Japanese
藍色アポロ
Member:ナガイ(Vo/Gt) みゃん(Gt) すず木 ひろ史(Ba) 石川 雄太(Dr)
Interviewer:秦 理絵
焦燥や葛藤を抱きながら、一歩先の未来に足を踏み出したいという想い。藍色アポロが8月4日にリリースする初の全国流通盤EP『312g』は、そんな刹那的な感情が真空パックされたような作品だ。国内で言えばASIAN KUNG-FU GENERATIONやフジファブリック、くるり、NUMBER GIRL、海外で言えばOASISやWEEZERといった2000年代に登場したロック・バンドのマインドを強く継承する彼ら。そのサウンドは抒情的な美しさだけでなく、泥臭く危うい熱気を色濃く孕んでいる。なぜ、彼らは2000年代ギター・ロックに惹かれるのか。これまでの歩みを振り返りつつ、『312g』に託す想いを訊いた。
-藍色アポロの曲には色がたくさん登場しますね。感情を表すモチーフとして、すごく効果的に色が使われてるように感じました。
ナガイ:僕が曲と歌詞を書いてるんですけど、色を使った表現が好きなんですよね。色って、いろいろなところと接点があるなと思うんです。芸術とか写真だけじゃなくて、料理とか風景にもある。僕たちの音楽はひとつの答えに縛られずに、いろいろな捉え方をしてほしいから、人それぞれの捉え方ができる色っていうものが合うんだと思います。
-じゃあ、色の表現はかなり自覚的に使っているんですか?
ナガイ:そうですね。書いているうちに"色の表現が多いな"って気づいたんですよ。
みゃん:たしかに多いな。
-いつ頃気づいたんですか?
ナガイ:2ndシングルの『その白さ』(2020年リリース)を作ったときですね。"白"をどう捉えてもらえるかっていうのを考えながら、そこに黒や青を織り交ぜて作っていったんです。そのときに、"あれ? これ、色多くない?"って。
みゃん:僕はこういうのが好きですね。受け手に委ねてる感じとか。
すず木:聴くタイミングによって意味が変わってくるような感じがあるよね。
-『その白さ』に収録されている「カゲロウ37℃」には、"青の青さがわかりだした白のない空"っていう表現もあったり。青なら青っていう単色じゃないのも面白いんですよね。
石川:曲を作るときに、ナガイ側からも真意を伝えてこないので、自分たちのニュアンスで汲み取っていくんですよ。歌詞を見て、自分の中で納得してって感じです。
ナガイ:歌詞の意味はメンバーにも伝えないようにしてます。
-バンド名の藍色アポロにも色が入ってますね。
ナガイ:これは、僕が単純に藍色が好きだったからです。
みゃん:言っとったな、ずっと。
ナガイ:藍色って、いろいろな要素が含まれてる気がするんですよね。例えば、宇宙だったり、空とか海とか。すごく好きな色だったから、"入れたい!"って言いました。
-結成は去年の3月だそうですけど、ナガイさん中心だったんですか?
ナガイ:いや。よくネットにバンド・メンバー募集みたいな掲示板があるじゃないですか。あれです。最初どうやってメンバーを集めたらいいかわからなかったんですよ。で、とりあえず掲示板にのっけてみたら、ドラムの石川とギターのみゃんが高校の同級生でバンドをやってたんですけど、そのバンドが解散するにあたって、ヴォーカルを探してるっていうので、たまたま掲示板にのっけてたんです。それが合致して。ベースのすず木は大学が同じだったので、"バンドやんね?"って言って結成しました。
みゃん:だから、付き合い的にはまだ短いですね。
ナガイ:2年も経ってない。一昨年の今はまだ知らないですから。
-じゃあ、ナガイさんは藍色アポロが初めてのバンド?
ナガイ:そうです。すず木も初めてですね。
-結成にあたって、共通して好きなアーティストとか音楽はあったんですか?
ナガイ:結構バラバラなんですけど、芯にあるものは似てるんですよ。オルタナとか。
みゃん:そこに惹かれて声を掛けたっていうのはあるんです。
ナガイ:プロフィールに、"OASIS好き"って書いてあったからね。ま、OASISはみんな好きだろって感じなんですけど(笑)。
みゃん:まぁそれで好きな音楽の方向性がわかるからね。でも、蓋を開けてみたら、もっといろいろなバンドがかぶってたりしたんです。あと、石川とすず木は全然違うし。
石川:そうだね。僕は、中高はずっと90年代のJ-POPとか、2000年代初頭のヴィジュアル系を聴いて育ってきたんです。
-例えば?
石川:Janne Da Arcとかラルク(L'Arc~en~Ciel)、GLAY、あとSIAM SHADEあたりを聴いてて。バンドをやるにあたって、アジカン(ASIAN KUNG-FU GENERATION)とかフジファブリックとかストレイテナーとかを聴き始めて好きになりました。
-すず木さんは?
すず木:もともと僕は東京事変が好きだったんですよ。ポップでお洒落な感じとか。あと、ジャンルが全然違うんですけど、メロコアが好きだったりもするんです。SHANKとか。で、このバンドを始めてからこのバンドの路線に近い曲も聴くようになりましたね。
-それが2000年代のギター・ロックなんですね。
すず木:そうですね。
ナガイ:僕は2000年代初頭のバンドだと、NUMBER GIRLがめちゃくちゃ好きなんですよ。ギターもジャズマスターとテレキャスターしか持ってなくて。
-田渕ひさ子(Gt)さんがジャズマスターで、向井秀徳(Gt/Vo)さんがテレキャスターだったから。
ナガイ:もうナンバガ(NUMBER GIRL)キッズなんです。完全に。
-ナンバガのどういうところに他のバンドとは違う魅力を感じましたか?
ナガイ:言葉にできないんですよね、これが。なんとも言えない焦燥感や疾走感。僕はまだ生まれてないけど、1997年とかの夏のむちゃくちゃ暑い、地面が白飛びしてる眩しい風景とかが、イントロを聴いた瞬間に思い浮かぶっていうか。
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