Japanese
Symdolick
2023年04月号掲載
Member:神咲 くるみ 石川 野乃花 氷ノ 黎 文瀬 朱 雨音 凜子
Interviewer:吉羽 さおり
2021年5月にきゃわふるTORNADOから改名し、Symdolickとしてスタート。昨年10月に現体制となり、2023年1月にその第1弾配信シングル「Symdolicxxxxx」を放った5人が、1stミニ・アルバム『GATE』を完成させた。"オシャレ高速チョイ横アイドルロック"をテーマに、王道からちょっぴりはずれながらも、キャッチーでメロディックなサウンドと5つの声がハーモニーを奏で、交錯し、カラフルに曲のスピードを上げていく6曲が揃ったアルバムだ。Symdolickとしては初めてのCDリリースとなり、現体制として走ってきた約半年間の短くも濃密な時間が丁寧に織り込まれた。歌うだけでなく、制作にも関わり、石川野乃花が監督のもとMV撮影も行うなど、5人の今の思いを純度高くパッケージしたという。制作への向き合いや、今の視線の先にある思いを5人に訊いた。
-この5人でのSymdolickとなっての1stミニ・アルバム『GATE』が完成しました。すでにライヴでも披露している曲も多いと思いますが、手応えはどうですか。
神咲:まず1曲目の「Symdolicxxxxx」を初めて披露したときは、ファンのみなさんが"思わず鳥肌が立った"と言ってくださったんです。"めちゃくちゃかっこいい"って。それは「Symdolicxxxxx」という曲の世界観に加えて、自分たちの歌声とダンスと照明とか、ステージのすべてが相まってのかっこ良さで、イントロから思わずビビッとくる楽曲になっていて。それをファンの方が楽しんで観てくださっているのはすごく嬉しいです。
-メンバーとしては、そのかっこ良さは願っていたことで。5人が揃ってのSymdolickを伝えられたという感覚ですね。
石川:そうですね。現体制になる以前はグループとしての転換期で。"オシャレ高速チョイ横アイドルロック"を奏でる5人組のアイドル・グループと言ってはいたんですけど、転換期で歌割りやフォーメーションが変わったりもあって、新曲がなかなか出せない状況が続いていたので。今回このミニ・アルバム『GATE』でちゃんと、"オシャレ高速チョイ横アイドルロック"を極めた、これぞSymdolickの楽曲ですというのを示すことができました。代名詞的な、Symdolickはこういうグループですと名乗れるCDにできたかなと感じます。
-ライヴのノリ、フロアの感じにも変化が見られますか。
神咲:まだみなさん、"「オシャレ高速チョイ横アイドルロック」とは?"みたいな感じなので。やっと今回の『GATE』で、これが"オシャレ高速チョイ横アイドルロック"なんだっていうのがわかるのかなって思います。それに合わせて、これから自分はライヴではこういう楽しみ方をしたいなという人が出てくると思うし、今のお客さんも、曲に合わせたノリ方をしてくださっている気がします。でも、まだ私たち自身が10月に新体制になってから半年も経っていないので(※取材は3月8日)、ライヴのあり方は手探りな感じではあるんですけど。
文瀬:でも面白いのは、コロナ禍から徐々に規制や制約が解除されて、いろんな地域に自分たちが向かえるようになって。昨年末くらいから、大阪遠征だったり名古屋遠征をできるようになったんですけど、各地でリアクションというか、ライヴのときのフロアとステージのコミュニケーションが違うのは面白いなって思いますね。リリース・イベントが始まってくるんですけど、今回はできるだけ多くの場所に行きたいねとみんなで計画をしていて。
神咲:ちなみに、氷ノ 黎と雨音凜子はリリイベが初めてなんですよね。
雨音:初めてです。私はこれまでずっと観る側だったのですごいドキドキしています。
氷ノ:私は本当に初めてなので想像もできないし、どうしたらいいんだろうっていうのはあるんですけど、楽しみです。
-リリイベだからこそですよね、全国各地たくさんのところに行けるのも。
文瀬:Symdolickとなって今年の6月で2年経つんですけど。初めてこうして作品をCDとして形にできて。今はサブスクが多い時代ですけど、リリイベを経験している3人(神咲、石川、文瀬)は、自分たちの足で"Symdolickです、よかったら聴いてください"ってCDを持って行ける嬉しさを知っているからこそ、もっともっとSymdolickを知ってもらいたいなっていう気持ちがありますね。
雨音:私は青森県の出身なんですけど、東京に行くのってやっぱり大旅行くらいのテンションなので。自分の地元に来てくれたり、しかもリリイベって無料なことが多かったので。ちょっと行ってみようかなってなれるので、自分がそうだったように、音楽に出会うきっかけになれるんじゃいかなって思うと、1回の出会いを大事に、もっともっと見たいと思ってもらえるように頑張りたいです。何より、CDができるというのが本当に嬉しいです。今まではSymdolickの曲を聴くときや、友達にSymdolickというグループに入ったんだって言うときも、自分じゃない人の声が入った曲だったんです。自分の声が入った曲がこんなにあって、それをこれがSymdolickですって出せるのがすごく嬉しいなって。
-この5人として初めて形になる作品ですしね。
文瀬:「JOKER,ACE」、「ENDLESS LOOP」、「Psychology」の3曲は、これまでの体制でも音源を出していたんですけど、雨音が入ってまた新しく収録をしているので、今のSymdolickを楽しんでいただけるものになってます。
石川:メンバーが安定しない時期を経て現体制となって、楽曲の作り方やライヴの作り方に限らず、みんなでひとつの意思を持っていこうという意味を込めて、今回はマスタリング作業にもみんなで立ち会っているんです。『GATE』の曲間とかも、メンバーも一緒に決めたりもしていて。こうして全員でマスタリングに立ち会うことは初めての経験だったので、音楽作りによりメンバーも携わっているなと思うことができました。
神咲:マスタリングに立ち会わせていただいてから、音楽に対する向き合い方が変わったというか。もっと本気で音楽を楽しんで、自分たちで向き合っていかないと、この楽曲を歌えないなと感じて。すごくいい経験になったなって思います。
-自分たちからマスタリングまで立ち会いたいと願い出たんですか?
