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DISC REVIEW

Japanese

2014年02月号掲載

PROTOCOL

NOVELS

『PROTOCOL』

Release Date : 2014-02-12
Label : トイズファクトリー

愛知県発の新世代ロック・ヒーローNOVELSによるメジャー2ndアルバム。アニメ"TIGER & BUNNY"のテレビ版と劇場版のオープニング・テーマに抜擢された3曲をはじめ、インディーズ時代の楽曲からファン待望の新曲まで網羅した今作は、まさに彼らの集大成ともいえる作品。全体を通して光るのは竹内真央が描き出す小説のような詞......しかしそれは紛れもない"リアル"を表している。グルーヴィで賑やかなアレンジと、若さ溢れるエネルギッシュなメロディ・ラインに乗せて歌われる、凛とした世界観。それは夢物語でも絵空事でもなく、現代を生きる私たちに突きつけられた真実なのではないだろうか。2010年代の必聴作。(奥村 小雪)


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DANCE BOOK

NOVELSは特異なバンド・スタイルだ。竹内真央(Vo/Gt)の清涼感に溢れるヴォーカル、楠本正明(Gt)のブルース/ハード・ロックをルーツに持つ煌びやかなギター・ワークを武器に現在2人体制で活動を行う(ライヴはサポート・メンバーがつく)。インタビューでもわかる通り、現編成になって音楽的にはフレキシブルになり、今作ではさらに新たなフィールドに足を踏み入れた。ダンスをテーマに据え、ライヴで踊れるアッパーな曲調が揃い、1枚通して非常に華やかな作風になった。EDMも積極的に取り入れながら、ギター・ソロもふんだんに挿入している点は彼らならではのアプローチだ。各楽器の演奏も生々しく、カラフルな色彩感も眩しい限り。ラップを用いた「Mad Hatter」の遊び心溢れる曲調もハマッてます。(荒金 良介)

6月にアルバム『KICK BOOK』をリリースしたばかりの竹内真央(Vo/Gt)と楠本正明(Gt)によるバンド、NOVELSが早くも完成させたニュー・アルバム。ダンスをテーマにエレクトロと生演奏が融合した楽曲を聴かせている。怪しげなジャケットから受ける印象とは裏腹に清涼感溢れる爽やかな歌声は、すべての世代に受け入れられそうな暖かさを伴っていて心地良い。スケールの大きな音像のTrack.3「ヴァルプルギスの夜」は畳みかけるようなリズムと短いながらも間奏のギター・ソロが強烈に耳に残る。ファンキーな演奏とラップによるTrack.5「MadHatter」、豪快なTrack.6「We are the world's endnew order」など、ミクスチャー的な楽曲に彼らのサウンドの核が見え隠れしている。(岡本 貴之)


KICK BOOK

2014年、新たなステージを追求すべく、自主レーベル"muff tone"での活動を再スタートさせたNOVELS。竹内 真央(Vo/Gt)、楠本 正明(Gt)の2名体制となった彼らだが、ふたりだからと侮るなかれ。ニュー・アルバムにはゴリゴリのエレクトロから爽やかなポップ・アンセム、さらにはラップまでをも組み込んだ、これまで以上に多様なサウンドが目白押し。さらには合わせ鏡のように存在するネガとポジをメロディに落とし込み、ハッピーなNOVELSとダークなNOVELSの両面が垣間見える。バンド・イメージなんてぶっ壊して、ますます自由度の増した今作は、多くのロック・ファンに衝撃を与えることだろう。既存のスタイルにとらわれず、進化したNOVELSの"今"をぜひ体感して欲しい。(奥村 小雪)


PROTOCOL

愛知県発の新世代ロック・ヒーローNOVELSによるメジャー2ndアルバム。アニメ"TIGER & BUNNY"のテレビ版と劇場版のオープニング・テーマに抜擢された3曲をはじめ、インディーズ時代の楽曲からファン待望の新曲まで網羅した今作は、まさに彼らの集大成ともいえる作品。全体を通して光るのは竹内真央が描き出す小説のような詞......しかしそれは紛れもない"リアル"を表している。グルーヴィで賑やかなアレンジと、若さ溢れるエネルギッシュなメロディ・ラインに乗せて歌われる、凛とした世界観。それは夢物語でも絵空事でもなく、現代を生きる私たちに突きつけられた真実なのではないだろうか。2010年代の必聴作。(奥村 小雪)



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