Japanese
MR.Fuzzy
Member:Cameron(Vo/Gt) Sada(Gt) Fumi(Ba) Tasuku(Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
-Sadaさんのルーツは?
Sada:僕は90年代J-ROCKのいわゆるモンスター・バンド、L'Arc〜en〜CielとかGLAYから入ってギターを始めた感じでした。そこから80年代のギター・ヒーロー系にハマって──
-なるほど、このバンドではそのギター・ヒーロー感が出ているんですね。
Sada:そうですね(笑)。それをうまくこのバンドには入れたいなと思っているんです。ギター・ヒーロー系というところだけ見ると、みんなとは全然ジャンルが合ってないんですよね。でも、ギターを始めた時期に流行っていたELLEGARDENとかも聴いていて、好きで弾いていたので、それがルーツの一部としてみんなと繋がって、こうして一緒にできているのかなって思いますね。ただ自分のルーツとしてはギター・ヒーローがあって、それが憧れだし目指しているところでもあるので。それをうまくMR.Fuzzyに組み入れられたらなと思ってやっています。
-音楽的なルーツだけ聞くと、結構バラバラですね。
Cameron:そうですね。でも、もっと深いところのバックグラウンドが合っているんですよね。全員海外に住んだ経験があって、日本で育っていないというのが第一にあって。自分もハワイに住んでいたり、アメリカに留学に行っていたり。ギターのSadaもアメリカの音大に行っていたし、Tasukuもカナダの音大に行っていたことがあって。Fumiはシンガポールとかタイに住んでいたことがあったり、みんな日本だけじゃない国で育っているのも共通していて。そういう経験もひとつの繋がりとして、自分たちを束ねているんじゃないかなと思います。
-今回のミニ・アルバム『DREAMS』では、日本語詞がベースとなった曲や、英語詞でも印象的に日本語が組み込まれた曲もあり、歌詞の面をすごく意識しているのかなと感じました。
Cameron:そうですね。今回のミニ・アルバムの曲は、英語詞だけの「I'm Young」や、日本語詞を軸にした「Dream」とか、英語詞と日本語詞が交ざった曲もあれば、どちらかに寄った曲もあるような、面白い作品にしたかったんです。英語詞だけだと理解しづらいところがあったり、かと言って、日本語詞だけだと自分たちがルーツにしてきた洋楽の要素が消えてしまうんじゃないかっていうことがあったりもして。今回は、自分たちのルーツも入れながら、自分たちの個性を生かせる曲を揃えて、アルバムとしてリリースしたいっていう思いが大きかったですね。
-曲作りから試行錯誤をして、これ! という曲を作った感じですか。
Tasuku:そうですね。
Cameron:「HERO」という曲を昨年シングルでリリースしているんですけど、今回それを新しいバージョンで再レコーディングしているんです。1年を経て自分たちがどれだけ育ったのか、ファンの方に聴いていただける作品になっていて。結成から1年自分たちが育ててきた曲と、そして「Dream」や「High & Low」といった新しい曲の両方が楽しめる曲を今回は選びました。
-「HERO」は前回のシングル時とどのくらい変わっていますか。
Tasuku:アレンジが変わったというよりは、音が追加されていたり、同期とかも入っていたりします。
Fumi:テンポもちょっと落としていたりとかね。
Cameron:ライヴを重ねていくなかで、自分たちが演奏している動画を観て、曲を見つめ直す機会も多いので。"やっぱりこのテンポじゃないんじゃないか"とか、"こっちのテンポの方が歌いやすい"とか、テンポがひとつふたつ違うだけでもノリ方も変わってくると思うんですよね。みなさんに楽しんでもらえる、最高の「HERO」はどういう形がいいのかなっていうのを、みんなで考えて。オルガンやマリンバとか、いろんな上モノを加えたり。結成から1年経って、「HERO」という曲がこれくらい変わったんだよっていうのを見せられるくらいの変化はあるんじゃないかと思います。
-完成度が高い曲ですよね。キャッチーでパワフルで親しみやすくて、高揚感のあるコーラスや、ライヴでシンガロングできるだろうなというフックもあって、且つ華やかなギター・ソロが効いている。すごくいい曲だと思います。
Sada:ありがとうございます。
Cameron:ギター・ソロはSadaに任せっきりです。デモの段階では"こういう感じ"っていうイメージだけを彼に伝えて、そこから必死に考えてくれて。
Sada:Cameronがギター・ソロ好きっていうのもあるんですけどね。
Cameron:僕、アニソンとか好きで。アニソンのギター・ソロがめちゃくちゃ好きで、巻き戻して何度もギター・ソロだけ聴いたりしていたこともあるんです(笑)。Sadaの作るソロやSadaが奏でる音は、そういうアニソン系のギターのような泣きや熱さもあるので、曲のいい味になっていると思います。
-ポップ・パンク、ポップ・ロックだとギター・ソロが省かれてしまうことも多いですが、この濃いギター・ソロを入れるあたりは、MR.Fuzzyとしても大事なところですかね。
Cameron:そうですね。なので最近は、新しい曲を作るときにギター・ソロがないと、ちょっともの足りなそうにしてます(笑)。
Sada:そんなことないけどね(笑)。でも例えばこの「Dream」のギター・ソロでは、ソロ自体でまたひとつの物語を表現しているんです。勇敢さとか、夢を追い掛けている人の葛藤や勢いといったものを音に込めていて。わずか20秒なんですけど、僕なりの"夢"を、起承転結を大事に構成しました。音が左から入ってきたり、右から入ってきたりして、それが混ざり合っていって──そういうところにストーリー性を持たせています。ギター・ソロって、言っちゃえば間奏なので、大抵の人が聞き流してしまうところだと思うんですけど、こういうところにも注目してもらえたらギタリスト冥利に尽きるかなと。みんなの耳が向くようになれば、世の中でまたギター・ソロが多い曲が増えていくかもしれないし、そういう音楽が増えてほしいというか。
Fumi:でもみんながやり始めちゃったら、MR.Fuzzyの特徴じゃなくなっちゃうんじゃない?
Sada:まぁ、きっかけになればね。"こういうことやってる人もいるぞ"っていう。
-曲作りはCameronさんがデモを作って、みんなでアレンジしていくということですが、ああじゃない、こうじゃない言いながらやっていくところも結構あるのでしょうか?
Tasuku:そうですね、言い合いもしますね。
Cameron:他のバンドよりは、全然言い合いはしてない方じゃない?
Tasuku:でも今回のアルバムを作るときは、言い合いも相当あったかな。バンドはみんなそうですよね。
-いいものを作りたいという一心で、力が入りますよね。
Tasuku:はい。僕が結構言っちゃうので。特に「Dream」に関しては、"夢"というテーマがあったので、それを歌詞や曲調にどう表すかというところで悩みましたね。歌詞の面でCameronにとって難しいところがあったり、Sadaもギター・ソロとかで悩んでいたり。でもそれを経て"できた!"っていうものもあったので。自分たちの看板曲になるものだっていうのはわかっていたし、アルバム名も"DREAMS"という、「Dream」にちなんだもので、しかもMV曲で、この曲を押し出していきたいっていう思いもあったので、ひとりひとりがこの曲に関して悩んだんじゃないかなと思いますね。
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