Japanese
バウンダリー
2019年08月号掲載
Member:中道 ゆき(Vo/Gt) アオキ(Ba/Cho) さくら(Dr/Cho)
Interviewer:山口 智男
チョーキングしたギターが唸る本格的なロック・サウンドで、数多くいる女性トリオに差をつける大阪のバンド、バウンダリーが全国デビューから1年半、待望の2ndミニ・アルバム『future』をリリース。その当時の自分たちのすべてを注ぎ込んだ1stミニ・アルバム『now』から彼女たちが成長を遂げたことは、何よりもまずタイトルから窺えるが、今回彼女たちが未来に向かうことを歌ったのは、この1年半の活動を通してバンドはまだまだ進んでいけると確信できたからだ。彼女たちが成長に伴う変化を恐れていないことは、新たな挑戦も含む全7曲からも明らかだ。前回同様、大阪にいるメンバー3人にメールで質問を送り、答えてもらった。
-前作『now』のリリースから1年半経ちましたが、『now』をリリースしたことによってバウンダリーの活動や、みなさんの心境に何か変化はありましたか?
中道:初めての全国流通盤だったのですが、CDショップでバウンダリーに出会ってくれるということが嬉しかったです。今までライヴとかYouTubeで知ってもらうのがほとんどやったけど、TOWER RECORDSでゴリラのジャケットに惹かれて試聴して、買っちゃった! っていうツイートを見つけたりして、めっちゃ嬉しかったですね。ライヴをしに行きたい場所が増えました。
さくら:3人でひとつのバンドであるという当たり前だけど、すごく大切なことの自覚がそれぞれ高まったと思います。
アオキ:初めてたくさんの人に手に取ってもらえる機会だったので、リリースしてからどういうふうにバンドとして進んでいくのか、聴いてくれた人がどのように捉えてくれるのかを以前にも増して気にするようになりました。
-そのなかで、自分たちが作っている音楽に以前よりも自信が持てるようになったとか、逆に、ここは改善したほうがいいと思ったとか、そういうこともあったのでしょうか?
中道:自分たちの音楽を聴いて"元気になれる"と言ってくれるのが嬉しくて。"みんな元気になれ~"ではなくて、"私はこんなことで悩んだり、こんなことで落ち込んだりするけど、こうなりたいなぁ"みたいな独り言のような歌詞だらけなんです。なので共感したと言ってくれると、"あぁ、作って良かったな"と感じますね。Aメロの出だしの歌詞でよく落ち込んでるので、そこは改善しようと思ってます(笑)。
さくら:いつも何かを作ったときは、"次もまたこれを超える作品を作ろう"という気持ちです。
アオキ:共感を示してくれたり、ライヴ中にステージからお客さんを見たときに歌詞を口ずさんでくれているのを見たりすると、めちゃくちゃ嬉しくて。ライヴでのお客さんの反応がいつも自分の自信に繋がっていると思います。改善したいのは、いつも新曲ができたとき、欲をかいて1曲中に1回は必ずベースのフレーズで目立とうとしてしまうので、曲の情緒を大切に考えるようにすることです(笑)。
-『now』のリリースからこれまでの1年半の活動を振り返って、ハイライトと言える出来事を挙げるとしたら?
中道:無料CD「神様」(2018年12月リリース)を配るツアー("「神様」フォーユーツアー")をしました! Twitterで、"ライヴをしに来てほしい"と呼んでくれた場所に行くとかして。大阪以外は7ヶ所。CDを持ってライヴをしに行く楽しさと嬉しさを改めて感じたツアーでした。
さくら:「神様」の無料配布ツアーももちろんそうですが、もうひとつ、ゆきちゃんの憧れのラックライフが毎年なんばHatchで開催してる"GOOD LUCK"に出たことです。ゆきちゃんにとっても、バウンダリーにとってもすごく特別な1日でした。
アオキ:無料CDを配る"「神様」フォーユーツアー"です。初めて広島、愛媛でもライヴをして、CDでしかバウンダリーを聴いたことがないお客さんだけを前にするライヴは、とても刺激になりました。思っていた以上にたくさんの方にCDを直接渡すことができて、誰かに渡したその1枚のCDからどれだけバウンダリーを知っていただけたのか、これからバウンダリーとどのように繋がってくれるのか、ずっと楽しみにしています。
-そして、7月3日に2ndミニ・アルバム『future』をリリースしたわけですが、いろいろなライヴハウスのバックステージ・パスをモチーフにしたジャケットが、まず目を引きますね。"自分たちはライヴハウスを拠点にしているライヴ・バンドなんだ"という矜持の表れなのかなと思ったのですが、今回のジャケットのアイディアは、どんなところからの発想だったんでしょうか?
