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DISC REVIEW

Japanese

2019年03月号掲載

KING

胸の奥に抱える本音を代弁してくれる4人組ロック・バンド、Use With Caution(通称:ゆずこしょー)の現体制初となる作品『KING』は、彼らの柔軟性を十分に堪能できる1枚。未来への不安や不信感、誰もが経験する感情を、一方的ではないメッセージとして、様々なサウンドに乗せて届けてくれる。"求められる音楽を作る"と謳うのは簡単だが、実際にニーズに合わせて変化していくことはとても難しい。しかし彼らは、自分たちの現在地と目的地をしっかりと見据え、前向きに変わっていくだけでなく、現在進行形で成長している過程すらもアートとして『KING』という作品に落とし込んでいる。彼らのことは、バンドというよりも"クリエイター集団"と呼ぶのが正しいのかもしれない。(渋江 典子)


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KING

胸の奥に抱える本音を代弁してくれる4人組ロック・バンド、Use With Caution(通称:ゆずこしょー)の現体制初となる作品『KING』は、彼らの柔軟性を十分に堪能できる1枚。未来への不安や不信感、誰もが経験する感情を、一方的ではないメッセージとして、様々なサウンドに乗せて届けてくれる。"求められる音楽を作る"と謳うのは簡単だが、実際にニーズに合わせて変化していくことはとても難しい。しかし彼らは、自分たちの現在地と目的地をしっかりと見据え、前向きに変わっていくだけでなく、現在進行形で成長している過程すらもアートとして『KING』という作品に落とし込んでいる。彼らのことは、バンドというよりも"クリエイター集団"と呼ぶのが正しいのかもしれない。(渋江 典子)