神咲:プロデューサーさんが行こうって言ってくださったんです。
石川:それで、行きたいですって言って。
-気が早いですけど、それは次の制作、レコーディングにも確実に生きますよね。
石川:生きると思います。ライヴに関しては自分たちで作るので、ファンやフロアのことを考えながら曲間やセットリストを組むのは当たり前のようにやってきたんですけど。作品作りにそこまで携われるというのはきっと、楽しくアイドルをやっているだけではできないことの領域に行こうぜってことなんだろうなとプロデューサーからも感じたので。マスタリングの場にいるメンバーの顔つきを見ていても、これで行くぞっていう、扉を開けるぞみたいな感じがありました(笑)。
文瀬:氷ノが一番いい席でずっと聴いてました。
氷ノ:たまたま座った席が真ん中の席で(笑)。
-今のテンション感は作品にもパッケージされましたよね。歌声ひとつ取ってもそうで、こんなに伸びやかでパワフルに表現するんだなっていうのを改めて感じた1枚でした。それぞれの曲について聞いていくと思いますが、まずは「JOKER,ACE」。曲のスピード感に、抜けのいいハイトーンが冴えますね。
文瀬:雨音とか氷ノあたりの声ですかね。
氷ノ:"胸騒ぎのWhite&Squal"という高いパートを歌っているんですけど、高音がきれいに出るようになったんだなって思ってもらえるように頑張りました。あそこまでスコーンと高音になる歌割りはこれまでなかったので、最初は歌えなくてブレブレだったんですけど、ライヴに足を運んでくださっている方やメンバーには、段々歌えるようになってるんだなって思っていただけていたら嬉しいなって(笑)。
文瀬:最近ライヴ前に発声練習してるとき、みんな共鳴し合ってます(笑)。
石川:あれ、邪魔?
文瀬:はははは(笑)。
氷ノ:邪魔じゃないです!! ライヴ前にみんなが共鳴してくれることによって、肩の力が抜けるので。
神咲:良かった。この「JOKER,ACE」は包み隠さず言うと、芸能界の忖度みたいなものに負けたくないっていう意味合いがあって。私たちの好きなものはこれだし、それを好きじゃないなら無理に好きにならなくてもいいよ、でも私たちはこうだから、っていう歌なんです。だからと言ってほかを否定しているわけではないというのを、振付と共にライヴでシャウトする曲でもあるので。ライヴの最後のほうに置くと盛り上がるし、最初に置いてもテンションが上がる曲で。すごくオールマイティーな曲ですね。
文瀬:ポテンシャルが高いよね。
石川:『GATE』の中でもメッセージ性が強い楽曲かな。
-それが自己紹介的な1曲目「Symdolicxxxxx」から続く曲というのもポイントですね。
雨音:この「JOKER,ACE」はまだ加入前、オーディション中にSymdolickについて調べているときに、新曲が出ましたってSNSでほんの数秒だけ聴いていて。加入してからちゃんと聴いた曲だったんですけど、歌割りも前任の(杏斉)ゆかさんのところを歌っていて......きっとファンの方に比べられるんだろうなって思って。そこで、ゆかさんの代わりじゃなくて、新しいSymdolickを見せられたらいいなと思って歌ってます。初めは、貰った歌割りを歌ってるだけだったんですけど、ののちゃん(石川)がこの曲はこういう意味があるんだよって教えてくれて。そこからはSymdolickとしての気持ちを込めて歌えるようになりました。気持ちが熱くなる曲だなって思ってます。
石川:めっちゃ話したよね、歌詞については。
神咲:話したね。
石川:ここでは詳細が言えないくらいに(笑)。この部分ってあのときのあれだよねとか。
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