Overseas
MOBY
2013年10月号掲載
Interviewer:小田部 仁
-"Innocent"という言葉からは、子供や若い頃というようなイメージを思い浮かべるのですが、ご自身の持つ"Innocent"な部分はどこだと思いますか?
自分の無邪気な部分は、多くの喜びを感じられる性格だと思う。僕を幸せな気持ちにしてくれるものはこの世にたくさんある。友達と走り回ったり、泳ぐことだったり、犬と遊ぶことだったり、音楽を作ることだったり、音楽を聴くことだったり、自然と触れ合ったり。いろいろな物の中に喜びを見出すことができる子供のような無邪気さを今も自分が持てていることに感謝している。それと、歳をとればとるほど、また量子力学や現代物理学、精神世界や比較宗教学を学べば学ぶ程、我々が住むこの宇宙に驚かされるばかりだ。例えばその辺にある植物1つとってみても、たった1つの小さな種から自分の力で育って、成長し、呼吸し、治癒力を持った複雑な生命体になるんだ。自然界の生命について学ぶ程、宇宙の奥深さに驚くんだ。
-アルバム中で特に楽曲制作において意識されたことなどありましたら、教えて下さい。
単純に聞こえるかもしれないけど、自分が"いい"と思えるものを作ることを意識したよ。それと"面白い"と思えて、美しくて、僕の注意を引くものだ。美しい音楽を作ると同時に、"面白い"と思える音楽を作りたいんだ。入り組んでいるから"面白い"のか、シンプルだからこそ"面白い"のかは、どっちでもいいんだ。音楽を作る時常に脳裏にあるのは、自分の脳の全部をその音楽で満たすことなんだ。だから、その曲の音に本能的にも反応するし、感情的にも反応するし、雰囲気にも反応するし、知性でも反応する。もちろん最初に感情の深い部分に反応するものじゃなきゃいけないんだけど、同時に知性も満足させるものであることが望ましいと思っている。
-今回、プロデュースは、Mark 'Spike' Stentが担当していますが、ポップ畑で活躍するプロデューサーを起用した理由は?
確かにMarkは最近多くの売れたポップ作品に携わっているけど、それ以前はMASSIVE ATTACKやKLF、PSYCHIC TVといった面白い作品を手がけていた。だから今回彼に話を打診した時、自分がムードのある凄くローファイな作品を作りたい旨を伝えたんだ。彼もそれに賛同してくれた。凄くローファイで静かな作品を目指した。その中で彼の1番の影響は作品をよりエモーショナルでよりメロディアスにしてくれたことだと思う。
-今作は、コラボレーションも相変わらず多くみられますが、特に男性ヴォーカルが多くこの作品ではコラボレートをしていますね。ご自身で歌わずに彼らを起用した理由はなぜでしょうか?
自分の声は嫌いではないけど、大好きってわけじゃないんだ。それに僕の歌声では歌えるものが限られてくる。自分の歌声が美しいとも思わない。だから美しい声を作品に取り入れたいと思ったら他の人に歌ってもらうしかない。もし自分の声が美しかったら、他の人を起用する必要はなかったかもしれない。ただ、良くも悪くも、僕は美しい歌声を持って生まれなかった、ということなんだ。
-「The Perfect Life」では、THE FLAMING LIPSのWayne Coyneとコラボレートしていますね。彼のヴォーカル及び音楽の魅力ってなんですか?
1995年に僕はTHE FLAMING LIPSと共にレッチリの前座を務めたことがあった。2ヶ月の間同じ楽屋で過ごしたのがきっかけでWayneと親しくなった。人間としても非常に魅了溢れると同時に、アーティストとして彼の創作へのアプローチが昔から大好きなんだ。音楽に限らず、映像やライヴの演出も含め、壮大なヴィジョンを持ったアーティストだ。そして彼の声も凄く好きなんだ。今回「The Perfect Life」を書いた時、僕にはそれがTHE FLAMING LIPSの曲に似ていると思えた。THE FLAMING LIPSっぽい曲が出来たんだったらWayneに歌ってもらうのがいいだろうと思ったんだ。
-「Almost Home」では、フォーク・シンガーのDamien Juradoをフィーチャリングしていますね。今作は、かなりヴァリエーションに富んだコラボレーターばかりだったと思うのですが、ご自身の音楽も同じ様にエレクトロというジャンル1つでは括れないものであると思います。ご自身の音楽のヴァラエティの豊富さは、意識されているものですか? それとも自然と作ったらこうなった?
自然とこうなったんだと思う。僕が子供の頃、母親が本当に多彩なレコード・コレクションを持っていたんだ。クラシックからブルース、アフリカ音楽、ロック、ジャズに至るまで。僕は子供の頃、彼女のマニアックなレコードを聴きながら育った。物心が付く頃には、自分があらゆる音楽が好きだって知ったんだ。だからむしろ1つのジャンルに特化して音楽を作ることが僕にとっては違和感がある。好きな音楽があまりに多く存在するから。1つのジャンルにだけ特化して音楽を作ることは、この先一生同じものを食べて生きていくのに等しい。食事だって、インド料理が食べたい時もあれば、メキシカンが食べたい時だってある、イタリアンも大好きだ。もし一生イタリアンしか食べられないということになったら、どんなにイタリアンが好きであっても、不必要に窮屈に感じてしまうだろう。
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