Japanese
木村結香
2024年10月号掲載
2024年10月10日に活動10周年を迎えたシンガー・ソングライター 木村結香が、その記念すべき日に4thフル・アルバム『Peace Place Pieces』をリリースした。この10周年に向けて12ヶ月連続で発表してきた新曲等、いつも以上に気合を入れて、"みんなの笑顔になれる場所"をテーマに制作したという本作について、メール・インタビューで訊いた。
-Skream!初登場ということで、自己紹介をお願いいたします。
はじめまして! "SSW界のアンミカ"こと木村結香(読み:きむらゆか)です! 知り合いのSSWの子に言ってもらったのがきっかけだったのですが、一番分かりやすいかなと思って使っちゃいました(笑)。今年、2024年10月10日に活動10周年を迎える節目におりまして、これまでベスト・アルバムを含む9枚の作品をリリース、10月10日には10作品目(シングルを除く)となる4thフル・アルバム『Peace Place Pieces』をリリースさせていただきます(※執筆は10月上旬)! "身近にある小さな幸せを大切に。"をテーマに皆様の日常に、心に寄り添えるような音楽を作り歌い続けてきました。最近ではドラマの脚本家としても、これまで地上波で放送した4作品に携わらせていただく等、音楽シーンだけでなくマルチに活動しております! どうぞよろしくお願いいたします!
-活動10周年おめでとうございます。10周年を迎えられての心境はいかがですか?
ありがとうございます! 昨年の10月から2024年10月10日の10周年に向けて、クラウドファウンディングを企画したり、応援してくださっている皆様へありがとうを伝えるために"ありがとうTOUR(木村結香10周年記念 ~ありがとうTOUR 2024~)"を開催し全国へ歌いに行ったり、いろんな企画を行ってきたのですが、そんな日々を積み重ねるごとに、本当に私はこの10年間多くの方に支えられて、応援してもらって今があるんだなぁと身をもって感じています。グッズを制作する際にも、この10年を振り返ることが多々あったのですが、あっという間だったなぁと感じる部分もあれば、10年だからこその成長も実感できて、胸がいっぱいになりました。
-音楽活動を始められた経緯を伺えますでしょうか?
3歳のとき、母に初めて連れて行ってもらったピアノのコンサートを観たのが、ピアノを習うきっかけでした。キラキラしてるステージを観て私もやりたい! と思ったのをよく覚えています。ピアノを買ってもらってからは毎日のように"今日はこんな気持ち〜"って作曲して過ごしてました。ただ、小さい頃は人前に立つことが本当に恥ずかしくて嫌で嫌で(笑)、家族で行ったカラオケでさえも恥ずかしくて歌えなかったんです! 中学3年生のときの卒業イベントで初めて大勢の前で歌ったときに、自分の中で何かが変わって高校生のときからライヴ活動をしていました。あんなに恥ずかしがり屋さんだった、そんな私がなんで? と今でも思うときはたまにあります(笑)。が、今では音楽は私の生きる全てなので本当人生って面白いです。
-幼少期よりピアノを弾かれていて、20歳のときに初めてギターを手にされたとのことですが、どういったきっかけだったのでしょうか?
もっといろんなところでライヴがしたい! と思ったのが単純なきっかけでした。ピアノって重いじゃないですか(笑)。当時持ってた電子ピアノとか20キロ近くあって、ストリート・ライヴをするのにも1人で気軽になんてとても無理で......。そしてスピッツさんが大好きで、草野マサムネ(Vo/Gt)さんのようにギターを弾きながら歌いたいと思ったのが、ギターを楽しく覚えられたきっかけになりました。Fコードの克服はやっぱり大変でしたね(笑)。
-"身近にある小さな幸せを大切に。"をテーマにご活動されていますが、ご自身としてはどのようなときに小さな幸せを感じますか?
身近な幸せって本当にたくさんあるんですよね。きれいな月が見られたとき、掃除してきれいになった部屋を見たとき、おいしいものを食べたとき、特に今は大好きな果物がおいしい季節なので、毎日のようにフルーツを食べて幸せを感じでます(笑)。でも、何よりの幸せな瞬間は木村結香の音楽を聴いてもらう瞬間......小さなではなく大きな幸せになるかもしれませんが、誰かの心に届いたその瞬間がとても幸せです。
-ルーツとなるアーティスト、よく聴いていた音楽等教えてください。
ギター弾き語りシンガー・ソングライターになるきっかけをくださったスピッツさんです。歌詞の世界観が大好きでインスピレーションを受けた楽曲がたくさんあります。小さい頃は父がサザンオールスターズさんが大好きだったので、毎日のように車の中で聴いていました! ほぼほぼ歌えると思います(笑)!
-そういったアーティストや音楽と出会ったきっかけはなんだったのでしょうか?
父の影響もあり、そして私、兄が3人いるのですがスピッツさんの音楽を兄が聴いていたので自然と好きになりました。
-『Peace Place Pieces』のリリースおめでとうございます。制作にあたって意識したり、苦労したりしたポイントはありますか?
