Japanese
Sandy Beach Surf Coaster
2015年10月号掲載
Member:MAYU(Vo/Gt)青木雅文(Gt/Cho)三友行人(Ba/Cho)榎本健志(Dr)
Interviewer:沖 さやこ
2012年のライヴ活動休止以降、愛知県岡崎市を拠点にマイペースに活動を続ける紅一点メロディック・パンク・バンド、Sandy Beach Surf Coaster。今年7月にMORNING GLORYとMinmin(ex.CHOCOLATE CHIP COOKIES)とともにスプリット・アルバム『Baby Rock Diamond -GIRL'S-』をリリースした彼女たちが、バンドのオリジナル作品としては約5年ぶりとなる6曲入りアルバムを古巣"Baby Rock Diamond"からリリースする。音楽を楽しむことを最優先させたSandyの"LIFE MUSIC"をそのまま音楽にしたような楽曲群からも、メンバーの生活の充実がうかがえる。全員がメール・インタビューに答えてくれた。
-2007年に結成したSandy Beach Surf Coasterは2012年1月にメンバーさんの結婚とライヴ活動の休止を発表しました。その理由は"新生活を安定させることが必要だ"とのことでしたが、この休止期間はバンドにとって、そしてメンバーさんにとってどんな効果や影響がありましたか?
MAYU:個人的には育児に奮闘していました。早くまた活動したいっていう気持ちはずっとあったのですが、休止して気持ちが楽になれた部分もあって。視野が広がったというか、音楽やバンドに対しても違う見方ができるようになったり、この期間があってよかったと思います。
青木:僕は休止後の数年間はものすごく環境も生活も変わりました。結婚をし、子どもが生まれ、日々の生活は大きく変わりました。自分で言うのもなんですが、この数年間ですごく大人になれた気がします(笑)。三友:僕は休止したあと、たくさんのバンドで演奏する機会をいただいて、結果として音楽活動を続けていました。
榎本:個人的には、休止期間中は別のバンドなどで叩かせてもらう機会が増えました。まったく違ったジャンルだったりいろいろチャレンジができました。
-Sandy Beach Surf Coasterは音楽で生活していけることを目指し結成されたバンドではなく、生活をするための仕事は別でちゃんと成立させたうえで、音楽活動をライフワークする、いわゆる生活のための音楽ではなく、生活の中にある音楽"LIFE MUSIC"を掲げたバンドだそうですが、なぜこの考えに至ったのでしょうか。
MAYU:このスタイルが私たちの中で1番自然だったので......。Sandyではたぶんこのバランスだから、いつもいい空気感でやれてると思います。"LIFE MUSIC"で楽しくやっていきたい!ってみんなが思ってるから成り立っていると思うし、この環境でやれていることに、レーベルや周りの人たちにもすごく感謝しています。
青木:長所としては、変な気負いをせずに純粋に音楽を楽しめるところでしょうか。バンドに関する悩みも、前向きな悩みしかなくなりました。
三友:メンバーで話し合って決めたものではなく、自然にこのスタイルに落ち着いたので、メンバー個々で"LIFE MUSIC"の捉え方は違うと思います。個人的にはSandy Beach Surf Coasterの音源に関して"自分がずっと聴いていられるアルバム"を作ることが目的だったりします。そのため自分の生活や精神を削るような作り方は相応しくないと考えて、この活動スタイルになっていきました。
榎本:いい意味でプレッシャーを感じなくて、自然体且つ自分のイメージしたものがそのままやれてるなって思います。この環境はすごくありがたいです。
-休止前と休止後でバンドや音楽に対する向き合い方や付き合い方は変わりましたか?
MAYU:バンドや音楽に対しての向き合い方は、前とそんなに変わっていないと思います。ただ、みんなスタジオに入ってもすぐに疲れてしまって......時の流れを感じました(笑)。行人くんは椅子を用意っていう(笑)。
青木:僕は休止中に昔よく聴いていたバンドの音源とかを聴いていました。客観的に個々のバンドの持つ良いところや良くないところが改めて感じられたのは大きかったです。その影響もあってか、今回の曲を制作するにあたって自分がSandyのファンだとして、新しい音源を聴いたときに"なんか変わっちゃったな〜"とか"あんまり良くないな"とか、待っていてくれるみんなをがっかりさせないものを作ろうという意志のもと制作に取り組んでいました。
三友:ずっと変わらず音楽は楽しいです。休止期間中は宅録も多かったので感覚的な部分からもう少し突っ込んだ音作りをすることにも興味が出てきました。あと、これまではいろいろなジャンルの要素を入れたい欲求もあって、それが原因でむしろわかりにくいフレーズになってしまいボツにすることもあったのですが、休止中にいろんなジャンルで演奏してきたことでその欲求が発散され、シンプルに勢いを出すことに集中できました。
榎本:休止前と休止後は、個人としては随分変わったかも。僕、メンバー内で1番年下なんですけど、休止前はメンバーだけど"先輩"って感覚の方が強かったと思う。で、今回の休止期間を経て、すごく"メンバー"っていう感覚の方が強くなったかもしれないですね。思ってることがダイレクトに伝えれるようになったところはあります(笑)。
-今年7月にMORNING GLORYとMinmin(ex.CHOCOLATE CHIP COOKIES)とともにスプリット・アルバム『Baby Rock Diamond -GIRL'S-』をリリースなさいましたが、それまでの期間はどんな活動を? ブログを拝見しましたが、時折ライヴはなさっていたようですね。
MAYU:そうですね。地元だけでですが、たまにライヴはしていました。あと、最近はアルバムに向けて曲作りをしていて。そのときちょうどMORNING GLORYとMinminちゃんとのスプリットの話がレーベルからあったので、それじゃそのタイミングに間に合うように私たちも頑張ろう!ってなりました。決まってからはすごくタイトでした。
青木:そうですね。たまにイベントに呼んでいただいてライヴはしていました。その間にもMAYUちゃんから新曲は上がってきていたのでアレンジを考えたり、アレンジができたものからスタジオに入ってみんなで煮詰めるということをしていました。
-今作『BRAND NEW DAY』はバンドの純粋なオリジナル作品としては5年ぶりになりますが、収録曲はいつごろに作られた曲なのでしょうか?
MAYU:6曲中、5曲はこの休止期間にデモから作りました。「STARLIGHT」という曲は、もう随分前に作った曲で、たぶん結成したころに作った曲だと思います。どうしてもやりたいと思って、みんなにデモを送りました。
青木:曲としては去年とかにMAYUちゃんから上がってきていて、今年の5月ごろから本格的にスタジオに入って制作した記憶があります。
-2010年にリリースされた1stフル・アルバム『PRIVATE BEACH』も、公式サイトの作品紹介の欄に"マイペースに時間をかけて作り上げ~"と書いてありましたが、Sandy Beach Surf Coasterにとって"マイペース"というのは譲れないものなのでしょうか。
MAYU:譲れないのかな......(笑)。マイペースだから、きっと"LIFE MUSlC"が自分たちには向いているんだと思います。
青木:それがSandyらしさなんだと思います。譲れないとかそんなかっこいいものではなく、自然な流れでこうなっているという感覚が僕は強いです。
三友:"楽しくないのであればやめよう"という考えがメンバー全員の共通点でしたので"楽しめる"ことを優先した結果、今のペースに落ち着いたんだと思っています。そういったバンドの雰囲気がSandy Beach Surf Coasterの"らしさ"に繋がっていると思います。
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