
Overseas
CAGE THE ELEPHANT|SUMMER SONIC 2011

2011.08.13 @QVCマリンフィールド&幕張メッセ
Writer 石井 理紗子
CAGE THE ELEPHANTとはどんなバンドだろうか?少し乱暴な言い方だが、音源のイメージはファンクやブルースやロックンロールを片端から詰め込んだガレージ・ロックというところだろう。気だるいヴォーカルが印象的で、どこか陰鬱な空気が漂うグランジのイメージも強いかもしれない。
1曲目に演奏されたのは「In One Ear」だった。積み上がったオレンジの派手なアンプからはガレージ・ロックらしい爆音ギターが弾け飛ぶ。よく動くフロントマンのMattとは対照的に、黙々とプレイするリズム隊。女性の黄色い歓声が飛ぶ中、正直“だいたいイメージ通りのバンドだな”なんて思ったのだが、甘すぎたとすぐに反省することになった。Mattは“よく動く”なんてものじゃなかったのである。
RAMONESを彷彿とさせるパンクな「2024」の中盤、早くもフロアへ飛び降りるMatt。マイクがハウリングして物凄い金属音をたてるのもお構いなし。「Japanese Buffalo」でも跳びはねてうねるフロアに飛び込み、華麗にクラウド・サーフを決めるわ、観客の上に立って歌うわ、最終的にはフロア前方はおろか中ほどにまで移動してしまい、文字通り大暴れである。フロントマンがここまで熱いのだから勿論それに応えるファンも熱かった。Mattがシャウトすれば割れんばかりの歓声で応える、一緒に歌う。派手なパフォーマンスを魅せる一方殆どMCはなく、これが彼ら流のコミュニケーションなのだろう。
後半はHip Hopのテイストを感じさせる「Ain’t No Rest」、少し懐かしいロックンロールなメロディが印象的な「Shake Me Down」などのミドル・テンポの曲が続いたのだが、ライヴが終わった途端Mattは力尽き、スタッフに抱えられてステージを後にした。その姿を見た人はきっとそれぞれ自分が大好きだった往年のロック・スターを思い出したに違いない。そう思うに相応しい圧巻のステージだった。
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