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DISC REVIEW

Japanese

RED EARTH 0

RED EARTH

『RED EARTH 0』

Release Date : 2018-05-09
Label : ASR RECORDS

総勢9人の"フォークソングパーティ"、RED EARTHが1stアルバム『RED EARTH I』と2ndアルバム『RED EARTH Ⅱ』に続く、シングル『RED EARTH 0』をリリース。シングルと謳ってはいるものの、新曲4曲に加え、これまで広く流通させてはいなかった過去曲6曲を収録した、全10曲というボリューム。メロディアスなポップ色が強い前者と、激しいガレージ・サウンドが前面に出た後者は、ある意味対象的とも言えるのだが、両者の間に不思議と違和感はない。彼らが最初からその音楽性を"フォークソング"と形容していたように、持ち前の歌心が、異なるスタイルを1本の線で繋ぐ。そんなRED EARTHというパーティの本質を突き、自らの音楽に自ら新たな光を当てた1枚となっている。(TAISHI IWAMI)


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RED EARTH 0

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RED EARTH II

大阪を拠点に活動する"22世紀型爆音フォークソングパーティ"の2ndアルバム。基本はベースレスの変則的な楽器編成で、レギュラー・メンバー以外にもメンバーが存在するためライヴごとにメンバー構成が異なるとのことだが、今作はアコースティック&エレキ・ギター、ドラム、サックスで作られているようだ。寺澤尚史(Vo/Gt)の巻き舌気味のヴォーカルに煽動されるようにハイテンションで突き進む「22 century folk boy」、女言葉でひたすら詰め寄ってくる迫力に思わず笑ってしまう「YURUSANAI」、スカ・パンクっぽい「飛び出せシンドバッド」など、ギター・ロックにサックスが加わってダンディ且つユーモラスな楽曲が並んでいる。怒られそうな(!?)オマージュ・ジャケットも含めて掴みどころのないエンタメ感がある。(岡本 貴之)