Japanese
HATE and TEARS
2023年08月号掲載
Members:KAYO UI MISA
Producer:sin hashizume
Interviewer:山口 哲生
-冒頭で、この1ヶ月が怒濤すぎて日付の感覚がおかしくなっているとUIさんがおっしゃっていましたが、ワンマンへ向けて動いていくなかで印象に残っていることはありますか?
UI:「INHERITED ~LEGEND OF THE MOON~」(2023年1月リリース)という楽曲があるんですけど、その曲をどう表現するのかが結構ギリギリまで固まらなかったんです。結局、本番でやったのはリミックス・バージョンで、リリースしたものとは違う形だったんですけど、そもそも"どっちをやるのか?"というところから議論が始まったんですよね。リリースしたバージョンを待っている人もいるかもしれないし、ワンマン・ライヴだからこそ初出しの音源がいいんじゃないかとか。じゃあその振付をどうするのかとか、ストーリー性のある曲だから演出もそういうものにしたいとか、結構ギリギリまで議論していて。本番では、客席からマントを被って出てくるというのをやったんですけど、そこに落ち着くまでがかなり長かったんです。
KAYO:私の頭の中には"振付をどうしよう"というのが常にあって。どっちをやるかによって振付もまったく変わるので、早く決めないとマズい......! っていう焦りはありましたね(笑)。でも、この曲は振付というよりはパッションでやるものだから、何も決めなくていいかって、だんだん考えが変わっていきました。
-パッションでやろうと思い切るのも、ちょっと勇気がいることではありますよね。
KAYO:いつも振付があることで、教科書通りにやればいいってなってしまっていたところもあって。そこは良くも悪くもだと思うんですよね。教科書通りにできることはいいことでもあるけど、そこがライヴ感の足を引っ張ってしまっているところもあったと思うので、あえて決めない勇気というか。当日は、自分たちが歩く導線のところでは、みんな思い思いの感じで歩いていたし、ステージに上がるタイミングもなんとなくみんな揃ったりして。これがグループなんだなって思いましたね。
-"衝動的"とか"教科書通りじゃないもの"という部分は、ここから大きく影響が出てきそうな気がしますね。
MISA:しました!
KAYO&UI:ははははは(笑)。
-(笑)そこはMISAさんも同じく。
MISA:途中からUIちゃんが先に舞台に上がって、KAYO、MISAはお客さんのところをうろちょろするところがあったんですけど、そのときにKAYOさんと目で合図したり、声を掛けたりしていて。それは普段のライヴじゃ絶対にしないことなので、なんかちょっといいなぁって思いました(笑)。
-そこはKAYOさんも同じく?
KAYO:なんか......ちょっといいなぁって(笑)。
MISA:ホントに思ってるか(笑)!?
KAYO:いや、ライヴ中にそうやって喋ることなんてないので(笑)。
-KAYOさん個人としては、ワンマンに向けた怒濤の1ヶ月間で印象的だった出来事を振り返るといかがです?
KAYO:ワンマンの直前に、「URBAN RAIN」という新曲ができあがりまして。いつものテンポ感だったら、確実にライヴには間に合わないぐらい直前だったんですけど、曲を聴いたときに"これはHATE史上一番好きかもしれない"ぐらいに思ったんです。だからその場凌ぎで振付を作るのは嫌だなと思って。なんとしてでも納得のいくものを間に合わせたいと思ったので、本番5日前の朝5時から振付を考え始めて。
-またすごい時間に(笑)。
KAYO:(笑)今やらなきゃ! と思ったんです。そしたらすぐに作れました。
UI:ここふたり(UI&MISA)が死んでたときですよね?
KAYO:そうそう(笑)。
UI:3人で夜中とか早朝までスタジオに籠って練習していたんですよ。
KAYO:ふたりがイントロを作ってくれて、私がサビを作ってくるねって。それぞれ別々の場所でやっていたんですけど、MISAが床で伸びてて(笑)。
MISA:いや、終わってたのよ(笑)。ちゃんと作ったあとだったから。やることはやってますよ?
UI:私がパッと見たときには(MISAは)床でベーン! って寝てて。うわっ! って思いつつ、私もそのまま死んじゃって......というときに、KAYOさんが"できたよ!"って意気揚々と入ってきて(笑)。
-確実に疲れているであろう状況の朝5時に作ったって、よっぽどこの曲のこと好きだったんですね。
KAYO:そうですね(笑)。あと、完成するまでの時間が早くなったなと思いました。怒濤の1ヶ月の中でも新曲を仕上げたいと思ってからは、もっと時間が早く感じましたね。
-より濃密な時間になっていたと。MISAさんはいかがでしょうか。ワンマンまでの怒濤の1ヶ月を振り返ってみると。
MISA:やっぱり寝ずにオールで練習した印象がとにかく強いですね。私は寝て体力を回復させないと、延々とだらだらやってしまって時間が勝手に過ぎていくと思っているタイプなので、やることをやったらすぐ帰りたいタイプなんですよ。でも、3人共とにかく焦りに焦りが募っちゃって、もうオールで練習するしかないって。でも、それがあったから「URBAN RAIN」の振りも入ったし、ワンマンも成功できたんですよね。そういう意味では、オールの練習は良くも悪くも......。
UI:悪くも(笑)? あの日があって良かったっていうことではなく?
MISA:うん。良くも悪くも。
KAYO:寝たいもんね(笑)?
MISA:そう。頭が回らなくなるんですよ、ちょっとでも頭を休めないと。もう若くないので。
UI:何歳なの(笑)。
MISA:若い頃って、カラオケオールとか、スポッチャのオールとかできたんですけど、なんか、身に染みますね。ちょっとおばさんになったなぁって。
UI:"オール"っていうワードで"カラオケ"と"スポッチャ"が出てくるの、めちゃくちゃヤンキーじゃない?
-はははは(笑)。そして、ワンマン・ライヴでメジャー・デビューを発表されました。実際にメジャーでリリースしていく話を聞いたときにどう思われました?
UI:私たちが聞いたのは......今年に入ってからだったのかな。
MISA:うん。めっちゃふいに言われなかった? 今みたいに集まって言われた感じじゃなかったと思う。
UI:うん。えーっ!? って驚きましたけど、日が経つごとに実感が湧いてきたというか。ワンマンでその言葉を発したときが、一番実感が湧きましたね。
-プレッシャーとか嬉しさとか、どの感覚が一番強かったですか?
UI:プレッシャーが大きかったですかね。この3人はずっと一緒ですけど、途中でメンバーが抜けたり、直前でまたひとり抜けてしまったりとか、いろいろあったなかでの発表だったので、気持ち的には正直不安のほうが大きくて。そういうなかで発したその言葉に、見てくださっているみなさんからの声が上乗せされていって......メジャー・デビューするんだという実感も湧きましたし、グッときた瞬間でしたね。
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