Japanese
フリージアン
2023年07月号掲載
Member:マエダカズシ(Vo) MASASHI(Gt/Cho) 隆之介(Ba/Cho) たなりょー(Dr/Cho)
Interviewer:蜂須賀 ちなみ
2021年に結成された4人組ロック・バンド、フリージアンが1stアルバム『FREESIAN』を完成させた。マエダカズシのパワフルなヴォーカルを中心に据えつつ、総力を挙げて歌い鳴らすスタイルで、関西ライヴハウス・シーンを沸かせてきた彼ら。その評判は関東にも波及しつつあるが、このアルバムをきっかけに彼らの存在はさらに多くの人に知られることになりそうだ。バンドの結成&解散を何度も経験してきた4人が、これが最後に組むバンドだと覚悟を決めて鳴らす、人生という名の音楽。ここまで人間味を剥き出しにさせた音楽が日本のド真ん中になったならば、さぞ痛快だろう。そんな未来に想いを馳せながらの、メンバー全員インタビュー。
-フリージアンは、前身バンドのCOSMOSでの活動を経て2021年に結成されたバンドなんですよね。
マエダ:はい。COSMOSは僕とたなりょーがやっていたバンドで、MASASHIもサポートでギターを弾いてくれていたんですけど、活動を続けていくうちにコロナ禍に入ったのもあり、自分らが"これだ!"と思えるメンバーで固定して、パワーアップしようという話になって。それでベースの隆之介を誘って、2021年にバンド名をフリージアンに変えました。再始動とは違うんですけど、本当にパワーアップって感じですね。
-4人とも今まで他のバンドでも活動してきたそうですね。
隆之介:みんな"これが人生最後に組むバンド"だという覚悟でやってます。
マエダ:"このメンバーで無理やったら無理や"と思えるくらいの、後悔しないバンドにしたいなという気持ちがすごく強いですね。
たなりょー:フリージアンがどんなバンドなのかと言うと、"歌のバンド"なのかなと思います。このメンバーの共通点は、カズシ君の歌が好きだということなんですよ。僕はCOSMOSの頃からカズシ君の歌をどんどん打ち出していくべきだと思っていたし、MASASHIを誘ったのは、前に"カズシの隣でギターを弾いてみたい"と言っていたのを僕が覚えていたからで。隆ちゃんは自分がリード・ヴォーカルとして歌うバンドを始めようとしていたんですけど、声を掛けたらOKしてくれて。
隆之介:カズシとは10年以上前から友達で、歌がヤバいことはずっと知ってたので、"これは絶対乗らな!"と思いました。
たなりょー:そういう感じで集まった4人なので、カズシ君の歌を一番に出して、全員でのハーモニーを大事にしていこうという方向性は最初から決まってましたね。
-おっしゃる通り、マエダさんのヴォーカルが抜群なのはもちろん、コーラスもかなり印象的でした。このコーラスラインは誰が考えているんですか?
隆之介:僕が考えてます。小っちゃい頃から、CMの曲に合わせて勝手にハモるのが好きだったんですよ。自分が好きなことを存分にやれるバンドにいられるのが今すごく嬉しくて。
-特に「空想新星」のコーラスラインなんてすごかったです。たぶん、3度でハモるのが一番簡単だと思うけど、そういうことはしないですよね。すごく複雑な軌道を描いている。
マエダ:彼は3度を嫌うんですよ(笑)。前に(隆之介が)Twitterで僕らの曲のコーラスパートだけをアップしていたんですけど、僕、それを聴いて"嘘やん? こんなの歌ってんの?"って思いましたもん。ずっと一緒にやってきたはずなのに、聴きながら歌ってみたらハモりにちょっとつられそうになって(笑)。
隆之介:(笑)主旋律とはまったく違うメロを当てたくなっちゃうんですよね。
-あと歌に加えて、ギターも印象的でした。みなさんとしては、やっぱりギターはガンガン鳴っていたほうが気持ちいいですか?
マエダ:そうですね。ギターはやりすぎってくらい弾いてほしい。MASASHIはうちのアイドルなので、彼のギターをみんなに見てほしいんですよね。
隆之介:僕ら全員MASASHIのギターが大好きなので、いつも"好きにやっていいよ"って言ってます。
MASASHI:ギターが2本おったら譲り合いみたいなものが発生するけど、1本だからやりたい放題なんですよ。だから楽ですし、好きにやらせてもらってます。
たなりょー:彼が弾けば弾くほど、僕らも嬉しくなっちゃいます(笑)。
-事前にいただいた紙資料に書いてあるプロフィールが面白かったので、ちょっと触れたいなと。まずマエダさん、夢は自分だけのミニ水族館の建立なんですね?