中道:ふうちゃん(アオキ)がまず、アー写で今までのパスを使いたいという案を出してきて。前回のアー写で、大きい板にペタペタ貼って、それを背景に撮ったんです。パスを並べてみると、今の私はこれまでこれだけのライヴを経験して、一日一日楽しかったり悔しかったり嬉しかったりもどかしかったりしたことが......ブワッと蘇りました。確実に積み重ねてきたものを目で見て再確認したような。それをしっかり忘れずに身につけて進みたいなという意味を込めて、ジャケットにしました。
さくら:バウンダリーの今までの写真は色が少なくて人物が遠い感じだったので、すごくイメージが変わったと思います。
アオキ:私はバウンダリーに加入してから出演してきたライヴのステージ・パスをほとんど全部集めていて、そのライヴのフライヤーやったり、出演時間やチケット代などと一緒にノートに貼りつけていました(笑)。最初はバウンダリーのサポートやったので、記念という気持ちで残してたんですけど、いつのまにか正式加入したあともずっと続けていたんです。今回、『future』をリリースするにあたって、『now』をリリースしたあのときより成長したいという気持ちで、初めは記念に取っていたパスを全部剥がしてアー写に使うことで、"いったんリセットして新しいスタートを切る!"という意気込みで提案しました。
-最新のアー写でも、3人の着ているTシャツにジャケットのもとになったと思しきパスが貼られていますが、これまで出演してきたライヴのパスは全部取ってあるんでしょうか? 中には大事な思い出と言えるパスもあったりしますか?
中道:バンドを始めたばかりの高校生の頃は、大切に取っておいてました。最近は捨てちゃうことの方が多いけど......。私は、2016年3月23日の大阪 福島LIVE SQUARE 2nd LINEのパスが一番思い入れ深いです。高校卒業のタイミングで、今の3人になって初めて企画したライヴだったんです。ちなみにこの日、私の一番の憧れ、ラックライフのPON(Vo/Gt)さんがゲストで出演してくれて、終演後に"PON(ラックライフ)"って書かれたパスを、"はい"ってズボンから剥がして私にくれたんです! なのでこの日の2枚のパスが宝物ですね。PONさんのパスだけいい感じにぴったりサイズな透明の袋に入れて保管してたので、ホコリひとつ被らず、とてもきれいな状態でした(笑)。
さくら:ステージ・パスは、ずっと前のものから取ってありました。ですが、私は忘れっぽいのと保管の仕方が悪いので、どれがあのときの、とかいう見分けができません(笑)。
アオキ:ほとんど全部取ってあります!! 私だけかと思ってたんですけど、パス貼りアー写を撮ろうってなってみんなのパスを持ち寄ったときに、私以外のふたりも相当な量を保管していてちょっと嬉しかったです。一番大事なパス......いっぱいあるけど、やっぱりバウンダリーで初めてベースを弾いた2015年の福島LIVE SQUARE 2nd LINEでのパスですね。
-バウンダリーにとってライヴ、そしてライヴハウスとは?
中道:なんにでもなれる、無限に広がる大宇宙!
さくら:唯一自分のカッコイイを表せる場所です!
アオキ:普段は誰にも自分でも想像できひんような自分を召喚できる場所です!
LIVE INFO
- 2024.04.26
-
四星球
ReN
The Ravens
フレンズ
a flood of circle
BREIMEN
ズーカラデル
愛はズボーン
Base Ball Bear
原因は自分にある。
Mr.ふぉるて
ザ・クロマニヨンズ
Maki
いきものがかり
Alstroemeria
Aqilla
超能力戦士ドリアン
yama
THE BOYS&GIRLS
LONGMAN
MOROHA
Rhythmic Toy World
Homecomings
ORCALAND
POPPiNG EMO
ヤングスキニー
SANDAL TELEPHONE
- 2024.04.27
-
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
ReN
TK from 凛として時雨
TRIANGLE 2024
People In The Box
ポップしなないで
"ARABAKI ROCK FEST.24"
BIGMAMA
SEKAI NO OWARI
ズーカラデル
KEYTALK / キュウソネコカミ / ポルカドットスティングレイ ほか
セックスマシーン!!
SAKANAMON
原因は自分にある。
BACK LIFT
リュックと添い寝ごはん
Base Ball Bear
SCANDAL
岡崎体育
the engy
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
Johnnivan
スカイピース
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Novelbright
Amber's
THE YELLOW MONKEY
Ado
SPENSR
- 2024.04.28
-
ASP
眉村ちあき
ASH DA HERO
ポップしなないで
TRIANGLE 2024
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
People In The Box
"ARABAKI ROCK FEST.24"
SEKAI NO OWARI
ぜんぶ君のせいだ。/ 星歴13夜 / TOKYOてふてふ
The Ravens
Omoinotake
THE BOYS&GIRLS
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
いきものがかり
MYTH & ROID
愛はズボーン
SCANDAL
超能力戦士ドリアン
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
ハシリコミーズ
礼賛
にしな
Ado
Laughing Hick
- 2024.04.29
-
ReN
fox capture plan
岡崎体育
TRIANGLE 2024
小山田壮平
ザ・クロマニヨンズ
シノダ(ヒトリエ)
リュックと添い寝ごはん
私立恵比寿中学
ゆいにしお
Creepy Nuts
眉村ちあき
ASIAN KUNG-FU GENERATION / THE ORAL CIGARETTES / Vaundy ほか
moon drop
MAIZURU PLAYBACK FES.2024
Age Factory
the shes gone / Ivy to Fraudulent Game / ドミコ / パスピエ ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / Not Secured,Loose Ends ほか
The Ravens
愛はズボーン
"JAPAN JAM 2024"
Novelbright
超能力戦士ドリアン
ヤユヨ
Poppin'Party × MyGO!!!!!