ありがとうございます! 今回は10周年を記念した大切な一枚。木村結香の音楽と出会った皆様がより多くの幸せを感じてくれたら嬉しいなと思って、いつも以上に気合を入れて制作させていただきました。それゆえに楽曲を生み出すときはこれまでにない苦しさがありました。何度くしゃぽいをしたか分かりません! あ、くしゃぽいとは作り直しという意味です(笑)。昨年、毎月1日に新曲を発表してきたのですが、その12ヶ月連続リリースの楽曲も全て収録されているので、その楽曲たちにも注目してもらえたら嬉しいです!
-アルバム・タイトルに込められた意味を教えてください。
"Peace 平和=笑顔"、"Place 場所=居場所"、"Pieces ピース=みんな"。木村結香の音楽が"みんなの笑顔になれる場所"。そんな居場所になってほしい。という想いを込めています。
-収録曲の中で特に思い入れのある楽曲や気に入っている楽曲はありますか。理由も含め教えてください。
思い入れのある楽曲がありすぎて決めるのがとても難しいですが......「エール」という曲ですかね。この曲は2年前、私が初めてフルマラソンに挑戦して完走した後に書いた1曲なのですが、聴いてくださった方から"この曲を聴いて頑張れた!"というメッセージをいただいたときに、"あー、この曲作って良かった"って心から思ったんです。私の作る音楽が誰かの頑張る力になれるって本当にすごいことだなぁって......。これからも誰かの心に寄り添う音楽を歌い続けたいです。
-今作で楽曲やサウンド以外にもこだわった点があれば教えてください。
これまでミニ・アルバム5枚、フル・アルバム3枚、ベスト・アルバム1枚、計9作品をリリースしていて、今回10周年で記念すべき10作品目でもあるんです! 毎作品、パッケージにも力を入れているのですが、今回のジャケットのイラストの中には収録曲に含まれている歌詞のモチーフが多々隠されているんです! ぜひそのモチーフとなる曲はなんなのか見つけながら楽曲を聴いてもらえたら嬉しいです!
-ライヴやツアー等、これから予定されている活動はありますか?
たっっくさんあります(笑)!! 2024~2025年は、"みんなの笑顔になれる場所"をテーマに全国に歌いにいきます! 10月12日の10周年記念ワンマン・ライヴ("木村結香10周年記念〜ありがとうTOUR FINAL2024〜")をスタートラインに、ワンマン・ツアーを計画していたり、毎年恒例の6時間66曲ワンマン・ライヴというのも12月28日に下北沢Lagunaにて開催したりします! 木村結香のオリジナル曲を、66曲1日でお届けするというお祭りのようなライヴになっているので、ぜひご参加ください! 木村結香の10周年記念はまだまだ始まったばかり! 今後も木村結香の描く世界を共に歩いてもらえるように、様々な企画を計画しているので楽しみにしていただけたら嬉しいです! 2025年のワンマン・ツアー、その他のライヴ情報等詳細は木村結香のHP、SNSにて! チェックよろしくお願いいたします!
-今後の展望や目標とする場所はありますか?
ライヴを始めたときはどんなふうに音楽活動をしていけばいいか、右も左も何も分からないまま、ただ"紅白歌合戦"という大きな舞台に立ちたいと、夢を抱いてがむしゃらに歩いてきました。今ももちろんその夢は変わらないですが、そんな木村結香の夢を応援してくれる木村結香のファンであるお結び隊のみんなと出会って、みんなと夢を叶えたい! みんなと最高の景色を見たい! と、いつのまにか木村結香1人の夢だけじゃなくなりました。もっと大きなステージで最高の景色をみんなと見られるように頑張りたいと思います!
-最後にSkream!読者にメッセージをお願いします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました! きっといろんなジャンルの音楽好きな方々がこの記事を見てくださっていると思います。アーティストとして10年間、J-POPをメインにいろんな曲を作り歌ってきました。リリースした楽曲は100曲近く。その中の1曲でもこの記事を見てくださっている方の心に届くことを信じてサブスク、CD、YouTube、様々なコンテンツでお届けしておりますのでぜひ、木村結香の楽曲を聴いてもらえたらとても光栄です。そして、2024年10月10日、"みんなの笑顔になれる場所"をテーマに16曲収録した『Peace Place Pieces』が全国リリースされます! この作品が多くの方の心に届きますように。そしていつか皆様にお会いできる日を心より楽しみにしております。
RELEASE INFORMATION
木村結香
NEW ALBUM
「Peace Place Pieces」
NOW ON SALE
RENS-00018/¥3,500(税込)
[Liens Records]
- 1
LIVE INFO
- 2025.09.03
-
YOASOBI
DIRTY LOOPS
WurtS × なとり
THE YELLOW MONKEY
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
マカロニえんぴつ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
RELEASE INFO
- 2025.09.03
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号