Japanese
ファジーロジック
2016年02月号掲載
Member:西田 圭稀(Vo/Gt) 荒木 健太(Gt) 服部 帆花(Ba) 宮園 拓弥(Dr)
Interviewer:山口 智男
-そして、最後に荒木さんが加わった。
荒木:去年の2月に入りました。その直前まで別のバンドのサポートをやってたんですよ。僕が別のバンドをやってるとき、よく出ていたライヴハウスにファジーロジックが先輩バンドとして出ていて、"早く対バンできるようになりなよ"って言われてたぐらいのバンドだったんです。だから西田さんとはちょくちょく会ってたんですけど、ある日突然、"ファジーのサポートしてくれる?って言ったらしてくれるか?"ってメールが来たから、"かまわないですけど、今までの人とキャラ全然ちゃいますよ"って。
西田:歴代のギタリストって華奢な感じの人が多くて。当時のギタリストが仕事の都合で辞めるってなったとき、身近でギタリストって誰だろうって考えたら、彼を思い出したんですよ。
荒木:それで、"もしもの話やで"って話をしてたら、"実はさ"ってサポートの話をされて、"マジですか!?"って(笑)。それで、とりあえずって感じで、スタジオに入ってみたら、"2月の終わりにライヴあるんやけど"って言われて(笑)。え!?って思ったんですけど、やってみるのもありやなっていう挑戦の気持ちでやってみたんですよ。
西田:あ、そんなんマジメに考えてたん(笑)? 1ヶ月後にワンマンを控えてたんですよ。だから、いきなり1ヶ月で20曲覚えてって無茶振りをしたんですけど、昔からの付き合いだったんで、そんなにマジメに考えてるとは思ってなかった(笑)。
荒木:いやいやいや。行けるかなって思いながら、やるとは言ったものの、20曲ってすごいことやなって(笑)。
-荒木さん以前のギタリストは華奢な感じだったとおっしゃったじゃないですか。でも、今回『ROMANCE』を聴かせてもらったら、荒木さんのギターの個性が強くて。ギター面を強化したいという狙いで荒木さんに声をかけたところもあるんですか?
西田:今までのギタリストは"シュッ"とした感じだったせいか、"なよ"っとした感じのバンドってちょくちょく言われてたんですよ。それで、荒木に声をかけたときも、"自分は合わないかもしれない"って言われたんですけど、やってみないとわからないし、宮園という前例があるんで(笑)。好きな音楽が全然違うじゃないですか――宮園はメタルやハード・ロックも超好きなんですけど、それでもやっていけてる。むしろプラスになるってことがわかってたんで、荒木は見た目通り図太いサウンドを出しそうだったから、合わないんだったらバンドが合わせるように変化していってもいいかなって。一度僕ひとりになった時点で、ファジーロジックは何にでもなるだろうって思ったんですよ。もちろん、以前のメンバーと作り上げてきたところもあるんですけど、僕がひとり残って、それを受け継ぎながらも今やっているメンバーといいと思えるものができればいい。だからテイストは違うとは思ったんですけど、これから僕が目指しているもの、バンド像に関しては十分な武器になるって思いましたけどね。
-荒木さんはどんな音楽を聴いてきたんですか?
荒木:高校2年のときにギターを始めたんですけど、周りの友達がコピーしてたのはBUMP OF CHICKENとRADWIMPS。そしてちょうどELLEGARDENが活動休止するってときで、"ラッドかエルレだったらエルレだろう"って感じで大好きになってひたすら聴いてました。生形真一さん(ELLEGARDENのギタリスト。現在Nothing's Carved In Stoneのメンバーとして活動中)が大好きで、その影響をずっと受けてきました。だからジャンルとしてはメロディック・パンクとかエモとかの方が好きっていうのはあります。
西田:だからホント、バラバラなんですよ。宮園はメタルやパンクで、服部はわりと"ネイチャー系"が好きで。"ネイチャー系"って僕が勝手に言ってるんですけど、エコな感じ? アコギとか?
服部:ああ、アコギは好きですね。ハンバート ハンバートとかRiddim Saunterとか。
西田:ツアー車の中では運転する人が曲を流すんですけど、ジャンルはいつもバラバラ。
-じゃあ、昨年の12月にリリースした『ROMANCE』がこのメンバーになってから初めての作品になるわけですね。"ここから新しいスタート"という気持ちもありますか?
西田:僕だけじゃなくて全員が、ずっと活動してきた中で結局はポップに行き着いたんじゃないかって思うところがありまして。それぞれのルーツがハード・ロックとかメロコアとかメタルとかプログレとかアコースティック系とかにあるんですけど、例えばそのルーツをどうやったらうまくポップに消化できるかってところを最近考えてて、その中で僕らなりの、ただのポップじゃない、僕らがやるからこそできるポップみたいなものを......。それこそキャッチーなサウンドの中にちょっとしたハード・ロックっぽさがあるギミックとか、メロコアっぽいサウンドとかリズムとかプログレなトリックとかを詰め込みながらも――僕はポップを聴きながら育ったし、日本でやっている以上は最終的に"ポップだね"って言われたい。ただ、"ポップだね"って言われる中で、自分たちのルーツをうまく取り入れていって、それが良さとして出ればいいかな。だから、これからはどんどんポップになっていこうと思ってます。『ROMANCE』のTrack.2「夜を超えるミリオンスター」は完全にポップさ全開です。でも、やっぱり僕らがポップをやろうと思っても普通のポップにならないんですよ。曲を作るとき、"ここのセッションは何々っぽく"って言うとき、ポップだからって"Mr.Childrenっぽく"とはならない。例えばですけど、"そこのリズムはKING CRIMSONっぽく"とか(笑)。そういうのを引っ張ってきて、僕らが思うポップスを作るので、僕らがポップだと思っても世間的にはポップじゃないかもしれない。でも、僕らにとっては最大限のポップになっている。そういうことをしながら、いかに世のポップに近づいていくかってことが1番できたのが「夜を超えるミリオンスター」なんです。
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