- 2024.04.30
-
I Don't Like Mondays.
シノダ(ヒトリエ)
藤巻亮太
君島大空
山内総一郎(フジファブリック)×斎藤宏介(UNISON SQUARE GARDEN/XIIX)
フラワーカンパニーズ
- 2024.05.01
-
I Don't Like Mondays.
神はサイコロを振らない
ハンブレッダーズ
忘れらんねえよ
Rhythmic Toy World
アカシック
GRAPEVINE × Hedigan's
- 2024.05.02
-
サカナクション
君島大空
Novelbright
神はサイコロを振らない
ゆいにしお
Maki
- 2024.05.03
-
I Don't Like Mondays.
サカナクション
古墳シスターズ
フレデリック / 04LimitedSazabys / キュウソネコカミ / BLUEENCOUNT ほか
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 弐ノ名 ほか
忘れらんねえよ
"JAPAN JAM 2024"
清 竜人
ザ・クロマニヨンズ
VIVA LA ROCK
RAY
いきものがかり
- 2024.05.04
-
Machico
KiSS KiSS
ExWHYZ
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ビッケブランカ
KEYTALK / THE BACK HORN / THE BAWDIES / FLOW ほか
SCANDAL
岸田教団&THE明星ロケッツ
フィロソフィーのダンス
ドレスコーズ / 特撮 / 小林私 / 月蝕會議 ほか
halca
"JAPAN JAM 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.05
-
go!go!vanillas
I Don't Like Mondays.
古墳シスターズ
ExWHYZ
愛はズボーン
Machico
"OTODAMA'24~音泉魂~"
ザ・クロマニヨンズ
ユプシロン
ASP
ぜんぶ君のせいだ。/ TOKYOてふてふ / 星歴13夜 ほか
JYOCHO
SEKAI NO OWARI
"JAPAN JAM 2024"
BiS
ずっと真夜中でいいのに。
VIVA LA ROCK
- 2024.05.06
-
I Don't Like Mondays.
愛はズボーン
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
小山田壮平
ヒトリエ
挫・人間
ぜんぶ君のせいだ。
SHAKALABBITS
夜の本気ダンス
SEKAI NO OWARI
ヤングスキニー
SCANDAL
かりんちょ落書き
VIVA LA ROCK
- 2024.05.08
-
礼賛
I Don't Like Mondays.
WANIMA
MOROHA
KALMA
Ryu Matsuyama
神はサイコロを振らない
cadode
- 2024.05.09
-
I Don't Like Mondays.
超能力戦士ドリアン
礼賛
アカシック
センチミリメンタル
ZAZEN BOYS
ハンブレッダーズ
白昼堂々踊レ人類
神聖かまってちゃん
神はサイコロを振らない
- 2024.05.10
-
夜の本気ダンス
超能力戦士ドリアン
Creepy Nuts
BREIMEN
フレンズ
Base Ball Bear
WANIMA
AIRFLIP
Tempalay
KALMA
ACIDMAN
ヤユヨ
渡會将士
崎山蒼志
Novelbright
a flood of circle
ZAZEN BOYS
四星球
感覚ピエロ
tricot
the dadadadys
LEGO BIG MORL
- 2024.05.11
-
愛はズボーン
SEKAI NO OWARI
LONGMAN
夜の本気ダンス
Tempalay
ヤユヨ
小山田壮平
KALMA
ハンブレッダーズ
TK from 凛として時雨
フルカワユタカ(DOPING PANDA)× 荒井岳史(the band apart)
ASP
ASH DA HERO
FINLANDS
Base Ball Bear
ぜんぶ君のせいだ。
tacica
SCANDAL
ヤバイTシャツ屋さん
"OSAKA METROPOLITAN ROCK FESTIVAL 2024"
ExWHYZ
センチミリメンタル
ハシリコミーズ
The Ravens
a flood of circle
People In The Box
SAKANAMON
ザ・クロマニヨンズ
Rhythmic Toy World
白昼堂々踊レ人類
THE BAWDIES
ネクライトーキー
Amber's
"SWEET LOVE SHOWER SPRING 2024"
THE BOYS&GIRLS
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 田島貴男 / とまとくらぶ ほか
RELEASE INFO
- 2024.04.26
- 2024.04.27
- 2024.05.01
- 2024.05.02
- 2024.05.03
- 2024.05.04
- 2024.05.05
- 2024.05.06
- 2024.05.07
- 2024.05.08
- 2024.05.09
- 2024.05.10
- 2024.05.15
- 2024.05.17
- 2024.05.22
- 2024.05.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
BREIMEN
Skream! 2024年04月号