Overseas
CAGE THE ELEPHANT
Member:Matt Shultz (Vo), Jared Champion (Dr/Per), Daniel Tichenor (Ba)
Interviewer:佐々木 健治
-結構、同じような印象ではあったんですが、僕が感じたのが、JON SPENCER BLUES EXPLOSION(JSBX)と共通する部分もあると思ったんですが、どうですか?
M:僕は聴いたことないな。
D:僕は聴いているよ。でも、彼らはかなりギター寄りだよね。僕らはどちらかというと、JSBXよりも、THE BEATLESとかもっとポップなメロディ重視だと思うな。
M:あ、そうだ。BOB DYLANを忘れてた。
-いい歌を書くことに何よりもこだわっている?
3人:その通り!
D:その道を極めたのが、THE BEATLESだと思う。
M:ソング・ライティングという面で言えば、一番好きなのはTHE PIXESだな。
-自分が曲を書くという時に、影響は出ていると思いますか?
M:ファーストではそうでもないよ。実は、THE PIXIESを好きになったのはここ1年くらいなんだ。THE PIXIESの名前は知っていたけど、曲をちゃんと聴く機会がなかったから。ここ一年でいろんな音楽を発見したという感じだから、今作っている新しいアルバムでは、もっとそういう影響が出てきているよ。一時期、メンバー全員がTHE PIXIESにとりつかれていた時期があるんだ(笑)。
-新作では、もっとオルタナティヴなサウンドになる?
M:うん。そういう曲もあるよね。もちろん全く違う感じの曲もあるけどさ。
D:セカンド・アルバムの方が、もっと幅が広がっていると思うな。
M:TOMMY JAMES & THE SHONDELLS(60年代後期に活躍したアメリカのバンド。R&B、ソウルからの影響も感じさせるポップな曲を書き、全米ヒットも多く出したが、日本での知名度はかなり低い)みたいな曲もあるよね。一時期、80年代のアンダーグラウンドの音にはまっていて、それが90年代のグランジに繋がっていくわけだけど、そういう音を本当によく聴いていたな。
-ファーストに関して言うと、HIP HOP以降というか、まくし立てるラップのような曲が多いですよね。メロディというより、ビート、リズムを重視している印象を受けました。ある意味、ARCTIC MONKEYSにも似た感じもありますよね。
M:なるほど。だけど、僕のヴォーカルの場合は、そういうリズムの表現って言うのは、HIP HOPそのものというよりも、BOB DYLANとかの影響が強いかな。ほら、こんな感じ。
(と言って、BOB DYLANの「Subterranean Homesick Blues」を歌う)
M:だけど、BECKもそうだし、RAGE AGAINST THE MACHINEなんかも好きだったから、そういう影響もあるのかも。
-なるほど。「Subterranean Homesick Blues」は僕も凄く好きな曲です。凄く納得できました(笑)。
M:僕にとっては、BOB DYLAN的なものから影響を受けているのかもしれないし、HIP HOPを通じてBOB DYLAN的なものから影響を受けているということになるのかもしれないよね。
-曲として、凄くファンキーだし、グルーヴもありますよね。リズムを作る上で、心がけていることってあります?
J:僕自身は、HIP HOPから影響を受けているよ。ドラマーだから、リズムへの興味という部分でね。
D:僕の場合は、ドラムのキックやビートに対して、リズム的なメロディを奏でていくというのが、僕のベースのつけ方なんだ。
-好きなプレイヤーというと誰になります?
D:RED HOT CHILI PEPPERSのFleaに、GANG OF FOURのDave Allen・・・それに、PAUL McCARTNEY(笑)。まあ、FleaもGANG OF FOURから影響を受けているから、その系統ということだよね。
J:僕は、LED ZEPPELINのJohn Bonham。それに、Jimi Hendrix ExperienceのMitch Mitchellが最近いいと思うな。ブルースのフィーリングがある感じが好きだ。あと、Nick Mason。
D:そう!僕が言いたかったのは、まさにRoger WatersとNick Masonの組み合わせだよ。PINK FLOYDはバンド自体がグルーヴィということはもちろんあるんだけど、やっていることは至ってシンプルなんだ。Nick Masonが叩くキックを外すことなく、必ずそこに絡んでいくRoger Watersのベースの入り方が凄く好きなんだ。
-「James Brown」っていう曲もありますけど、James Brownからも影響を受けています?
M:どちらかと言うと、Little RichardやChuck Berryかな。James Brownはそうでもないよ。
-「James Brown」っていう曲は、どういう歌なの?
M:ああ、その曲ね。James Brownを一時期聴いていたことはあるんだけど、その曲はある特定の人物について歌っているんだ。そいつは、何か凄くかっこつけていて、James Brown並みに自分はかっこいいと思っている奴でさ。そいつのことを歌っているんだ。別の言い方をすれば、「次は俺たちの時代だ」みたいな気分でいる連中(笑)。
-なるほど(笑)。歌詞で言うと、社会的に抑圧されている、ある意味カウンター的なメッセージが多いですよね。
M:歌詞の面でよく書いているのは、自分の社会的興味、自分が置かれている立場とか、そういう社会的な内容は多いよね。それと外の世界と自分の内側との葛藤とか。今の世の中って、ここの社会とあそこの社会って別個には考えられない。ワールド・ソサエティというか、あらゆる場所が密接に関わっている、そういう世の中になっているだろう。だからこそ起こる軋轢のようなものがあるような気がするんだ。そういうことに対する自分なりの考えを歌詞にしているつもりなんだ。
-この前のインタヴューでは、「文化的な違いを人は分厚いコンクリートの壁くらいに思いがちだけど、ステージから見下ろせば、実は紙一枚分くらいしかない」
M:そうなんだよね。人間がいかに似ているかということは分かっていて、見た目の違いばかりが目立ったりすることはあるけどね。それは育った環境だったり、例えばある人は凄く外の世界から隔絶されることによって生まれる考え方の偏りだったり、物理的距離から生まれる社会概念の違いは人によってあるだろうけど。人間って、どんなものが恐いかとか、何を見て悲しいと思うかとか、喜びとか希望とかは凄く共通するものがあると思うんだ。
J:人間の魂っていうのは同じってことだよね。
M:言葉の違いとかは凄く大きなバリアのように感じがちだけど、実際に世界各地を回ってフェスティヴァルなんかで演奏してみると、全然通じるじゃないってことを感じているんだ。さっき君が挙げた言葉なんかは、まさにそういう経験からの実感なんだ。
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