Japanese
中ノ森文子
2014年06月号掲載
Interviewer:吉羽 さおり
-やりたいことをできる場になったんですね(笑)。
今回は、周りの人がスタッフを含めてそういうふうにしていただける環境がすごくありがたいですね。
-では、カップリング曲の「ROLL INTO YOU」ですが。こちらは打って変わってのエレクトロ・サウンドで、ヴォーカルのスタイルも「Get the glory」とは違ったジェントルな曲ですね。
「Get the glory」は作曲がわたしではないというのと、アニメありきの曲だった、じゃあ、カップリングをどうしようかなって考えたときに、アニメに寄せなくていいよねっていうことになって。だったら、今の等身大の自分から出てくるメロディや、曲っていうのは何が出てくるかなと。自分でも実はわからなくて。で、出てきたものがこれだったという。今の私から出てきたのが「ROLL INTO YOU」だったという感じだったんです。
-普段はどのような曲作りの方法なんですか。
普段はパソコンでという感じですね。
-では、こういったエレクトロなサウンドとか、打ち込みも自分でやりつつという。
そうですね。でも今回は、最終的にアレンジがガラッと変わりました。最初は日本語で歌うイメージで曲を作っていたので。打ち込み要素もあるけど、そこにアコギがのっているようなイメージだったんです。ハッピー・チューンは残しつつも、フォーキーな感じで。でも、スタッフからの"英語で歌ったことある?"と聞かれて、全部英語詞はなかったので、じゃあ今回挑戦してみようっていうことで、英語詞になりました。でも、それまで作っていたメロディには英語はのらなかったので、メロディを変えたり、アレンジも、テンポを上げたり、もっとハッピーにするために四つ打ちにしようとか、もっとこうしようとかディレクターと話しながら作っていきました。
-普段、こういったエレクトロニカやポップスも聴いていたりするんですか。
そうですね。わたし、ロックなイメージもあると思うんですけど、聴く音楽はジャズだったりとか。環境に合わせて音楽を変えるのが好きなんです。朝起きて、クラシックをかけているときもあるし(笑)。ジャズがかかっているときもあるし、ロックがかかっているときもあったり。逆に、最近はロックをずっとやっていなかったから、「Get the glory」みたいな曲が久々すぎて(笑)。"どうやって歌うんだっけ、ロックって"みたいな(笑)。でも今回はディレクターさんと相性がすごくよくて、聴いたことのない自分の声だったり、歌い方だったりが自然と出てきたというか。だから、振り切ってロックにしちゃえというか。オン/オフをつけてしまえっていう感じでした(笑)。
-英語詞をのせるメロディって難しさはなかったですか。
意外とわたし、得意で。昔から聴く音楽は洋楽がほとんどだったし、分析が好きなんです。曲を作るにしても、日本語だとやっぱり詞が聴こえないと意味がないからこういうメロディでとか。詞が聴こえたとしても、母音と子音ののり方だったり、フレーズに対してちゃんと聴こえてくる詞とか。英語詞では細かい16分の音符、ゴースト的な音を増やしてあげるとか。そういう意味では、A、Bメロを変えることになったけれど楽しくできましたね。
-英語詞の曲はこれからもやっていきたいところ?
うーん、英語詞はこれっきりでもいいかな(笑)。ライヴで歌う時には、お客さんは日本人なので、どう伝えればいいのかなっていうか。英語詞があるのはいいけど、すべて英語詞の曲を日本で伝えるのには言葉の壁が多少あると思うんです。だから、ライヴとかを考えるのであれば混ぜていこうかなと。
-サビだけとか。
そうそう。でも音源として聴くのはすごくハッピーだし、日本語詞を読んでみたときにこういう意味だったんだとか。音として捉えることができるじゃないですか。わたしもそうなんですけど、英語であまり意味がわからないけど聴いていて楽しいときが、環境によってあったりするというか。じっくりと歌詞を聴きたいときと、ただただ音楽としてその空間にあるから素敵な時間になるということもあると思うので。日本語の歌詞を見ていなかったとしても、これを聴くとなんかハッピーになるなとか、全部歌詞がわかるから良い悪いにこだわらず、音として楽しんでもらっても嬉しいなという要素もありつつですね。
-今は、他にも曲を書いている時期ですか。
今は、自分の曲としてたくさん書いてはいないんですが、楽曲提供はしています。
-作家としての曲ですね。結構、コンスタントには作っているんですね。
でも、できるときとできないときで差があるので。できないときは、無理やり作らない。追いつめられてやらなきゃいけなかったら仕方がないんですけど、楽しいって思ったときにしか曲が浮かばないんです、わたし。自分はメロディ先行で曲を作るんですが、詞先の人もトラックから作る人もいるだろうし、さまざまだと思うんですけど、不安があったり、何か抱えているとメロが浮かぶに浮かばない。音楽という名の通り、バラードにしても、ポップな曲にしても、気分が乗っていたり楽しいときに曲のアイディアが出てくるので。だから、そういうマインドのときに曲を溜めておいて、ちょっとずつ出したりしています。作らないときはまったく作らないというか、作れないです(笑)。
LIVE INFO
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号