Japanese
FREE WALK FREE
2021年10月号掲載
Member:Singo(Vo) Taichi(Gt) おがっちゃん(Dr) てる(Support Ba)
Interviewer:山口 智男
2015年結成、福岡のロック・バンド FREE WALK FREEが1stアルバム『碧』をリリース。バンドにとって初の全国流通盤となるその『碧』を聴けば、ラウドロックを掲げながら、彼らがそれだけにこだわっているわけではないことがわかるだろう。バンドのユニークさを印象づけるノスタルジックなメロディとバンド・サウンドは、いかにして生まれたのか、これまでの活動歴を振り返りながら4人に訊いた。
-結成から6年、いよいよ全国デビューする意気込みから聞かせてください。
Taichi:ひとりでも多くの人に聴いてもらえたら嬉しいです。
Singo:僕らなりに培ってきたものをいろいろな人と共有できたら嬉しいですね。
おがっちゃん:いろいろな人の縁があってできたアルバムなんです。
Taichi:アルバムができあがったとき、すごくいいものができたと感じたので、流通に乗せないともったいないと思って。それで僕らがずっとお世話になっている福岡のQueblickというライヴハウスに相談したら、TOWER RECORDSのEggsに繋がったんです。
てる:これからFREE WALK FREEがどんなふうに発展していくのか楽しみです。
Taichi:あわよくば売れたいです(笑)。
-いただいた資料で謳っている"九州ラウドロックシーンのダークヒーロー"のダークというのはどこから?
Taichi:僕らの音楽は昭和歌謡みたいなメロディを激しいサウンドに乗せてやっているんですけど、やっぱりマイナー調のメロディや暗い感じの曲が多いので。
-なるほど。それで"ダークヒーロー"と。
Taichi:そうです。自分たちで何かデカいことを言いたかったんです(笑)。
てる:でも、サポートというバンドを客観的な立場から見ることができる僕からしたら、間違いなく唯一無二の存在だと思うんですよ。
-そんなFREE WALK FREEは、どんなふうに始まったのでしょうか?
Taichi:僕はもともと、東京で違うバンドをやっていたんです。人生を懸けてやっていたんですけど、結局7年ぐらいやって売れなかった。インディーでCDは出しましたけど、大成はせず、それで福岡に戻ってきて、普通に就職して生きていこうと思ったんです。でも、働きながらでもバンドってできる。バンドをやりたいと思って、メンバーを集め始めたとき、Singo君と最初に出会ったんです。その後、メンバー・チェンジを重ねながら、2019年に、おがっちゃんが加わって、2020年からてる君にサポートではあるんですけど、半分メンバーみたいな感じでやってもらっているんで、今がベスト・メンバーだと思ってます。
-Taichiさんが東京でやっていたバンドはラウドロックをやっていたんですか?
Taichi:いえ、どメロコア・バンドでした。そのバンドではNOFX、BAD RELIGION、SATANIC SURFERS、LAGWAGON、NO USE FOR A NAMEといったバンドに影響を受けていたので、そういう洋楽チックなメロコアをやりたかったんです。BODYJARもめちゃめちゃ好きでした。でも、やっぱり日本では洋楽寄りのメロコアってちょっと立ち位置が違うんですよね。今、売れている日本のメロコア・バンドは、もちろん洋楽のバンドをリスペクトしていることはわかるんですけど、メロディは日本独自じゃないですか。なので、洋楽に寄せすぎると、評価されづらいというのは感じました。
-FREE WALK FREEでは、そのときの経験が生かされているのですね?
Taichi:そうですね。洋楽も好きなんですけど、邦楽も好きなんです。中でもHAWAIIAN6は、日本っぽいメロディが大好きで。あとはUNLIMITSとか、メロコアじゃないですけど、THE BACK HORNとかを聴いて、ノスタルジックなメロディを激しいタイトなサウンドでやってみたいと思いました。
-Singoさんと出会ったときには、そういう方向性はすでに決まっていたんですか?
Taichi:最初は誰がヴォーカルになるかわからなかったから、ポップでパンクな曲を中心に明るい曲とか、暗い曲とか、いろいろな曲を作ってて。その後、Singo君が入ってくれて、そのいろいろな曲を形にしていったんですけど、Singo君の声質を考えて、現在のようなサウンドに変えたんです。
Singo:僕はもともと福岡でバンドをやっていて。メタルコア・バンドだったんですけど、ほとんどメロディがない曲をやっていて、でも段々メロディも歌いたいという意識が芽生えてきて。新たにメンバーを探しているときにTaichiさんと出会ったんです。最初から現在のサウンドを目指していたというよりは、この6年、右往左往しながら今の音楽性にたどりついたという感じで。先日、スカコアっぽい「WALKING DEAD」という曲のMVを発表したんですけど、ライヴを重ねていくなかでできた曲で、バンドを始めた頃だったら出てこなかった曲なのかなと思います。
-Singoさんはどんなバンドに影響を受けたんでしょうか?