マエダ:そうなんですよ。魚がめっちゃ好きで、実家でもバトラクスキャットというペルー産のナマズを飼っているんです。だから人が入らなくてもいいから、自分が見る用に水槽がいっぱいある建物を作って、1日中エサをやって過ごしたいなと。水を替えたりするのに体力がいるので、できれば50歳までには叶えたいですね。
-MASASHIさんは格闘技がお好きだと。
MASASHI:はい。観る専門ですけど。
マエダ:強そうな人に見えるのにね。
MASASHI:ホンマは自分でもやりたいんですよ。だけど指をケガしたらいけないので、始めるとしたらバンド引退してからですかね。老後とか。
-隆之介さんの特技は、数独、マインスイーパー、あやとり、ルービック・キューブ。
マエダ:数字が得意だよね? 前に車で一緒に帰ったときに"眠くならないんですか?"と聞いたら、"前を走っている車のナンバー・プレートを足したり引いたり掛けたり割ったりして10にする遊びをしてる"って言ってて、ちょっと引いたんですけど。
MASASHI:え、俺もやるわ。"伊東家の食卓"で観て以来。
マエダ:4人中2人もやる人いた(笑)。でも俺は意味わからへんなと思ったし、1回やってみたけど、全然10にならなくて。
隆之介:あはは。たぶん僕は、ひとつの答えにいかにして辿り着くかっていうのが好きなんだと思います。
-たなりょーさんの欄には"Twitterで生産性のないバズりを産んでしまうひょうきんもの"と書いてありました。
たなりょー:Twitterで冗談を言っているうちにバンドマンの友達が増えたので嬉しいですね。3年くらい前に自分のアカウントにログインできなくなっちゃって、アカウントを新しく作り直したんですけど、後輩のバンドマンと"またゼロからやわ"って話してたら"バズるしかないんじゃないですか?"って言われて。"じゃあちょっとバズるわ"ってやってみたら、バズったんですよ。
-Twitterには"バズったら宣伝していい"という文化がなんとなくあるけど、たなりょーさんはバズったときにバンドの宣伝ではなく、ごはんの宣伝をしていて。
たなりょー:バンドのMV貼れよって言われるかもしれないけど、バズったらごはんを宣伝するって昔から決めていたので。そのときはホンマにごはんを宣伝することしか考えていませんでした(笑)。
MASASHI:宣伝せんでも(ごはんのことは)みんな知ってるのにな(笑)。
LIVE INFO
- 2025.02.21
-
四星球
w.o.d.
米津玄師
ZOCX
YAJICO GIRL
Halujio
moon drop
センチミリメンタル
GREEN DAY
Aimer
映秀。
パスピエ × Aooo
夜の本気ダンス
- 2025.02.22
-
ビレッジマンズストア
おいしくるメロンパン
四星球
kobore
Vaundy
リアクション ザ ブッタ
OKAMOTO'S
ラックライフ
SILENT SIREN
osage
くるり
WtB
大原櫻子
MYTH & ROID
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
映秀。
THE BACK HORN
tacica
Aimer
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
"ブクロック!フェスティバル2025"
4s4ki
go!go!vanillas
Appare!
さとうもか
THREE1989
eastern youth
片平里菜
DENIMS / 大黒摩季 / Ryu Matsuyama(O.A.)ほか
藍坊主
Czecho No Republic / YONA YONA WEEKENDERS / CHIANZ ほか
LEGO BIG MORL
wacci
アーバンギャルド
9mm Parabellum Bullet
- 2025.02.23
-
リアクション ザ ブッタ
Vaundy
ビレッジマンズストア
OKAMOTO'S
THE YELLOW MONKEY
Hedigan's
RAY×BELLRING少女ハート
w.o.d.
SCOOBIE DO
AIRFLIP
WtB
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
DIALOGUE+
moon drop
BIGMAMA
Czecho No Republic
GREEN DAY
tacica
Appare!
⾬模様のソラリス
阿部真央 / wacci / アルカラ ほか
コレサワ
片平里菜
- 2025.02.24
-
4s4ki
OKAMOTO'S
アイナ・ジ・エンド
ラックライフ
くるり
w.o.d.
SCOOBIE DO
Panorama Panama Town
女王蜂
moon drop
THE BACK HORN
kobore
WANIMA × MONGOL800
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
東京初期衝動
go!go!vanillas
Appare!
