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DISC REVIEW

Japanese

2023年01月号掲載

SINDERELLA

Mori Calliope

『SINDERELLA』

Release Date : 2022-12-16
Label : Universal Music

"ホロライブプロダクション"傘下の英語圏グループ"hololive English -Myth-"に所属しているVTuber、Mori Calliopeのメジャー1stフル・アルバム。"10個の大罪"をコンセプトに、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也(Vo/Gt)、JP THE WAVYというロック・シーン/ヒップホップ・シーンの最前線を走るふたりや、Moriが多大な影響を受けた日本のネット・ラップ・シーンからはFAKE TYPE.を招聘しつつ、"死神ラッパー"の異名の通り、"魂ちょうだい"と叫ぶアッパーなダンス・ポップ「soul food」や、静謐でメランコリックな「glass slipper」など、自身がリリックを綴ったものも収録している。ラップ・ミュージックに軸足は置きながらも、様々なジャンルの架け橋にもなりうる強力な全10曲。(山口 哲生)


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JIGOKU 6

VTuberのラッパー、Mori Calliopeのメジャー2nd EP。前作『SINDERELLA』で表現された"罪"を犯したあとに辿る"地獄"をテーマにした作品で、新曲6曲が収録されている。「虚像のCarousel」の作詞/歌はReol、「未来島 ~Future Island~」の作詞作曲はケンモチヒデフミ(水曜日のカンパネラ)、「Black Sheep」のプロデュース/作曲は蔦谷好位置、「six feet under」の作詞作曲はTK(凛として時雨/Vo/Gt)と、ジャンルを越えた幅広いアーティストが集結。彼らが参加した個性の強い楽曲を、Mori Calliopeはなんなく乗りこなし、特に「six feet under」では高速ラップを披露。その実力を遺憾なく発揮している。(高橋 美穂)


Mori Calliope Major Debut Concert "New Underworld Order"

"死神ラッパー"として話題を集めているVTuber、Mori Calliope。昨年7月に豊洲PITで開催されたメジャー・デビュー記念ライヴであり、彼女にとって初の単独公演となった一夜が待望の映像化。TeddyLoidをDJに迎えたアグレッシヴな展開や、彼女が所属している"hololive English -Myth-"のメンバーたちがサプライズ登場した「The Grim Reaper is a Live-Streamer」をはじめ、豪華ゲストたちとの共演もあって見どころばかりだが、その中でもやはり強烈に残るのは、彼女のラップであり、歌だ。時に滑らかに、時にハードに、モードを巧みに切り替えながら言葉を捲し立てていく姿は、何よりも華がある。日本語と英語を交えたMCから伝わってくる真摯な想いにも胸を打たれる圧倒的な110分。(山口 哲生)


SINDERELLA

"ホロライブプロダクション"傘下の英語圏グループ"hololive English -Myth-"に所属しているVTuber、Mori Calliopeのメジャー1stフル・アルバム。"10個の大罪"をコンセプトに、THE ORAL CIGARETTESの山中拓也(Vo/Gt)、JP THE WAVYというロック・シーン/ヒップホップ・シーンの最前線を走るふたりや、Moriが多大な影響を受けた日本のネット・ラップ・シーンからはFAKE TYPE.を招聘しつつ、"死神ラッパー"の異名の通り、"魂ちょうだい"と叫ぶアッパーなダンス・ポップ「soul food」や、静謐でメランコリックな「glass slipper」など、自身がリリックを綴ったものも収録している。ラップ・ミュージックに軸足は置きながらも、様々なジャンルの架け橋にもなりうる強力な全10曲。(山口 哲生)