Japanese
2、yucco(Dr)卒業と再始動に向けての活動休止を発表
2021.06.10 20:10
2が、本日6月10日をもってyucco(Dr)がバンドを卒業することを発表。あわせて、再始動に向けて活動を一時休止することを発表した。
メンバー一同、そして各メンバーからのコメントは以下のとおり。
平素より、2を応援していただき誠にありがとうございます。
この度、2021年6月10日をもって、メンバーyucco(Dr.)が卒業することになりました。合わせて、バンド2は再始動に向けてのお休みに入ることをお知らせ致します。
昨年より、コロナ禍においてファンの皆様と従来のような密な関係でのライブ、及びバンド活動が出来ていない状態でのご報告となってしまい、誠に心苦しい限りです。
メンバー間で今後の活動における話し合いを何度も重ねていく中で、バンドとしての共通 の方向性、それに対してそれぞれの個人の人生観をバンドという一つのフォーマットで表現し続ける事が難しくなり、「違う道でも刺激しあえる関係性」を目標に掲げ、yuccoの卒業という形で三人の意見がまとまりました。
このメンバー全員の決断を機に、メンバーとして残る古舘・加藤、両名の強い思いから、新たに新生"2"として生まれ変わる為に、準備期間を設ける事とし、しばらくの間のライブ及び、2としてのバンド活動全般をお休みさせていただきます。
あくまでも準備期間とし、そう遠くない未来に新たな"2"の形で活動再開が出来るよう、二人で力を合わせ、新たな仲間や体制も模索しながら、準備に邁進していく所存です。楽しみにしていてください。
古舘、加藤、そして卒業するyuccoの今後の歩む道をどうか、変わらずに応援していただけると幸いです。
―― 2メンバー一同
この度、何度も話し合いを重ねた末に、これから2が目指す未来と自分の未来にズレがあると感じ、2を卒業することにしました。
北海道にいた私を見つけてバンドに誘ってくれたこと、たくさんの方と出会い支えてもらいながら共に2の音楽を奏でられたこの4年間は、生涯忘れることのできない記憶となりました。何よりメンバーと一緒に笑ったりふざけたりしていたあの時間がとても好きです。
ふるくん、Pちゃん、真之介はメンバーでありながらもお兄ちゃん的存在としてずっと気に かけてくれて助けられてきました。この先、皆さんと一緒に2の未来に寄り添うことはできませんが、今後の新たな2を誰よりも楽しみに思っています。急な発表になってしまったこと、2のドラマーとして愛してくださった皆様には心から申し訳ない気持ちです。
これを機にゆっくり時間をかけて、自分と向き合ってみようかと思います。走りっぱなしだった足を止めて座ってみたり、寄り道をしたりして、今まで見逃していた景色を見たり人と出会ったりしてみたいと思いました。その先でまたドラムを叩きたくなるかもしれません。その時は皆様の前で元気にドラムを叩く北海道の女を、あたたかく見守ってくださると 嬉しいです。
4年間、本当にありがとうございました!
―― yucco(Dr)
4年前のちょうど6月10日の今日、2として初めてライブをして以来、どんなことがあっても足を止める事だけはせずに走り続けてきました。
昔から「出会いと別れを平等に肯定していきたい」と云う強い信念を持つ僕としても、yuccoの卒業には正直寂しさを覚えずにはいられません。
あいつは誰にも真似できないドラムを叩く凄いやつです。
だからこそすぐに穴を埋めて走り出すのではなく、強がらずにこの寂しさを胸ポケットに入れて、P助と二人でもう一度ゼロから新しい"2"の結成を目指します。いつも待たせてばかりだけど、僕らにもう少し時間をください。
4年前と変わらず、僕らはいつだってゾンビのように這い上がるのです。
yuccoの卒業と準備期間について、今の気持ちを言葉で伝えるのはこれくらいにして、これからの音楽で皆に伝えていきたいと強く思っています。
どうか今後の"2"、そしてyuccoのそれぞれの道を見守ってくれると嬉しいです。
―― 古舘佑太郎(Vo/Gt)
今までの2というバンドはものすごく絶妙なバランスで成り立っていると思っていて、僕たちが以前経験したバンドにはないものばかりが2にはあります。その環境の中で、事物に対し考え、苦悩し、尊重しあって音楽活動をやってこれました。
他と比べる気持ちはありませんが、どのバンドでもメンバーというのは当たり前に大切な存在です。家族でもないし、恋人でもないけれど、何か近しい感情が生まれてしまうのがバンドメンバーにはあると改めて感じました。そして今回、ドラムのyuccoがそんな2から卒業します。メンバーが欠けてしまうことで、今まで保っていた絶妙なバランスは大きく変わってしまいます。自立できずに何度も転倒するかもしれませんが、全員納得の上での決断に至りました。
そして、佑太郎くんと共に2人で「2」として前に進み続けなければいけない使命感みたい なものもこの卒業に感じています。昨年はベースの真之介が、そして今年はyuccoの卒業ということでライブも行っていないこの今、リスナーの皆さんからはただただドキュメント色だけが強く見えてしまうかもしれませんが、僕らは表現者です。作品を通して、演奏を通して皆さんに最新の自分たちを届けられる日を想って模索していきたいと思います。
また、ここまで一緒にやってきたyuccoの今後もどうか僕らと共に応援してあげてもらえると幸いです。彼女のバッシバシに太鼓を叩き狂う姿を初めて見た時に、隣にいた佑太郎くんに耳打ちで「あの子のドラム、良くね?」と言った自分の気持ちも、彼女の未来に勝手にそっと添えつつ、彼女自身の真価を発揮する日を見届けていける存在でもありたいと思っています。
バンドはしばし準備期間に入ってしまいますが、語弊を恐れずに断言するとこの発表は絶望ではなく、希望の発表です。また新たな姿で舞い戻れるように、今は自分にできることを力一杯頑張ろうと思います。最後まで3人の気持ちを読んで頂き、本当にどうもありがとうございます。それでは、また。
―― 加藤綾太(Gt)
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