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DISC REVIEW

Overseas

2021年02月号掲載

Medicine At Midnight

FOO FIGHTERS

『Medicine At Midnight』

Release Date : 2021-02-05
Label : SMJ

結成25周年を迎えてなお、斬新なサウンドを開拓し続けるFOO FIGHTERSが、踊れるロック・サウンドを追求した今作。もちろん、これまで同様フーファイらしいメロディや、骨太なロックンロール・サウンドは健在だが、今作ではそこにさらに軽快なリズムやセクシーなグルーヴをプラスし、聴けばもれなく身体が揺れるようなサウンドができあがった。また、パーティーで盛り上がるような楽曲にも、アコースティックでしっとりと癒されるような楽曲にも、FOO FIGHTERSが駆け抜けてきたロックの歴史と、バンドが掴み取ってきた彼らだけの表現というエッセンスが入り混じっていて、新鮮でありながら懐かしさも感じられる作品となっている。あらゆる世代のロック・ファンに楽しんでほしい。(山本 真由)


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Medicine At Midnight

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Concrete And Gold

今年のサマソニでヘッドライナーを務めたFOO FIGHTERSから待望の新作が到着。様々な実験的要素もあり、遊び心に溢れた前作『Sonic Highways』(2014年)とは違い、今作は"これぞまさにフーファイ!"というような、力強いロック・ナンバーで勝負したストレートな作品だ。グルーヴィなナンバーも、歪みまくった音色で攻めたハードなナンバーも、ドリーミーに囁きかけるナンバーも、すべてがロックンロールのダイナミズム、セクシーさで溢れている。かつて『In Your Honor』(2005年)で、ヘヴィ・サイドとメロウ・サイドを別々に聴かせ、その二面性をアピールした彼らだが、今回はそのヘヴィ・サイドが濃厚に表れつつも、そのなかに光るいぶし銀の芳醇なメロディも同時に味わうことができる。(山本 真由)