Overseas
PATRICK WOLF
Member:Patrick Wolf
Interviewer:佐々木 健治
PATRICK WOLFの『The Bachelor』を聴いて、多くのファンは戸惑っただろう。精神的に追い詰められた彼の絶望が描き出されたこのアルバムを携えてのBRITISH ANTHEMSでのライヴはその『The Bachelor』の自意識過剰とも言えるほどの世界観を、ある種のペルソナを生み出すことで再現してみせるものだった。そのダークな世界観の正体、そして現在のPATRICK WOLFについて、BRITISH ANTHEMS翌日にインタビューを行った。
-BRITISH ANTHEMSのライヴ、とても素晴らしかったです。
僕も楽しかったよ。
-あの短い時間の中で、衣装まで変えてましたが、ああいう演出やコスチュームもご自身で考えるんですか?
曲調がどんどん変わるので、その中で出てくるキャラクターは変わるのに、自分は変わらないっていうのは何だか違和感があるしね。そのままの方が楽なんだけど、僕としてはその楽曲に応じて変えていきたいんだよね。
-キャラクターに成り切るっていうのは、ご自身にとって自然なことですか?
多分、僕がやっていることと俳優の違いって、俳優は時としては自分と全く関係のないことを演じないといけないこともあるだろうし、思ってもいないことを言わないといけないこともあると思う。だけど、僕の場合は自分の曲は体験に基づいて書いているから、それを演奏することって、自分自身を振り返ることなんだよね。
衣装とかの演出っていう視覚的な部分は、三次元の部分、音楽を立体的に見せる部分だと思っているから、演じるというよりは告白しているという感じなんだ。歌いながら、自分自身の体験を追体験しているというかね。
-今回のアルバム『The Bachelor』は、メジャーからインディに戻ったり、それ以外でもアルバム制作までの間にいろいろなことがあったようですが、その間の体験が今回のアルバムには反映されている?
うん。でも、メジャーかどうかっていうのは関係ないけど。自分が表現したいことがメジャーかどうかなんてことでは変わらないし。でも、ビジネス的な部分は大きく様変わりしているでしょ。MARILYN MANSONですら、契約を切られてしまうようなご時世だから。そういう状況がアーティストにとって幸か不幸かは分からないけれど、カオスだよね。次はどこに自分の足が踏み込むことになるのか分からない。でも、だからこそ音楽はピュアでありたいと思うしね。今回のアルバムでは、そういう周りの状況とは関係なく、その期間の個人的な葛藤が現れていると思うし、逆に言えば、音楽がそういうビジネスの部分に影響されるとは考えたくはないんだよね。それって悲しいことだからさ。人間の生き方が商売で左右されるとは思いたくないよね。
-では、ビジネスと切り離した部分で、今回のようなダークな作品になったのはどういう葛藤があったからでしょう?
ツアーが終った後、自宅に戻った時に凄く疲れていたし、自分自身を公にさらすことを続けていたから、自分らしさを見失っていた時期があったんだよね。普通の人は家に帰ってドアを閉めれば、そこにプライベートな生活があるけれど、僕の場合は家に帰っても公にさらしている部分が残っている。つまり、インタビューをやったり、歌詞を書いたりすることも自分をさらすことだし、もちろんショウをすることもね。
普通の人は、夜は彼氏、彼女やお友達と飲みに出かけることもあるだろうけれど、僕はそれが仕事、仕事になってしまっていた。仕事は好きだよ。だけど、自分の人間らしさっていうのはどういうものなんだろうっていう葛藤があったんだよ。
そういう状況の中で、友達も恋人もいない中で、愛が欲しい、愛を切実に求めている自分がいたんだ。愛を探すんだけど、自分の中にさえ愛情がなかなか見当たらないような状況で、絶望的な気分のまま愛を探している自分というのが『The Bachelor』には出ていると思うな。
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