドっていうのが魅力があって。誰かの色に染まって、ただそれに手を添えているだけのバンドは、僕はあまりやりたくはないですね。
-ちなみに、男女のヴォーカルにしたのもそれは大きいんですか。
それは順序が逆なんです。尾藤は、僕が20歳のときのバイト先の同僚だったんです。当時は僕も彼女も別でバンドをやっていて、お互いにバンドをやってる知り合いという感じで。でも職場が一緒なので、他のバイト仲間とよく飲んだり、遊びでスタジオに入ったりしていて。音楽的にも自分の感覚に近いものがあって。僕がTHE リマインズをやる、誰とバンドをやるんだ?となったときに、最初に思いついたのが尾藤で。僕が本気でバンドをやりたいんだって話をしたんです。彼女は、そもそもギター・ヴォーカルだったんです。でも、3ピースがよかったし、ギター・ヴォーカルふたりはいらないしなと思っていて。最終的にはお前ギターだから無理だなってなったんですけど、次の日に尾藤が"わたし、Fenderのベース買ったから"って(笑)。まだお前とバンドやるって言ってなくね?って思って――誘っておいて勝手な話ですけど(笑)。それで、尾藤と一緒にやることになってそのあとドラムを見つけて、というのが始まりだったんです。だから、ツイン・ヴォーカルを狙って誘ったわけじゃなかったんですよね。
-音楽のルーツは近かったんですか。
尾藤と出会ったころには、RADWIMPSやELLEGARDEN、ASIAN KUNG-FU GENERATIONとか、メロや歌がしっかりしてるロックが流行っていて、そのあたりは当時から共通して好きでした。それとGOING STEADYや銀杏BOYZ、ガガガSP、サンボマスターとか、そのあたりの熱い感じとか、そういう血が僕も彼女も入っていて。
-ああ、そっちの方がこのバンドでは色濃いかもしれない。
そうですね。あとはTHE BEATLESから始まって、OASISやWEEZERだったり、ポップでキャッチーなバンドが好きで。そこからエモが入ってくる時代だと思うんです、世代的には。
-パンキッシュだけど、カラッとしてないのはそういうルーツもあるからですかね(笑)。
あと個人的に言うと、尾崎豊めっちゃ好きでした。中学時代ですけどね。最初は「I LOVE YOU」(1983年リリースの1stアルバム『十七歳の地図』収録)を歌う優しい人というイメージでしたけど、実際は全然違って。僕は中学時代、生徒会長とかやっていたんですけど、駅前で「卒業」(1985年リリースの4thシングル表題曲)とか歌ってたんです。
-その選曲、ダメでしょ(笑)。
そのへんからわけわかんなくなってたんだと思いますね(笑)。
-優等生ではあるけれど、そうじゃない自分もどこかでガス抜きしないといけなかったんですかね。
どっちが本当の自分だかわからなかったんですよね、僕。でも尾崎側だったと思うんです。ギターを始めたときも、おやじの影響で浜田省吾やかぐや姫とか、フォーク・ソングからギターにはまって。そうなると自分でやりたくなっちゃって。コード3つか4つ覚えれば、曲を歌えるのかってなって。よりロックの方に寄ったのが、尾崎豊からだったんですかね。
-自我を解放していくということでは、わかりやすいです(笑)。それが、今の曲作りや表現にも出ているんですね。では、今回の作品タイトル"ナイショにしとくよ"なんですが、これはどういった意味合いでつけたんですか。
「ドラマチック」の歌詞の一部なんですけど。これは実際の話で、以前ライヴをしていたときに、最前列で見ている女の子が下を向いていたんです。ああ、楽しくないのかな――とは、ライヴ中には考えないですけど。でも、下を向きながらも笑っていて、楽しそうにしているのがちらっと見えたんです。"この子はもしかしたら、イエーイって手を挙げたりはできない子なのかな、でも1番前に来ている以上、楽しんでくれてるんだろうし、笑っているのは内緒にしとくよ"っていうところからきたんです(笑)。僕自身、仮に人に知られたくないとか見せたくない部分があるなら、言う必要がないと思ってしまうというか。逆に、ほじくりたくもないんですよね。ある一定の距離で、一線を引いてというか。人それぞれコンプレックスがあるし、言いたくない過去もあるだろうし、それは仮に自分の彼女でも聞かなくていいと思っちゃうんですよね。共感されないこともありますけどね(笑)。で、そのライヴの一件や、僕らもバンド的に内部の事情もあって、まあいろいろあるけれどもお互い内緒にしておこうぜ、仮にわかっても内緒にしておくよって。あとは、この言葉の響きが気になるなと思って。"内緒にって、何を!?"っていう。それでタイトルにしてみました。
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