Japanese
ファジーロジック
2016年02月号掲載
Member:西田 圭稀(Vo/Gt) 荒木 健太(Gt) 服部 帆花(Ba) 宮園 拓弥(Dr)
Interviewer:山口 智男
神戸を拠点にその人気を全国区に拡大しつつある4人組ロック・バンド、ファジーロジック。ポップをテーマに作り上げた4作目のミニ・アルバム『ROMANCE』を昨年12月にリリースした彼らがSkream!に初登場。これまでのキャリアとメンバーのバックグラウンドを振り返りつつ、単にポップ・ロックのひと言では表現しきれないユニークなファジーロジック・サウンドの魅力を紐解いてみた。2月4日(木)名古屋公演を皮切りに『ROMANCE』のリリース・ツアー"浪漫逃避行、ロマン旅行!"もスタート!!
-ファジーロジックは西田さんが中心になって、2007年に結成されたそうですね?
西田:高校のころに同級生と文化祭に出ようってことで組んだんですけど、文化祭よりも前にライヴハウスに出始めたら、そのままそれが活動になってしまったんです(笑)。そこからメンバー・チェンジをしつつ続けてきたんですけど、気づいたら結成メンバーは僕だけになっていたっていう(笑)。最初は"オリジナルを作ろう"という体で組んだんですけど、もうひとりのメンバーがフジファブリックが好きで、"フジファブリックのコピーをやろう"って言うからやってました。でも、ライヴハウスでやるようになると、やっぱりコピーではやっていけないってことになって、そこで曲を作り始めたんですよ。だから最初の目標だった文化祭のタイミングではもうライヴハウスがメインのバンドになってましたね。
-西田さんが楽器をやろうと思ったきっかけは?
西田:小さいころから親の影響でGLAYを聴いてたんですけど、中学生のとき、BUMP OF CHICKENが流行り出して、そのタイミングでいろいろな音楽を聴くようになりました。あとは何聴いてたかな? AC/DCとかDEEP PURPLEとかNIRVANAばかり聴いてた時期もありましたね。わりとそういう音楽が好きだったんですよ。地元にめっちゃ安いレンタルCD屋さんがあって、1枚50円ぐらいで借りられたので、そこで大量にジャケ借りしてました。
-ライヴハウスに出るようになったときは、どんな音楽をやりたいと考えていたんですか?
西田:神戸ってアンダーグラウンド・シーンが強かったんですよ。僕らが仲良かった黒猫チェルシーとか、女王蜂とか踊ってばかりの国とか、そのへんに混じってたんで、アングラっぽい曲ばかりやってましたね。今でこそテンポ速めの曲が多いけど、そのころはBPMが80ぐらいの、暗い、マイナー・コードしか使わないような曲ばかりやってました(笑)。ただ、ゆらゆら帝国もめちゃめちゃ好きなんですけど、根本にはGLAYを聴きながら育ったっていうところがあったし、もうひとりのメンバーもフジファブリックが好きだったんで、ポップな要素はあったんでしょうね。曲を書いていくうちにだんだん、"ポップさって大事なんだな"って思うようになりました。ライヴハウスの人からも言われたんですよ。"お前らからは金の匂いはせん"って(笑)。まぁそれはそれとして、"やりたいことをやってるだけだろ"みたいなことを言われて、なんやそれって思いながらも徐々にポップな方向に進んできました。どこかで気づいたんでしょうね。僕らは根っからのアングラじゃないって(笑)。
-そのあと、メンバー・チェンジを繰り返して、現在のラインナップになった、と?
服部:私は入ってから4年になります。大学の軽音楽部でバンドをやってたんですけど、先輩のバンドがファジーロジックと仲良くて、よく対バンしていたので、前から知ってたんですよ。あるとき、サークルの中でファジーロジックのコピーをやろうってことでやってたら、そのバンドのライヴを西田が観に来てくれたんです。そのときちょうどファジーロジックはベースが抜けたばかりで、"入ってみいひん?"って(笑)。そのライヴハウスの下がスタジオなんですけど、その日のうちにスタジオに入ったのがきっかけでした。
-服部さんはもともと、どんな音楽が好きだったんですか?
