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INTERVIEW

Japanese

アマリリス

2018年09月号掲載

アマリリス

アマリリス

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メンバー:二本柳 亮(Vo/Gt) 町田 千尋(Gt/Cho) 大島 朋佳(Ba/Cho) 佐々木 徹(Dr/Cho)

インタビュアー:高橋 美穂

2014年、二本柳 亮と町田千尋を中心に結成された横浜の4ピース・バンド アマリリス。これまで2枚のミニ・アルバムをリリースし、着実に音と名を世の中に広めてきた彼らが、配信シングル『K点を越えて / イニシエーション・ブルー』を完成させた。流れるような聴きやすさの中に、光るフレーズやメッセージ性ある歌詞が散りばめられた、彼らの"シティ・ロック"観が反映された仕上がりだ。ここに至るまでの紆余曲折――でもたしかに1本の線で繋がっている物語を、メンバー全員に訊いた。

以前Skream!に出ていただいたのが、1st EP『Entertainment』のリリース時で、2016年8月でした。

二本柳:ちょうど2年前ですね。

-そこから、メンバー・チェンジがあり、2ndミニ・アルバム『CITY』(2018年3月)のリリースがあり、いろいろありましたね。

二本柳:半端ない谷と山がありましたね(苦笑)。バンドとして、いろんな経験をしました。

-谷というのは?

二本柳:僕がいろいろ好きなタイプで、迷走しがちなんです。

-それは、音楽性において?

町田&佐々木:なんでもです(笑)。

町田:彼のいいところでもあるんですけどね。

二本柳:そこをメンバーがいつもコントロールしてくれるんですけど、メンバーを巻き込んでしまったことがあって。『CITY』のあたりで、その悩みから抜けたかなっていう。

-バンドが悩んでいる最中に大島さんは加入されたんですか?

大島:はい(笑)。ちょうど入ったころ、迷走が始まって。私が入ったことでバンドが変わったからっていうこともあると思うんですけど......いろいろありました。

-佐々木さんは、どんな気持ちで迷走期を過ごしていました?

佐々木:もともと音楽性がしっかり決まってたバンドじゃなかったので、自分たちがどこを目指せばいいかわからなかった時期があって。ここのふたり(二本柳、町田)が言い合いになるようなこともあったんです。僕は俯瞰しているようなタイプだったんですけど。そこから『CITY』がひとつの座標になったんですよね。無事に今を迎えられて良かったなぁって。

町田:今思えば、もっとやりようがあったんでしょうけど、ちゃんと衝突し合わないとダメな性格なんで。ただ、あの時期が今の幹になっているところはありますね。

-作品のタイトルも"Entertainment"、"CITY"と、方向性の変化がはっきり提示されていますよね。

二本柳:去年シングル(2017年リリースの1stシングル『Toys / Best of My Love』)を1枚出していて。『Entertainment』よりもポップだったんです。でも、その方向性でやっているうちに、"僕らはロック・バンドだよな、そんなポップに振る舞えないな"って感じ出して。そこから悩んで、ポップなことと、ロック・バンドの形を、うまく残してできないかなって思っていたときに、「マーブリング」(『CITY』収録曲)ができたんです。

-「マーブリング」が突破口だったんですね。

二本柳:そうですね。もうちょっと頑張ろう、って思えたきっかけになりました。

-「マーブリング」ができてから、『CITY』の他の収録曲もできたんですか?

二本柳:そうなんですよ。「マーブリング」は去年の7月にレコーディングが終わって、MVも8月に公開していたので、3月にやっと『CITY』に収録してリリースできたっていう。他の収録曲3曲は、今年に入ってからできたんですよ。

-その「マーブリング」が、"BIG UP!"(※配信代行プラットフォーム)上で実施していたTBSのテレビ番組"イベントGO!"のオープニング曲募集企画で選出されたことで、さらに思い入れが深くなったんじゃないですか?

二本柳:そうですね。

-そういうことがなくても、きっと大事な曲になっていったと思うんですけど、周囲から認められたことで、より確信が持てたというか。

二本柳:そうですね。この曲で認められたかったので、すごいプラスになりました。