ZEDD
大原櫻子
SAKANAMON / 藍坊主 / SPRINGMAN / omeme tenten
KiSS KiSS × 豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
SpecialThanks
フレデリック
"ブクロック!フェスティバル2025"
Nothing's Carved In Stone
indigo la End
tricot
- 2025.02.25
-
NEW ORDER
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
THE ORAL CIGARETTES
GREEN DAY
サカナクション
秀吉
the paddles
- 2025.02.26
-
ZEDD
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
UNISON SQUARE GARDEN
anewhite / 3markets[ ] / ガラクタ
TOOBOE × Chevon
ザ・シスターズハイ
GREEN DAY
米津玄師
サカナクション
- 2025.02.27
-
WANIMA × MONGOL800
片平里菜
マカロニえんぴつ
ザ・ダービーズ / THE NOiSE
UNISON SQUARE GARDEN
NOT WONK
SILENT SIREN
NEW ORDER
米津玄師
- 2025.02.28
-
miwa
WANIMA × MONGOL800
打首獄門同好会
FUNKIST
マカロニえんぴつ
GLIM SPANKY
そこに鳴る
ANABANTFULLS
ラックライフ
女王蜂
オレンジスパイニクラブ
Dear Chambers
礼賛
RAY
カズミナナ / Lay / sEina / 栞寧
- 2025.03.01
-
ストレイテナー
サカナクション
Vaundy
moon drop
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
片平里菜
THE BACK HORN
Czecho No Republic
4s4ki
FUNKIST
リアクション ザ ブッタ
tacica
miwa
藍坊主
TENDOUJI
This is LAST
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
w.o.d.
さとうもか
MAN WITH A MISSION
ザ・ダービーズ
osage
フラワーカンパニーズ
9mm Parabellum Bullet
PIGGS
Lym
YOGEE NEW WAVES
大原櫻子
"見放題東京2025"
映秀。
くるり
kobore
shallm
- 2025.03.02
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
Vaundy
サカナクション
moon drop
片平里菜
GLIM SPANKY
FUNKIST
猪狩翔一(tacica)
go!go!vanillas
秀吉
ゲスの極み乙女×ブランデー戦記
かすみん(おこさまぷれ~と。)
9mm Parabellum Bullet
さとうもか
MAN WITH A MISSION
藍坊主
WONK
w.o.d.
空白ごっこ × クレナズム × Hakubi
佐々木亮介(a flood of circle)/ 荒井岳史(the band apart)/ hotspring ほか
BRADIO
眉村ちあき
LACCO TOWER
Hedigan's
くるり
I Don't Like Mondays.
Halujio
フラワーカンパニーズ
センチミリメンタル
- 2025.03.04
-
片平里菜
三四少女
礼賛
輪廻 / マリンブルーデージー / CARAMEL CANDiD / サブマリンオルカ号
ZOCX
This is LAST / the shes gone / reGretGirl
サティフォ(ONIGAWARA)
- 2025.03.05
-
Apes
アイナ・ジ・エンド
Yogee New Waves
マカロニえんぴつ
Cody・Lee(李) / 浪漫革命 / SKRYU
SIX LOUNGE
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.06
-
片平里菜
Yogee New Waves
マリンブルーデージー
三浦透子
アイナ・ジ・エンド
a flood of circle
マカロニえんぴつ
荒谷翔大 × 鈴木真海子(chelmico)
SAKANAMON
UNISON SQUARE GARDEN
- 2025.03.07
-
フラワーカンパニーズ
四星球
THE YELLOW MONKEY
ビレッジマンズストア
kobore
礼賛
カメレオン・ライム・ウーピーパイ
SCANDAL
THE BACK HORN
OKAMOTO'S
w.o.d.
ズーカラデル
ザ・ダービーズ
YAJICO GIRL
リュックと添い寝ごはん
レイラ
- 2025.03.08
-
Lucky Kilimanjaro
never young beach
四星球
リアクション ザ ブッタ
a flood of circle
サカナクション
GRAPEVINE
SUPER BEAVER / 東京スカパラダイスオーケストラ / WurtS ほか
片平里菜
WONK
MAN WITH A MISSION
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
moon drop
礼賛
osage
GLIM SPANKY
秀吉
SCANDAL
おいしくるメロンパン
OKAMOTO'S
w.o.d.
mzsrz
BLUE ENCOUNT / 崎山蒼志 / CHiCO ほか
PIGGS
FINLANDS
sumika
緑黄色社会
Nornis
go!go!vanillas
Aimer
RELEASE INFO
- 2025.02.21
- 2025.02.25
- 2025.02.26
- 2025.02.27
- 2025.02.28
- 2025.03.01
- 2025.03.04
- 2025.03.05
- 2025.03.07
- 2025.03.12
- 2025.03.14
- 2025.03.19
- 2025.03.26
- 2025.03.28
- 2025.04.01
- 2025.04.02
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
フラワーカンパニーズ
Skream! 2025年02月号