Japanese
ADAM at
2018年05月号掲載
Interviewer:石角 友香
-(笑)ところで編成は曲によって比重を変えるんですか?
そうですね。アコースティック・ギターにしたり、あるいはギターがひとりだけ弾いたりとか。
-でもベースとキーボードはなるべく当たらないようにしてるんですね。だからそのぶん、ベースはすごくラウドで重い。
(ベーシストは)ジャズ・マンではあるんですけど(笑)、彼のルーツはメタルだったみたいで。
-テクニカルな人ってメタルが好きなんですかね?
いやー、どうなんでしょう。私の中でメタル好きは隠れキリシタンみたいなところがあって、"あなたもですか?"みたいな(笑)。ストレスの捌け口にちょうどいいんじゃないですかね、メタルって(笑)。
-非常にブラジリアンな「Rodrigo de Izu」、この曲はいろんな取りようがあると思うんですが、私はSergio Mendes的なものを思い浮かべました。
あぁ、まさにです。「Mas Que Nada」のド頭みたいなとことか。
-なんなんでしょうね? この世界1周感。
ははは(笑)。ありがたいですね。
-ラテンもお好きなんですか?
ラテンを好きになった記憶はあまりないんですけど、父がSANTANAを好きだったんです。で、家でよく子供のころから(SANTANAの曲が)かかってまして。ADAM atをやってて"かっこいいな"と思ったピアニストが、Michel Petruccianiさんだったんですけど、SOIL&"PIMP"SESSIONSのピアノの丈青さんも彼がすごく好きで、結構ラテンのフレーズを入れてて。"かっこいいな、いつかやってみたいな"というところでできた、これが"伊豆ロドリゴ"と言いまして......。
-あ、"伊豆の踊り子"なんですね(笑)。そして資料によると、今回のアルバムで「エウロパ」が最もお気に入りであるということですが、これはどういうところがお気に入りなんですか?
音楽的な話をすると、各メンバーが様々なアレンジを持ってきてくださって、ベースも"これシンベ(シンセ・ベース)の方がいいんじゃないですか?"というアイディアを出していただいて。それでシンベにさせてもらって、ギターもディレイがかかってるんですが、これもギターの彼のアイディアなんです。私がピアノ1本でソロでやった部分を送ったら、とても素晴らしいラッピングをしてくださったんですよ。みんなのアイディアの結晶だっていうのがまずひとつ。それに弾いてて、我ながらとてもきれいなメロディだと思って(笑)、ずっと聴いてられるんです。個人的には、地方から上京して、ひとり暮らしをしてる女の人に聴いてもらって涙してもらいたい曲で。
-まぁ、たしかにこれからの季節に良さそうですよね。上京して、社会人1年目で――
ゴールデンウィークも終わって、夜、家にいるとき、ちょっと田舎の風景を見たいなと思ってくれたら、それはそれで私は嬉しいです。
-そしてもう1曲、今回のアルバムを象徴しているという「共鳴ディストラクション」。これは1曲目(「寂寞コンストラクション」)とタイトルが対になっている感じですが。
はい。そもそもこの2曲でワンセットだったんです。これも若干メタル要素を入れた曲ではあるんですけど、ベースにはジャズが入っているのかなと思っておりますね。
-踊れるロック・バンドが好きな人も聴きやすそうなリズムですね。
そうかもしれないですね。どちらかというと、野外のロック・フェスなんかでも見劣りしないような曲になれたらいいなと思ってまして。
-ADAM atは対バンの幅広さも他にはない強みですね。
いろいろなジャンルの方が誘ってくださるので、ほんとありがたいです。
-実際、ジャンル的な両極で言えばどんな振り幅ですか?