服部:中学のとき、初めてライヴを観に行ったフェスでBUMP OF CHICKENを観て、めっちゃかっこいいって思って、そこから音楽を聴くようになりました。
-次に加わったのが......。
宮園:僕です。僕は専門学校に行きながらアニメの"けいおん!"のコピー・バンドをやってたんですよ。そしたらある日、Twitterで"ドラマ―募集"っていうのが流れてきて。たまたまフォローしてたんですよ、ファジーロジックのアカウントを。それで、たまたま流れてきたメンバー募集に、たまたまメールを送って、スタジオに入ってって感じでした。
服部:ファジーロジックの音楽、全然知らないのに入ってきたんです(笑)。
西田:服部が入ったときはまだ、僕の同級生だったフジファブリック好きのメンバーがいて、その4人で真剣に音楽をやってて。2012年あたりに、そのフジファブリック好きのギターと当時のドラマーにドクターストップがかかって、ふたり同時に辞めちゃったんですよ。それで服部と僕のふたりが残って、もうやめようかと思ったんですけど、続けようってことになって。それで、ドラムを入れてとりあえず3人いれば形になるという感じで、ドラマーを募集したんですよ。そしたらいろいろな人が来てくれて、一緒にスタジオに入ったんですけど、誰もしっくりこなかったんですよね。最後の人とスタジオに入ったあと、"しっくりこなかったね"って話をしている最中に......。
服部:ぴょんってメールが来て(笑)。
西田:そのころまだ宮園は高校生で、"高校生なんですけど、いいですか?"って。僕らからすると5つ下なんで、高校生かぁって思いながらスタジオ入ってみたら1番良かった。
服部:やりながらニヤニヤしてましたからね(笑)。
西田:それで、その場で"やりましょう"って。ちゃんとしたバンドはファジーロジックが初めてだったみたいですけど。面白かったのは、最近の高校生ってどんな感じなんだろうと思って、"やっぱりサカナクションが好きなんですか?"って聞いたら、サカナクションを知らなかった(笑)。"じゃあ1番好きなの何?"って聞いたら、すかんちとTHE ALFEEと布袋寅泰さんって言うから、なんやコイツって思って。もう掴みはOKでしたね。ほんまに高校生なのかなって思いましたけど(笑)。
LIVE INFO
- 2025.12.12
-
Hump Back
VII DAYS REASON
Chimothy→
崎山蒼志
LiSA
Another Diary
凛として時雨
TOMOO
Nikoん
BIGMAMA
PENGUIN RESEARCH
moon drop
ねぐせ。
私立恵比寿中学
くるり
PEDRO
サカナクション / Creepy Nuts / 羊文学 / ちゃんみな ほか
flumpool
the shes gone
VOI SQUARE CAT
SAKANAMON / Broken my toybox / SPRINGMAN / KEPURA
BRADIO
ザ・クロマニヨンズ
僕には通じない
LONGMAN
- 2025.12.13
-
MONOEYES
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
ぜんぶ君のせいだ。
VII DAYS REASON
Vaundy / THE ORAL CIGARETTES / sumika / マカロニえんぴつ ほか
UVERworld
eill
フラワーカンパニーズ
LITE
DURAN
SHERBETS
清 竜人
ポルカドットスティングレイ
moon drop
Nikoん
石崎ひゅーい
吉井和哉
9mm Parabellum Bullet
Cody・Lee(李)
flumpool
東京スカパラダイスオーケストラ × HEY-SMITH
[Alexandros]
Appare!
秋山黄色
藤沢アユミ
キタニタツヤ
THE SPELLBOUND
- 2025.12.14
-
downy / toe / unripe / aieum
(sic)boy
VII DAYS REASON
LiSA
ねぐせ。
10-FEET / クリープハイプ / go!go!vanillas / Saucy Dog ほか
UVERworld
ぜんぶ君のせいだ。
Devil ANTHEM.
