Overseas
JUSTICE
2011年11月号掲載
Member:Xavier de Rosney
Interviewer:沖 さやこ
-今作も全ての楽器をお二人で演奏していらっしゃるということで。
僕らの音はキーボード3台、ギター、ベース、それだけさ。僕たちはギターを、いわゆる"ギタリスト"のように演奏したわけじゃないんだ。でもそれは良いことだと思うよ。ミュージシャンが作るような音楽を作りたくなかったしね。
-"ミュージシャンが作るような音楽を作りたくない"とはどういう意味でしょう?
凄くテクニックがあるミュージシャンは、テクニカルなことを考えてしまうから、直感で演奏しなくなっている気がするんだ。その時その時に自然発生したものをそのまま演奏していないというかね。 "この音を演奏してしまうとあの音と合わないから弾くのをやめよう"とか"うまくプレイ出来ないからこれは弾くのをやめよう"とか、そんな風に考えてしまう。僕の"ミュージシャンらしい音楽を演奏したくない"っていうのは、そういうところから来てるんだ。
-テクニックがあるが故に、いろんなことを考えすぎて純粋なものが作れないということですね。
最高のミュージシャンは子供っぽい......それこそ直感を生かして心に浮かんだものをそのままプレイすると思うんだよね。音楽は技術的なものじゃなくて、楽しむべきものなんだ。だからライヴで演奏することは楽しくあるべきで"うまくプレイ出来るかな?"なんて不安に思ったりするのは駄目だよね。勿論楽器を演奏する上である程度の技術は必要だよ? でもやっぱり、音楽は心から生まれるもので、テクニックから生まれるものではないよね。だからこそ僕たちは、楽器について勉強も練習も敢えてあんまりしなかったんだ。"ミュージシャン"とは違う視点から楽器を演奏して、いい結果を生んだと思うよ。プレイしたものはシンプルだし、それをコンピュータに通して完全なものに仕上げたんだ。
-今回は3人のシンガーを迎えていますが、何故この3人になさったのですか?
曲を書いたときに、メロディを書いた段階で"こういう声をした人と一緒にやりたいな"と思うんだ。「Ohio」ではMidnight JuggernautsのVincenzi Vendettaに歌ってもらったんだけど、ヴォーカル・ラインを書いたときに"彼しかいない"と思ったんだ。僕は彼のファンだしね。
- 「Ohio」はハーモニーが美しく、絡み付くようなヴォーカルがムーディですよね。"フィーチャリング・アーティストという雰囲気を排除したい"とおっしゃっているのを紙資料で拝見したのですが、その真意とは何でしょうか。
その曲に関して言えば"ヴォーカリストもJUSTICEのメンバー"って認識なんだ。勿論曲は僕らが書くよ。その後ヴォーカリストたちと一緒に時間を掛けて曲を膨らませていくんだ。メロディのアイディアをヴォーカリストからもらうこともあるし、歌詞も一緒に書いてもらうし。そういう意味ではメンバーの一員になるから、クレジットはするけど"フィーチャリング"って強調するつもりはないんだ。
-アルバムの最後の曲がアルバムと同じ「Audio, Video, Disco」というタイトルですね。
先にもうアルバム・タイトルとして『Audio, Video, Disco』は決まっていたんだ。それで、この曲を書いた後に"タイトル何にする?"ってなって。僕らの活動の流れとしては、曲を書く(=Audio)、その後にヴィデオを作る(=Video)、それで曲がディスコやクラブで流れる(=Disco)わけじゃない? だから"この曲のタイトルにピッタリじゃないか"って付けたんだよね。曲のタイトルにしちゃったから"アルバム・タイトルを変えた方がいいかな?"って考えたりもしたんだけど......僕の腕にはこの言葉が彫ってあるんだ(と言って腕を見せる)。
-あ、本当だ。"AUDIO VIDEO DISCO"というタトゥーが。
これを彫ったのは2年前かな。ラテン語で「聞く、見る、学ぶ」という意味の言葉なんだけど、聞こえた感じや、ルックスもかっこいいよね。
-身体に刻むほど大事な言葉なんですね。
僕らにとっては強い意味のある言葉なんだ。この3つの言葉は僕らの中にずっと前からあって......今回のアルバム・タイトルでどうしても使いたかったんだ。
LIVE INFO
- 2025.08.11
-
KING BROTHERS
ビレッジマンズストア
なきごと
セックスマシーン!!