そうですね、例えばですけど"東京JAZZ"に出たっていうのがひとつであって、もうひとつ、スカとメロコアの祭典に出てるのは両極端だなと思いますね。でも"東京JAZZ"はそれこそSteve Gaddとか世界を代表するジャズ・マンの中に我々が入らせてもらって。もう一方はKEMURIさんとかGELUGUGUさんとか、スカ、メロコアのレジェンドの中になぜか入らせてもらうっていうのは本当にありがたい話というか。
LIVE INFO
- 2024.12.22
-
ExWHYZ
ストレイテナー
back number
Helsinki Lambda Club
tacica
シノダ(ヒトリエ)
上白石萌音
フィロソフィーのダンス
Lucky Kilimanjaro
大森靖子
あいみょん
WONK
Aooo
People In The Box
ザ50回転ズ
Homecomings
DOES
怒髪天
"MERRY ROCK PARADE 2024"
ずっと真夜中でいいのに。
majiko
ゴホウビ
miida × stico
さめざめ
小林柊矢
TK from 凛として時雨
adieu(上白石萌歌)
MyGO!!!!!
PEOPLE 1
新しい学校のリーダーズ
LEEVELLES × 名無し之太郎
- 2024.12.23
-
DOES
Cody・Lee(李)
LiVS
ドレスコーズ
Cody・Lee(李)
RAY×BELLRING少女ハート
坂本慎太郎
原因は自分にある。
東京初期衝動
- 2024.12.24
-
羊文学
川上洋平([Alexandros])
藤巻亮太
ポップしなないで
CIVILIAN
Plastic Tree
yama
- 2024.12.25
-
UNISON SQUARE GARDEN
原因は自分にある。
ExWHYZ
サンドリオン
川上洋平([Alexandros])
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
シノダ(ヒトリエ)
ずっと真夜中でいいのに。
- 2024.12.26
-
BiS
いゔどっと
優里
Cwondo
LACCO TOWER
ネクライトーキー / kobore
UVERworld
Dannie May
- 2024.12.27
-
いゔどっと
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
優里
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
賽
Devil ANTHEM.
"TOKYO COUNT DOWN 2024"
ネクライトーキー / 3markets[ ]
ビッケブランカ
ExWHYZ
煮ル果実
神聖かまってちゃん
SANDAL TELEPHONE
ウソツキ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.28
-
CENT
ザ・クロマニヨンズ × go!go!vanillas
the paddles
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
TK(凛として時雨)
シノダ(ヒトリエ)
ADAM at
TENDOUJI
DJ後藤まりこ × クリトリック・リス
鯨木
Homecomings
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
モノブライト
BiS
THE YELLOW MONKEY
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / PIGGS / Wang Dang Doodle / ゆっきゅん
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.29
-
"FM802 RADIO CRAZY 2024"
ADAM at
DIALOGUE+
Aooo
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.30
-
Dragon Ash × The BONEZ
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2024.12.31
-
Nornis / ROF-MAO / 葛葉 ほか
"第8回 ももいろ歌合戦 ~愛の大晦日~"
フラワーカンパニーズ
FINLANDS
"COUNTDOWN JAPAN 24/25"
大森靖子
9mm Parabellum Bullet×アルカラ
"LIVEHOLIC presents COUNT DOWN SPECIAL 2024→2025"
- 2025.01.03
-
JIMMY EAT WORLD
- 2025.01.04
-
私立恵比寿中学
RAY×BELLRING少女ハート
いゔどっと
sajou no hana
PRIMAL SCREAM / ST. VINCENT / JIMMY EAT WORLD ほか
- 2025.01.05
-
RAY×BELLRING少女ハート
PRIMAL SCREAM
Base Ball Bear
WEEZER / MANIC STREET PREACHERS / DIGITALISM ほか
PIGGS
- 2025.01.06
-
THE JESUS AND MARY CHAIN
- 2025.01.07
-
WEEZER
PRIMAL SCREAM
GANG PARADE × 寺中友将(KEYTALK)
レイラ
- 2025.01.08
-
あいみょん
MONOEYES ※振替公演
WEEZER
THE YELLOW MONKEY
RELEASE INFO
- 2024.12.25
- 2024.12.26
- 2024.12.27
- 2024.12.28
- 2025.01.01
- 2025.01.06
- 2025.01.08
- 2025.01.10
- 2025.01.12
- 2025.01.14
- 2025.01.15
- 2025.01.17
- 2025.01.20
- 2025.01.22
- 2025.01.24
- 2025.01.29
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
ST. VINCENT
Skream! 2024年12月号