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DISC REVIEW

Japanese

This Night Is Still Young

やけのはら

『This Night Is Still Young』

Release Date : 2010-08-04
Label : felicity/Pヴァイン・レコード

ここ数年、DJとして全国各地のパーティを沸かせ続け、様々なアーティストとのコラボレーションやYounGsoundsとしての活動など、多岐に渡って活躍を続ける、やけのはら待望のソロ・アルバム。パーティが終った後に迎える、どうしようもなくて、愛おしい朝の景色。都会の雑踏に溢れかえる無数の名もない人生の数々。温かく、愛情に満ちたリリックから思い出すのは、例えばそんなことだ。ドリアンやBUSHUMINDといったツワモノが参加し、スタイルに捕らわれることのないトラックは、多彩でありながら、彼の持つ空気感がアルバムを一つの世界観に染め上げている。夢や幻想かもしれない、でも信じられる儚くも強固な「何か」。「Summer Never End / まだ寝ません」このうだるような暑さの夏が愛おしい記憶に変わる時、そのサウンドトラックは、きっとこのアルバムだ。(佐々木 健治)


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Sunny New Life

前作『This Night Is Still Young』から約2年半振りとなる待望のニュー・アルバムが到着。前作では時代を代表するアンセムとなった七尾旅人との「Rollin' Rollin'」が収録されていたりと、これまでの活動を集めた集大成的なアルバムで夏の夜を感じるとても素敵な作品だった。ウクレレの音色で始まる今作はより開放的でリラックスした夏を感じさせてくれる。ドリーミーで洗練された美しいトラックにやけのはらの独特のタイム感あるラップが乗る。日常を映し出したその言葉1つ1つがぐっと胸に残る。参加アーティストもVIDEOTAPEMUSICやCEROの高城晶平など今作も豪華。シティ・ポップとヒップホップとユーモアを詰め込んだ美しく、そしてずっと聴いていたくなるアルバムだ。 (遠藤 孝行)


This Night Is Still Young

ここ数年、DJとして全国各地のパーティを沸かせ続け、様々なアーティストとのコラボレーションやYounGsoundsとしての活動など、多岐に渡って活躍を続ける、やけのはら待望のソロ・アルバム。パーティが終った後に迎える、どうしようもなくて、愛おしい朝の景色。都会の雑踏に溢れかえる無数の名もない人生の数々。温かく、愛情に満ちたリリックから思い出すのは、例えばそんなことだ。ドリアンやBUSHUMINDといったツワモノが参加し、スタイルに捕らわれることのないトラックは、多彩でありながら、彼の持つ空気感がアルバムを一つの世界観に染め上げている。夢や幻想かもしれない、でも信じられる儚くも強固な「何か」。「Summer Never End / まだ寝ません」このうだるような暑さの夏が愛おしい記憶に変わる時、そのサウンドトラックは、きっとこのアルバムだ。(佐々木 健治)