Japanese
イロムク
2015年08月号掲載
Member:藤沼 健(Vo/Gt)
Interviewer:吉羽 さおり
-それはもう、まったく気持ちを入れ替えて書いた曲だったんですか。
そうです、曲を書いた1番最初のころを思い出したんです。親に聴かせたときのことですね。そのときに自分の曲を聴いて泣いていた姿を思い出して、こういうのでいけばいいのかなって。そういう曲の方が好きなんですよね、自分も。それで曲を作ってみたら、認めてもらえて。
-そして今やバンドのキャッチでは、"女々しい系"とついちゃってますが(笑)。
ああ(笑)。あれはもともと、対バンしたバンドのギターの人が、勝手につけたんです。それが段々とそれが板についてきちゃって。まあ、これでいいかって(笑)。
-最初は、そんなつもりはないぞっていう思いもあったんですか。
そうですね、うちのバンドみんな昔は結構やんちゃな人たちで。今でこそ、こんなきのこみたいな頭してますけど、どっちかっていうと、"漢"と書いて男みたいなやつばかりだったから(笑)。まあでも、みんな見た目はなよなよした感じだし、いいかなあと思って。
-段々と、言葉通りになってきてしまったわけだ(笑)。今回の作品だと、女性目線で書いてる曲と、男性目性で書いてる曲とありますが、女性目線で書くのは物語的なものが多いんですか?
さっきのキャッチフレーズじゃないですけど、自分自身が女々しいんですよね(笑)。"君"っていうと男の人が女の人に向けて言ってるように聞こえるじゃないですか。その"君"を"あなた"に替えると、女性が男性に言ってるように聞こえる。自分の中では、それくらいしかいじってないんです。それが単純に、女性目線に聞こえる感じなんだと思います。だから、男性と女性がいて、そのふたりの物語を作っていく感じなんです。
-曲や曲作りのスキルを磨いていくことで、何か自分でやったことはありますか。
ヴォイス・トレーニングで、セカイイチの岩崎(慧)さんに教わってるんですけど。いろんな課題曲を出されるんです。それまで、演歌とか昔の歌謡曲、あとはMr.ChildrenとかスピッツとかBUMP OF CHICKENとかASIAN KUNG-FU GENERATIONばかり聴いていたんです。売れ線であることがいいことだと思っていたんです。それこそ、Stevie Wonderも聴いたことがなかったですし。
-洋楽って言ってもピンとこなかった?
GREEN DAYとSIMPLE PLANとAEROSMITH(笑)。あと、BON JOVIくらいですかね。それを東京ドームに観に行かされたくらいで。-じゃあ、"Stevie Wonderってなんだ?"っていう。
コーヒーだと思ってたみたいな(笑)。あとは最近は、Bruno Marsを聴いてはまったり。それでいろんな音楽を聴いて、それをポップに持ってこれたらいいなっていうのは最近ありますね。
-いろんな曲をヴォイス・トレーニングの課題で歌うんですね。こうして話しているトーンとはまた全然違って、今回の作品ではかなりキーの高い曲もありますね。
それも最初は自力で出していたんです。カラオケで西野カナを歌うのが、マイブームであって(笑)。女性の曲、「天城越え」とかを原曲キーで歌うと、一緒にいる人がそれだけで"すごい"ってなるじゃないですか。それで段々と高いキーがいけるようになってきたんですけど。ライヴって、30分くらいの時間でなるべく多く聴かせたいから、MCをそっちのけで歌うじゃないですか。そうするとどうしてもバテるんですよね。それでボイトレいかなきゃなっていう。そしたら、高音の出し方が思っていたのと違って、目から鱗でした。
-その成果は出てますね。Track.2「JK」は、女性ヴォーカルのようだったり。他の曲でも、登場人物に合わせるように少しずつ歌い方を変えたりしてますね。メロディのキーの高さや、中性的なヴォーカルにしているのはあえてというところもあるんですか。
結構考えずに作っちゃうんです。最初に口笛で作るんですけど、口笛って正直声の高さってわからないじゃないですか。いざスタジオに持っていくと、高すぎるって思うんですけど。キーを落とすっていうのができないんですよね、技術的に。あと変えてしまうと、どうしても勢いもなくなっちゃうので。それでいこうっていうのばかりなんです。
-さっき西野カナの話が出ましたが、そうやってカラオケで歌うとみんなびっくりするし、なんだ?ってなりますよね。自分の歌でもそういうふうに、どこか振り向いて欲しいっていう欲求は強いんですかね。
だいぶありますね。一人っ子で、親が家にいなかったので。何かと問題起こすタイプの子どもでした(笑)。いたずらしてみたりとか。小さいころは目立ちたがり屋でしたしね。ただ、めんどくさいことが嫌いなんですよね。
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