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木村カエラ、岸田繁(くるり)とタッグを組んだ新曲「向日葵」が映画"バースデーカード"の主題歌に決定

2016.05.06 06:00

木村カエラ、岸田繁(くるり)とタッグを組んだ新曲「向日葵」が映画"バースデーカード"の主題歌に決定

木村カエラの新曲「向日葵」が、10月公開の映画"バースデーカード"の主題歌に決定した。
 
吉田康弘が監督を務める映画"バースデーカード"は、橋本愛演じる娘・紀子が誕生日に毎年届く亡き母からの"バースデーカード"を通して成長していく姿を描いた作品。紀子の母役には宮﨑あおい、父役にはユースケ・サンタマリア、弟役には須賀健太がそれぞれ出演している。
 
そして今回主題歌となった「向日葵」は、木村カエラが脚本を読み込み、オールラッシュを観て同映画のために書き下ろした新曲となっている。また、カエラがこれまで"一緒にひとつの楽曲をつくりあげたい!"と念願していた岸田繁(くるり)が作曲を担当している。
 
なお、楽曲「向日葵」にてついて、木村カエラ、岸田繁、橋本愛、吉田康弘より以下のコメントが到着している。

 
私は18歳のとき、親もひとりの人間だったんだ。と気づいたときがありました。
それまでは、母親はどんなときでもお母さんだったのに、
強いところも弱いところもある、私と同じ人間なんだと。

映画の中で橋本愛さん演じる娘の紀子が、宮﨑あおいさん演じる紀子の母親が、
ひとりの人間として日々と葛藤し、弱さと闘う姿を見せるシーンがあります。
紀子が成長したことを感じ、そして母親が紀子へ残したかったものがそこには
しっかりと存在する......とても大好きなシーンです。

今回、映画を拝見して書き下ろした主題歌には「向日葵」と名前をつけました。
向日葵の花言葉は"あなただけをみつめている"。
母親にとって子供は太陽。
雲で隠れ、その輝きを無くしてしまわないように、いつもどんなときもその光だけを見つめている母親の姿と、太陽の方向を見て咲くひまわりとを重ね歌詞を綴りました。

くるりの岸田さんが作曲した温かくも切ないメロディーは、私の書く言葉をとても素敵な世界へ連れていってくれました。
吉田監督とキャストのみなさんが作られた、このすばらしい作品に参加できてとても光栄です。
―― 木村カエラ

 
カエラの歌は、自分にとってのインスピレーション。
彼女のために曲を書くということは、とても自然なことなんです。
―― 岸田繁

 
カエラさんとくるりの岸田さんという敬愛するおふたりの共同製作と聞いて、
それだけで大興奮!でしたし、物語の終わりに流れる音楽というのは、
映画において本当に重大な意味や影響があると思っているので、
今回この「向日葵」という曲に、間違いなく映画の格を底上げしていただいたと思っています。
本当にいい曲。大好きです。
ありがうございました!
―― 橋本愛

 
ラスト・シーンの最中に流れ始める、存在感のある主題歌が欲しいとリクエストしました。
細かいパスは我々の方で繋いでいくので、最後にドーンッと思いっきりシュートを打ち込んで下さい。そうお願いして、この曲をあげて頂きました。
シンプルで力強い曲です。優しくて暖かくて切ない唄声です。
それでいて、幸せが溢れているのです。
だから僕は、初めてこの主題歌を聞いたとき、泣きそうになりました。
―― 吉田康弘(監督)

 

▼映画情報
映画"バースデーカード"
10月劇場公開
出演:橋本 愛 / ユースケ・サンタマリア / 須賀健太 / 中村蒼 / 宮﨑あおい
監督・脚本:吉田康弘(※吉は土に口になります)
主題歌:木村カエラ「向日葵」
(c)2016「バースデーカード」製作委員会
【公式サイト】
https://www.birthdaycard-movie.jp/

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