Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

DISC REVIEW

Overseas

Future Primitive

THE VINES

『Future Primitive』

Release Date : 2011-08-24
Label : SMJ

“生まれ変わった”、と言っても過言ではないのではないだろうか。それは変わってしまった、ということではなく、新たなパワーを吸収し我々の前に帰って来た、ということだ。オーストラリア発の4ピース・バンドTHE VINES、3年振りのリリースとなる5thアルバム。絶叫しガレージ・ロックをブチかましたかと思えば、切なく柔らかいフォーキーなサウンドを聴かせ、打ち込みのプログラミング・サウンドはどこまでも謎めいている。まるで泣いたり笑ったり、感情を全身で表現する赤子を見ているようで目が離せない。4分以上ある曲は無く、全13曲が走り抜けていくように目まぐるしく迫り来る。Craig Nichollsの幼さの残るヴォーカルはひたすらにピュアネス。それは音楽に命を捧げる覚悟を感じさせる気魄がある。(沖 さやこ)


Related DISC REVIEW

Future Primitive

“生まれ変わった”、と言っても過言ではないのではないだろうか。それは変わってしまった、ということではなく、新たなパワーを吸収し我々の前に帰って来た、ということだ。オーストラリア発の4ピース・バンドTHE VINES、3年振りのリリースとなる5thアルバム。絶叫しガレージ・ロックをブチかましたかと思えば、切なく柔らかいフォーキーなサウンドを聴かせ、打ち込みのプログラミング・サウンドはどこまでも謎めいている。まるで泣いたり笑ったり、感情を全身で表現する赤子を見ているようで目が離せない。4分以上ある曲は無く、全13曲が走り抜けていくように目まぐるしく迫り来る。Craig Nichollsの幼さの残るヴォーカルはひたすらにピュアネス。それは音楽に命を捧げる覚悟を感じさせる気魄がある。(沖 さやこ)