フラワーカンパニーズ
TOMOO
NEE
"DUKE×GREENS presents わちゃごなどぅ -whatcha gonna do-"
OAU
PEDRO
Nikoん
石崎ひゅーい
kobore / Suspended 4th / ザ・シスターズハイ / ザ・シスターズハイ ほか
鶴
SHERBETS
RADWIMPS
9mm Parabellum Bullet
PENGUIN RESEARCH
MOSHIMO
スカート
PHALUX
Bimi
ASP
22/7
古墳シスターズ
クジラ夜の街
[Alexandros]
キタニタツヤ
- 2025.12.15
-
MONOEYES
Kroi
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
anewhite
山田将司(THE BACK HORN)/ 大木伸夫(ACIDMAN)/ 内澤崇仁(androp)/ 村松 拓(Nothing's Carved In Stone) ほか
TOOBOE
Mrs. GREEN APPLE
Hump Back
- 2025.12.16
-
くるり
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
優里
YOURNESS
GANG PARADE
ザ・クロマニヨンズ
GODSPEED YOU! BLACK EMPEROR
Mrs. GREEN APPLE
- 2025.12.18
-
桃色ドロシー
あいみょん
くるり
Nikoん
東京初期衝動
The Ravens
リーガルリリー
ザ・クロマニヨンズ
点染テンセイ少女。
渡會将士
高岩 遼
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
Homecomings
PompadollS
- 2025.12.19
-
(sic)boy
Helsinki Lambda Club
桃色ドロシー
ガラスの靴は落とさない
Nikoん
flumpool
吉井和哉
東京初期衝動
LiSA
BIGMAMA / THE BOYS&GIRLS / KALMA / オレンジスパイニクラブ / ハク。
SHERBETS
VII DAYS REASON
キノコホテル
羊文学
僕には通じない
Mrs. GREEN APPLE
BLUE ENCOUNT
- 2025.12.20
-
NANIMONO
PENGUIN RESEARCH
LACCO TOWER
RADWIMPS
ポルカドットスティングレイ
ぜんぶ君のせいだ。
The Cheserasera
flumpool
ハシリコミーズ
ZOCX
クジラ夜の街
ExWHYZ
浪漫革命
mudy on the 昨晩
"MERRY ROCK PARADE 2025"
ザ・クロマニヨンズ
Awesome City Club
LUCY
アイナ・ジ・エンド
め組
ACIDMAN
UVERworld
パピプペポは難しい
eastern youth
Mrs. GREEN APPLE
優里
- 2025.12.21
-
NANIMONO
The Biscats
桃色ドロシー
クジラ夜の街
RADWIMPS
LACCO TOWER
NEE
東京スカパラダイスオーケストラ
GLIM SPANKY
フラワーカンパニーズ
MOSHIMO
DURAN
(sic)boy
"MERRY ROCK PARADE 2025"
VII DAYS REASON
ザ・クロマニヨンズ
LiSA
Appare!
Newspeak
齋藤知輝(Academic BANANA)
Keishi Tanaka
鶴
清 竜人25
MONOEYES
暴動クラブ
UVERworld
OKAMOTO'S
優里
- 2025.12.22
-
DOES
東京スカパラダイスオーケストラ
フラワーカンパニーズ
Kroi
FINLANDS
アーバンギャルド × 氣志團
あいみょん
RELEASE INFO
- 2025.12.12
- 2025.12.17
- 2025.12.19
- 2025.12.20
- 2025.12.21
- 2025.12.22
- 2025.12.24
- 2025.12.26
- 2025.12.29
- 2026.01.01
- 2026.01.04
- 2026.01.06
- 2026.01.07
- 2026.01.09
- 2026.01.11
- 2026.01.14
FREE MAGAZINE

-
Cover Artists
ZOCX
Skream! 2025年12月号