Singo:いろいろあるんですけど、ラウド系だとDEFTONESやKILLSWITCH ENGAGEとか。日本だとTHE BACK HORN、BRAHMANとか。哀愁や憂いのある音が好きです。
-おがっちゃんさんと、てるさんはどんな繋がりから加入することに?
おがっちゃん:以前サポートしていたパンク・バンドで対バンしたことがあって、前のドラムが抜けたタイミングで誘われたんです。このバンドだったら自分のパフォーマンスを一番発揮できると思いました。
-おがっちゃんさんは、どんなバンドが好きなんですか?
おがっちゃん:もともとSUM 41が好きで、そこからの繋がりでGREEN DAYとか、SEX PISTOLSとか。日本のバンドはそんなに聴いてなかったんですけど、今はTHE BACK HORNとか、筋肉少女帯とかが好きです。
-てるさんは?
てる:僕はTaichiさんとは以前から知り合いだったんです。僕も以前はメタルコア・バンドにいたんですけど、段々、ポスト・ハードコアみたいに激しいけど、メロディのある感じのバンドがやりたくなって、メンバーを探していたら、FREE WALK FREEのベースが決まらないと聞いたので、"全然、繋ぎだと思ってもらっていいのでサポートしますよ"と言ったのがきっかけでした。
-てるさんはどんなバンドを?
てる:ポスト・ハードコアを好きになったきっかけが、小学生のときに聴いたFUNERAL FOR A FRIENDだったんです。あと、ちょっとジャンルが違うかもしれないけど、MY CHEMICAL ROMANCEを聴いたのが根底にあって、そこからしばらくして、日本のcoldrainとか、Crystal Lakeとか、そこからまた海外のWAGE WARとか、そういうジャンルのバンドばかりずっと聴いてきました。
LIVE INFO
- 2025.09.04
-
キュウソネコカミ
打首獄門同好会
とまとくらぶ
マカロニえんぴつ
DIRTY LOOPS
ハンブレッダーズ
終活クラブ
a flood of circle × 金属バット
TOOBOE
神はサイコロを振らない
- 2025.09.05
-
Age Factory
GOOD BYE APRIL
fox capture plan
水曜日のカンパネラ
大森靖子
セックスマシーン!!
YOASOBI
JYOCHO × 長瀬有花
cakebox(シノダ/ヒトリエ)
KING BROTHERS
DIRTY LOOPS
EGO-WRAPPIN' / Original Love Acoustic Session
秋山黄色
ぜんぶ君のせいだ。
This is LAST
WtB
神はサイコロを振らない
PENGUIN RESEARCH
Bentham / Yobahi / WELL DONE SABOTAGE / Loojy
- 2025.09.06
-
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
Creepy Nuts
eastern youth
Broken my toybox
青木陽菜
9mm Parabellum Bullet / 眉村ちあき / 浪漫革命 / THE BOHEMIANS ほか
Appare!
カミナリグモ
TOKYOてふてふ
ヨルシカ
藤沢アユミ
大森靖子
なきごと
"TREASURE05X 2025"
ADAM at / TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍
セックスマシーン!!
