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INTERVIEW

Overseas

THE VAMPS

2015年12月号掲載

THE VAMPS

Member:Tristan Evans(Dr)

Interviewer:山口 智男

-サウンド・チェック中に新しいアイディアを試したりはしましたか。

うん、たまにね。ジャムはいつもやっているから。オフの日も僕の自宅にスタジオがあるから、メンバーがやってきて、新しいアイディアを録音することがあるんだ。自分たちの曲だけじゃなくて、他のアーティストに提供するやつとかもね。

-あぁ、今は自分のレーベルを持っていますもんね。

そう。

-じゃあ、基本的には自分の曲や他人に提供する曲を、ツアー中もオフ中も常に書いているような感じなんですね。今はみなさん近くに住んでいるんですか?

そう、いつも一緒に曲作りをしているんだ。家はみんな別々だけどね。

-新作はシンセ・サウンドやヒップホップのビートを大胆に取り入れたかなりの意欲作ですが、『Wake Up』を作るにあたっては、どんな作品にしたいと考えたんでしょうか?

うーん、特に"今度は違うものを作ろう"なんて話し合うことはなかったな。自然な流れでこうなったんだ。最初のアルバムを出したころから僕たち自身も変化しているからね。今回はSteve MacとMax Martinという2人のプロデューサーと組んだんだ。MaxはLA、Steveはロンドンでね。それもあっていろんなサウンドができたんだと思う。自分たちとしても興味深かったから、そっちを追求することにした。

-世界中を回ってきたことも新しいスタイルに寄与していると思いますか。

もちろん! あとはTaylor Swiftの『1989』(2014年リリースの5thアルバム)の影響も大きかったね。みんな大好きでよく聴いているんだ。彼女があのアルバムでやったことやプロダクションにとても興味を持った。

-前作よりもダンサブルな作品になっていますが、ファンをダンスさせることもテーマのひとつだったんでしょうか?

ダンサブルだと思った? 嬉しいな。ファンが楽しみながら聴いてくれるのが1番だからね。たしかにダンスさせたいなとは思ったよ。ダンサブルな曲もいくつかあるし、バラードもある。

-たしかにYouTube上のサンプラーを聴いただけでもバラエティに富んでいますね。それでいてバンドとしての一貫性もありますが。いろんなダンスができそうですね。

そうだね。レッテルを貼るのは好きじゃないけど、前よりはたしかにダンス色が強くて、バラエティに富んだものになっている気がする。

-Track.3「Volcano」ではラッパーをゲストに迎え、コラボレーションしていますね。ゲストの正体はまだ明かされていませんが、有名なアーティストらしいですね? どんなきっかけや経緯でコラボレーションが実現したんでしょうか?

あれ、僕なんだ(笑)。......嘘(笑)。......日本でどのくらい人気があるのかわからないけど、「Watch Me(Whip/Nae Nae)」って曲知ってる? "Watch me whip, watch me nae nae♪"ってダンス・ソングなんだ。それを歌っているSILENTÓというアーティストなんだ。こっちじゃ結構人気がある、ダンス・ソングを歌う人なんだ。彼がラップしている。彼のことが気になっていたということもあって、今回何かやってもらえないかとトラックを送ったんだ。彼のラップを聴くのは初めてだったからとても興味深かったし、とてもクールだなと思ったから、それを入れることにしたんだ。

-彼とは実際に会いましたか。

まだなんだ。

-"まだ"。ということはいつか生身でコラボがあるかも知れませんね?

ぜひやりたいね。

-新作はきっとファンを驚かせると思いますが、常に新しいことやファンが想像もしていなかったことに挑戦して、ファンを驚かせたいという気持ちが音楽を作るモチベーションのひとつになっているところもあるんでしょうか?

もちろん! すべてはファンのためだし、ファンがエンジョイしてくれるというのは僕たちにとってとても大きな意味があるからね。前のアルバムもファンが喜んでくれるものをという気持ちで作ったけど、今度はまた違った形で楽しんでもらいたいんだ。

-ファンの中には前のアルバムの延長線上にあるものを期待している人もいるかもしれませんが、それよりも驚かせたいという感じでしょうか。

まぁ、メロディの路線は変わっていないからね。プロダクションが違うだけで。だからそういうファンたちにも気に入ってもらえるといいな。様子を見るよ(笑)。