PK shampoo
HY
ENTH × SPARK!!SOUND!!SHOW!!
Hakubi
KALMA
reGretGirl
PEDRO
レイラ
"LuckyFes'25"
shallm
Creepy Nuts
UVERworld / 羊文学 / WANIMA / アイナ・ジ・エンド ほか
- 2025.08.12
-
松永天馬(アーバンギャルド)
とまとくらぶ
プルスタンス
Creepy Nuts
- 2025.08.15
-
とまとくらぶ
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
HEP BURN
フレンズ
PK shampoo
YJC LAB.
千也茶丸×松本 大(Enfants)
CHASE ATLANTIC
ASP
"SONICMANIA"
- 2025.08.16
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
リーガルリリー
Eve
"RISING SUN ROCK FESTIVAL 2025 in EZO"
フレンズ
豆柴の大群
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Faulieu.
Novelbright
Ivy to Fraudulent Game
レイラ
私立恵比寿中学
Keishi Tanaka / 荒井岳史 / TGMX(FRONTIER BACKYARD) ほか
Billie Eilish
ユアネス
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
- 2025.08.17
-
Bye-Bye-Handの方程式
reGretGirl
Eve
四星球 × G-FREAK FACTORY
PIGGS
金子ノブアキ
POP DISASTER / sfpr / waterweed
ビレッジマンズストア
PK shampoo
"SUMMER SONIC 2025"(大阪)
Novelbright
GOOD ON THE REEL
私立恵比寿中学
Billie Eilish
"SUMMER SONIC 2025"(千葉)
PENGUIN RESEARCH
- 2025.08.19
-
Hump Back
キュウソネコカミ
THE BAWDIES
YOASOBI
bokula.
- 2025.08.21
-
PENGUIN RESEARCH
THE BAWDIES
TENDOUJI
YOASOBI
GANG PARADE
金子ノブアキ
KALMA
キュウソネコカミ
"LIVEHOLIC / ROCKAHOLIC Candye♡Syrup (美容室) 10th Anniversary Party"
- 2025.08.22
-
奏人心
KING BROTHERS
"WILD BUNCH FEST. 2025"
TENDOUJI
THE BAWDIES
終活クラブ
YOASOBI
JunIzawa
ナナヲアカリ
Broken my toybox
RAY
フレンズ
Rei
キュウソネコカミ
- 2025.08.23
-
PENGUIN RESEARCH
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
大森靖子
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
LOCAL CONNECT
浪漫革命
リーガルリリー
Buzz72+
Appare!
佐々木亮介(a flood of circle)
w.o.d.
Eve
マオ(シド)
- 2025.08.24
-
大森靖子
"Sky Jamboree 2025"
KING BROTHERS
Maica_n
"MONSTER baSH 2025"
"WILD BUNCH FEST. 2025"
ぜんぶ君のせいだ。
cinema staff
LOCAL CONNECT
ビッケブランカ
Eve
マオ(シド)
小林柊矢 / 心愛 -KOKONA- / 虎鷹 / 荒木一仁 ほか
- 2025.08.25
-
Hump Back
神聖かまってちゃん
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2025.08.11
- 2025.08.13
- 2025.08.15
- 2025.08.20
- 2025.08.22
- 2025.08.27
- 2025.08.29
- 2025.09.03
- 2025.09.05
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Organic Call
Skream! 2025年07月号