ぜんぶ君のせいだ。
TOOBOE
YOASOBI
NANIMONO
KING BROTHERS
Victoria(MÅNESKIN)
Ryu Matsuyama
SIX LOUNGE / TENDRE / ハナレグミ / 日食なつこ ほか
WtB
SCOOBIE DO
NakamuraEmi
りぶ
優里
PIGGS
- 2025.09.07
-
Girls be bad
Broken my toybox
"WANIMA presents 1CHANCE FESTIVAL 2025"
GRAPEVINE
This is LAST
レイラ
WtB
ナナヲアカリ
豆柴の大群
TGMX(FRONTIER BACKYARD) / 荒井岳史 / 渡邊 忍 ほか
ヨルシカ
eastern youth
大森靖子
GOOD ON THE REEL
Aooo
"TREASURE05X 2025"
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
TOOBOE
the cabs
心愛 -KOKONA-
Keishi Tanaka
KING BROTHERS
Mellow Youth
cinema staff
OAU / LOVE PSYCHEDELICO / 大橋トリオ ほか
"くさのねアイドルフェスティバル2025"
渡邊一丘(a flood of circle)
ぜんぶ君のせいだ。
りぶ
ART-SCHOOL
HY
優里
SILENT SIREN
[激ロックpresents"Burning Blue vol.5"]
- 2025.09.08
-
レイラ
JACK'S MANNEQUIN
fox capture plan
- 2025.09.09
-
Age Factory
THE GET UP KIDS
Hump Back
YOASOBI
打首獄門同好会
9mm Parabellum Bullet
JACK'S MANNEQUIN
"LIVEHOLIC 10th Anniversaryseries~奏・騒・壮!!!Vol.4~"
- 2025.09.10
-
Aooo
Hump Back
ハンブレッダーズ
This is LAST
The Birthday
パーカーズ × 浪漫派マシュマロ
とまとくらぶ
THE GET UP KIDS
打首獄門同好会
- 2025.09.11
-
Bye-Bye-Handの方程式
YOASOBI
The Birthday
w.o.d.
MONOEYES
THE GET UP KIDS
TOOBOE
鶴 × ONIGAWARA
- 2025.09.12
-
Aooo
ナナヲアカリ
神聖かまってちゃん
TOOBOE
w.o.d.
ビレッジマンズストア
YOASOBI
THE BOHEMIANS × the myeahns
the band apart (naked)
Rei
Awesome City Club
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series~この声よ君の元まで!!〜"
- 2025.09.13
-
cinema staff
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / sumika ほか
神はサイコロを振らない
The Birthday
AIRFLIP
神聖かまってちゃん
This is LAST
GRAPEVINE
佐々木亮介(a flood of circle)
四星球 / 藤巻亮太 / eastern youth / 踊ってばかりの国 ほか
Creepy Nuts
KING BROTHERS
崎山蒼志 / moon drop / SPARK!!SOUND!!SHOW!! / ExWHYZ ほか
"ナガノアニエラフェスタ2025"
WtB
PIGGS
TOKYOてふてふ
LACCO TOWER
安藤裕子
GOOD BYE APRIL
The Biscats
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
wacci
- 2025.09.14
-
セックスマシーン!!
ビレッジマンズストア
AIRFLIP
TOOBOE
THE BOHEMIANS × the myeahns
flumpool / 三浦大知 / コブクロ / C&K
ガガガSP / GOING UNDER GROUND / 日食なつこ / LOVE PSYCHEDELICO ほか
ナナヲアカリ
WtB
Academic BANANA
Creepy Nuts
打首獄門同好会 / GLIM SPANKY / yama / bokula. ほか
KING BROTHERS
"ナガノアニエラフェスタ2025"
センチミリメンタル
mzsrz
ぼっちぼろまる
SIRUP
Maica_n
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
"New Acoustic Camp 2025"
Mirror,Mirror
- 2025.09.15
-
セックスマシーン!!
cinema staff
Bye-Bye-Handの方程式
WtB
ビレッジマンズストア
Kroi
GRAPEVINE
Appare!
THE CHARM PARK
TOKYOてふてふ
緑黄色社会 / 04 Limited Sazabys / キュウソネコカミ / Hump Back ほか
羊文学
PIGGS
DYGL
THE SMASHING PUMPKINS
FOUR GET ME A NOTS
Bimi
"ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2025"
FIVE NEW OLD
eill
UNFAIR RULE / Blue Mash / ペルシカリア / ポンツクピーヤ
アーバンギャルド
NOIMAGE
- 2025.09.16
-
THE CHARM PARK
THE BOHEMIANS × the myeahns
MONOEYES
Aooo
コレサワ
Laughing Hick / アンと私 / つきみ
"LIVEHOLIC 10th Anniversary series〜NEWIMAGE〜"
- 2025.09.17
-
YOASOBI
THE ORAL CIGARETTES
DYGL
Mirror,Mirror
Hump Back
a flood of circle
THE SMASHING PUMPKINS
ガラクタ / 東京、君がいない街 / Fish and Lips
点染テンセイ少女。
RELEASE INFO
- 2025.09.04
- 2025.09.05
- 2025.09.06
- 2025.09.09
- 2025.09.10
- 2025.09.12
- 2025.09.17
- 2025.09.19
- 2025.09.24
- 2025.09.26
- 2025.10.01
- 2025.10.03
- 2025.10.05
- 2025.10.08
- 2025.10.10
- 2025.10.11
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ExWHYZ
Skream! 2025年08月号