Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

NEWS

Japanese

福岡在住の4人組ロック・バンド クレナズム、新曲「酔生夢死」配信開始。アーティスト 雪下まゆ制作のMVとジャケットも公開

2021.03.24 13:00

福岡在住の4人組ロック・バンド クレナズム、新曲「酔生夢死」配信開始。アーティスト 雪下まゆ制作のMVとジャケットも公開

福岡在住の4人組ロック・バンド クレナズムが、本日3月24日に新曲「酔生夢死」を配信開始し、同時にミュージック・ビデオも公開した。
 

クレナズム 『酔生夢死』(Official Music Video)
  
「酔生夢死」は、死の恐怖と対峙することにより、"不安でがんじがらめになりながらも生きよう、這い上がろうとする"メッセージを躍動感に満ち溢れる激しくも美しい轟音のシューゲイズ・サウンドで構成した楽曲だ。
 
ジャケットとミュージック・ビデオは、SNSを中心に人気を博すアーティスト 雪下まゆが制作。ポップさと毒っけが入り混じるアンニュイな表情の少女のイラストは、お洒落でかわいいだけでなく、社会の隅でプレッシャーに押しつぶされながらも静かに息をする無表情な少女の瞳に映る「酔生夢死」の歌詞を表現している。
 
また、7月から"クレナズム九州全県ツアー 九州を繋ぐっちゃん!"を開催し、九州全県(沖縄除く)対バンツアーで7公演を行うとのこと。詳細は5月1日に発表予定。
 
なお、けんじろう(Gt)からの「酔生夢死」についてのコメント全文は以下のとおり。

 
■制作経緯
『酔生夢死』は内面的な歌だと思います。こんな状況になってしまった世相に反映してか、心のバランスを崩してしまった時期がありました。そのときの心境を歌詞にしました。去年からたくさんのライブやイベントが中止になったり、大切な場所やアーティストの方々が足を止めてしまうのを見て、自分からも少しずつ何かが失われてゆくような感覚がありました。それが悲しいというよりも、僕たちもいずれ、そうなってしまうんじゃないか?と当事者の方々の気持ちや状況を自分達に置き換えて考えると本当に怖かったです。
それでも「焦りに立ち上がったばかりで痺れた脚 引きずってるんだ」という歌詞が書けたことで、自分の中で落としどころを見つけられた気がして、少しだけ希望を持てた感じがしています。『酔生夢死』のタイトルは森鴎外の『妄想』という彼の死生観や思想を語られた短編作品に出てくる熟語で、そこから引用した言葉になります。
不安で心ががんじがらめになっているけれど、主人公が何とか"酔生夢死"から脱却するため這い上がろうとする内面的な歌のタイトルとして四字熟語独特の厳格な雰囲気が際立っていると思います。
 
■なぜ曲にしようとしたのか
家にいる時間も増えて来て、無理矢理にでもアニメや映画、音楽を聴いたりして人が産み出したものを噛み締めることで救われた感情が沢山ありました。
でも、人の作ったものに縋ることしかできないと皮肉に思う自分も居て、だからこそ曲にすることで負の感情に踏ん切りをつける意味でも前を向けるような気がしたからです。
 
―― けんじろう(Gt)

 

▼リリース情報
クレナズム
配信リリース
「酔生夢死」
suiseimushi.png
NOW ON SALE
配信はこちら

 

▼ツアー情報
"クレナズム九州全県ツアー 九州を繋ぐっちゃん!"
詳細は5月1日に発表

 
■オフィシャルHP:https://culenasm.com/
■Twitter:https://twitter.com/cule_nasm/
■YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC3PzMqsqPuhwJiZr8Zhr45Q

関連アーティスト

クレナズム