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INTERVIEW

Japanese

ROLLICKSOME SCHEME

2014年07月号掲載

ROLLICKSOME SCHEME

Member:ワイコ (Vo) アディ (Gt/Cho) シオンオガミ (Gt) ツタガワユウキ (Ba) コビキユウジ (Dr)

Interviewer:岡本 貴之

紅一点のヴォーカル、ワイコを中心に2011年に結成されたROLLICKSOME SCHEME(ローリックサム・スキーム)。既存のロック・バンドの価値観にとらわれない自由な表現は決して奇をてらったものではなく、サウンドも歌詞も実直な印象すら受ける。"バンドは家族だと思っている"というメンバー同士の関係性が紡ぎ出す作品『人間の鱗』が生まれた背景を全員に語ってもらった。

-2ndミニ・アルバム『人間の鱗』のジャケットのアートワークはメンバーのどなたかがやっているんですか?過去作も含めて統一感がありますよね。

ワイコ:私がやってます。良かった、統一感があって(笑)。元々イラストを描くので、フライヤーを作ったりしているんです。その一環で全部自分でプロデュースしたいなと思って自分でやってます。

-ROLLICKSOME SCHEMEはどうやって結成されたバンドなんですか?

ワイコ:最初は私が大学に入って1年くらい弾き語りをしていたんですけど、バンドはやろうと決めていて。(ドラムのコビキ以外は)高校の同じ軽音部だったんです。で、大学に入ってもそんなに仲の良い友達ができなかったので(笑)。

シオン:せつないなぁ(笑)。

ワイコ:バンドをやるほど仲が良い人がいないという意味でね(笑)。それで高校の仲間と元になるバンドの形が出来ました。最近ドラムが脱退して新しいメンバーが加入したんですけど。

コビキ: 僕は加入してまだ2ヶ月くらいです。もう1つバンドをやっていたんですけど、お客さんとしてローリックのライヴを観て好きだったんです。

ワイコ:年齢の割に突出して良かったんですよね。しかも私たちのことを好きだったというのが大きかったですね。

アディ:今の形になったのが4月からですね。

コビキ:ですので、今回のアルバムではまだ叩いていないんですけど。

-それまでライヴは頻繁にやってきたんですか?

アディ:1番多い時で、去年の後半は月7本くらいやってましたね。新宿、渋谷あたりが中心ですけど、今回のリリースで他の地方にも行く予定です。

-結成当初はどんな音楽をやろうというよりは、気の合う仲間とバンドをやろうという感じだったんでしょうか。

ワイコ:そうですね。これをやろう、とかはなかったですね"いいからバンドをやろうぜ"っていう感じで。曲が出来てるわけでもなくて。

シオン:みんな好きな音楽もバラバラだったしね(笑)。

ワイコ:J-ROCKはみんな共通して好きだったんですけど、それぞれみんな広がってるところが違うんですよね。世代的にBUMP OF CHICKENとかELLEGARDENは共通して聴いてたんですけど、そこから洋楽に行ったり。RADIOHEADとか。

ツタガワ:俺だけね(笑)。

ワイコ:こっち(アディ)はアイドルとかBOØWYとかね。

アディ:僕は80's、90'sくらいの古いポップスが好きなんです。世良公則&ツイストとかが割と好きで。

ツタガワ: 僕はRADIOHEADとかMUSEが好きなんですけど、音楽を始めたきっかけはBUMP OF CHICKENだったりするんで。

シオン:僕はシューゲイザーとか、90年代の洋楽が好きですね。

コビキ:僕が1番好きなバンドはASIAN KUNG-FU GENERATIONですね。洋楽だったらSUM41とかNICKELBACKです。