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INTERVIEW

Japanese

NEO JAPONISM

2018年08月号掲載

NEO JAPONISM

Member:百百 百華 藤井 ラナ 森田 美玲 相澤 萌楓 間宮 遊

Interviewer:杉江 由紀

少女たちが見据えるのは、新しき世界だろう。"かわいいは正義"という言葉があるが、むろんそれに異論はない。だが、NEO JAPONISMは決してかわいいだけで終わるアイドルではなさそうだ。"NEO SOUND,NEO CULTURE"をコンセプトとして掲げ、始動してから約半年。6月には1stフル・アルバムとなる『NEO GLAMOROUS』を発表し、初のワンマン・ライヴも成功させた彼女たちは、ある意味で強かな野望を持っていると言える。そして、現在21歳の加藤 颯氏がプロデュースを務め、松隈ケンタ氏のもとで作曲/編曲を行ってきたSaya氏が制作に参加している『NEO GLAMOROUS』は、なかなかの逸品に仕上がっている。


アイドルが好きな人にも、バンドや音楽が好きな人にも楽しんでもらえるグループ


-本誌初登場ということで、まずは自己紹介をお願い致します。

百百:百百百華(どどももか)です。17歳です。赤担当です。よろしくお願いします。

藤井:白担当の藤井ラナ(ふじいらな)です。よろしくお願いします。

森田:ピンク担当の森田美玲(もりたみれい)です。よろしくお願いします。

間宮:間宮 遊(まみや ゆう)です。青です。よろしくお願いします。 

相澤:紫担当の相澤萌楓(あいざわもか)です。よろしくお願いします。 

-NEO JAPONISMは"NEO SOUND,NEO CULTURE"をコンセプトに掲げたグループとなるそうですが、みなさんとしては、NEO JAPONISMとはどんな存在であると認識されていますか。

百百:NEO JAPONISMは、振りコピをしやすいところがかなり大きな特徴だと思います。たぶん、どんな人でも1回観たらマネできるような感じになっているはずなので、ライヴではいつもお客さんたちにも、私たちと一緒に踊って楽しんでもらっています。

藤井:NEO JAPONISMの"JAPONISM"要素は、衣装に和柄が取り入れられているところによく出ているような気がしますね。あとは、音楽的な面でも何曲かにはちょっと日本的な要素というか、和的なメロディが入っているものもあります。そして、さっき百百が言ったように、振りコピがしやすいようになっているのも大きなポイントで、たとえ事前に知らなくても、その場のノリで一緒にみなさんに楽しんでいただける曲が多いのも自慢です。私たちの意識としては、"NEO JAPONISM"と名乗っている以上、"これからの日本を背負っていくんだ!"と言いたい気持ちも若干あります。

森田:振りコピをみんなにしてもらいたいのはもちろんですし、NEO JAPONISMの曲は基本的にバンド・サウンドが中心になっているので、そこも聴いていただくみなさんに楽しんでもらいたい点ですね。

-たしかに、NEO JAPONISMの音は王道的なアイドル歌謡とは明らかに一線を画している印象が強いです。

間宮:その、楽曲がバンド・サウンド中心になっているというところは、個人的にとても気に入っているところなんですよ。自分は、まさにSkream!さんに載っているようなバンドがめっちゃ好きなんです。

-それは興味深い発言ですね。具体的には、どのあたりがお好きなのでしょう。

間宮:クリープハイプさんとか、ドレスコーズさんとか、マイヘア(My Hair is Bad)さんとか。MOROHAさんもすごい好きです。「バラ色の日々」(MOROHA)、めっちゃ聴いてます!

-なかなかにガチですね(笑)。ちなみに、間宮さんはNEO JAPONISMの中においてリード・ヴォーカルというポジションでもあられるそうですし、やはりバンド・サウンドの中で歌うことを楽しみながらされていることになりますか。

間宮:はい、もちろん! 自分が好きな歌を歌えているので、私は今、とても楽しいんですよ。NEO JAPONISMの音楽が本当に好きです。

相澤:音楽としていいだけじゃなく、そもそもうちはみんなメンバーがかわいいんですよ。だからNEO JAPONISMは、アイドルが好きな人にも、普通にバンドや音楽が好きな人にも、それぞれちゃんと楽しんでもらえるグループなんじゃないかなと思います。

-なんでも、6月には渋谷WOMBにて初のワンマン・ライヴ(2018年6月17日に開催された[NEO JAPONISM 1stワンマンライブ "NEO PHASE"])を行われたそうですが、かなりの盛況ぶりであったとうかがっております。ここまでのお話ですと、振りコピがしやすいという点が特に重要になりそうですけれども、ほかにもNEO JAPONISMがライヴ・パフォーマンスをしていくうえでこだわっていることがあれば、ぜひ教えてください。

相澤:表現をすること、がモットーです。音楽とダンスと顔の表情を通して、観ている人たちに対して何か胸に"グっ"と来るものを伝えたいという気持ちで私はアイドルを始めたので、その感覚をNEO JAPONISMのライヴを観てくれた人が少しでも感じてくれたら、私的には勝ちだなと思ってます(笑)。

間宮:またこの子(相澤)がいい笑顔をするんですよ! ライヴ中に向かい合う場面があったりすると、こっちもテンション上がります(笑)。

百百:表情は私も大切にしていますね。ライヴハウスで踊っているときに酸素が薄かったりしても、どんなときでもなるべく笑っていられるように心掛けてます。

間宮:百百は顔がちっちゃいし、かわいいし、この中だと一番ガキンチョなんで、妹みたいな存在です。

相澤:無邪気なんです、とっても。

-百百さんはNEO JAPONISMの中で最年少にしてセンターというポジションを担っていらっしゃいますが、水面では優美な姿を見せつつも、水面下では必死に泳ぐ白鳥にどこか近いところがあるのかもしれませんね。

百百:あぁ、たしかにそれはありますね(笑)。