Japanese
alcott
2017年05月号掲載
Member:貴田 宰司(Vo/Gt)
Interviewer:高橋 美穂
-「ポップコーンウーマンに捧ぐ」(Track.8)は、"ぴーちくぱーちく"、"ディンドンディンドン"などといった口に出して気持ちいい響きの歌詞やレゲエのビートなど、"ノリ"を重視している印象でした。深い意味を前面に出した曲がある一方で、こういう曲があるところも、alcottの面白さなのだと思います。みなさんご自身はどう思われますか?
もう2年以上ライヴでやり続けているalcottの代表曲です。みんなで踊って、歌える、ハッピーな曲。ノリも意識しましたが、歌詞にもこだわりました。基本的に、目で見て聞いて触って経験したことを曲にしているので、必ずと言っていいくらい、どの曲にもモチーフとなった人物がいます。この曲で出てくるピッチャーは女の子。なので、ライヴで僕は下手投げをしています。ディンドンというのは教会の鐘の音のこと。この曲はalcottの変化球的なラヴ・ソングであり、ウエディング・ソングですね。
ずっと大きな会場での一体感をイメージしています
-「その姿は美しい」(Track.10)に顕著ですが、大きな会場でシンガロングしたくなるようなフレーズが多用されています。ライヴをイメージして楽曲を制作することも多いのでしょうか?
alcottが見ている景色を大きく広げてくれた楽曲です。何度もこの曲に救われてきました。ずっと大きな会場での一体感をイメージしています。この曲に救われたぶん、この曲を大きいステージに連れていってやりたいと思います。ライヴをイメージして作れた楽曲は必ず強くなりますね。
-「宣戦布告」(Track.11)は、"YELL"というアルバム・タイトルに繋がる曲であると同時に、ご自分たちが言われてきたこと/感じていることが高い温度で歌い鳴らされていると思いました。"これまでがあったからこそ生み出せた歌"という実感はありますか?
言いたかったんですよね。その夢は叶う。今必死になって、頑張ってる人に言ってやりたかったんです。どんなことがあっても、大丈夫。バカにされても、コケにされても、絶対に夢が叶うまで、諦めんなって。そう思って描いていたはずなのに、一番言ってほしかったのは自分だったのかもしれませんね。自分以外に対して放った言葉が、ものの見事に自分の元へと返ってきます。目に映る誰かが自分と重なって見えたりする。不思議とどこかで自分と似たような人を探してるみたいに。この歌はみんなへの応援歌でもあり、自身への応援歌でした。
-さらに「宣戦布告」は、「ピーナッツ」(Track.9)と共に、1月に初の全国流通盤としてシングルでリリースされています。そのリアクションを受けて、どのように思われましたか?
今までのCDはすべて、自分たちの手の届く範囲にしかプロモーションできませんでした。全国流通盤をリリースしたことも大きかったのですが、その音源をリリースするにあたって、事務所に入ったことが一番のalcottの転機だと思います。守るべき仲間が増えると強くなれますね。事務所やスタッフに心から感謝しています。
-ラスト「わがままを1つ」(Track.12)は失恋を描いているのにもかかわらず、爽快に聞こえるラヴ・ソングです。ラヴ・ソングを歌い鳴らすうえで考えていらっしゃることはありますか?
バッドエンドが嫌いなんです。どうにもこうにもならないようなつらい物語も、悲しいだけの感情で終わりたくない。費やした時間を無駄だったなんて思いたくない。きっと良い方向に行くと僕は思っています。「わがままを1つ」は「さくらの麓」のアンサー・ソングのようなものです。『YELL』という物語のラストを飾るのはこの曲しかなかったと思います。
-ほとんど全曲に関して質問させていただきましたが、そうしたくなるほど、様々な曲が収録されているアルバムだと思います。そんななかで、みなさんご自身が思うalcottらしさは、どんなところにあると思いますか?
笑顔ですね。大好きな人にはずっと笑っていてほしい。alcottはメンバーみんなまっすぐで、前向きで、お調子者で、変態です。そばにいる人たちに笑ってほしくて、生きてる。音楽を鳴らしています。これからも笑みがこぼれるような音楽を作っていきたいです。
-"YELL"というアルバム・タイトルに込めた意味、思いを教えてください。
一番わかりやすくてシンプルな言葉を選びました。必ずこのアルバムは、聴いてくれた人たちの支えになってくれると思います。alcottからのエールです。
-今作のリリース後はツアーもあります。どんなライヴを展開していきたいですか?
今まで見てきたフロアの景色を一変させたいです。このツアーでどんなに大きなステージに立っても通用するようなalcottだけの空気感を作っていきたい。
-また、"YELL -あっちむいて回鍋肉-"というツアー・タイトルの意味も教えていただけますか(笑)。
それはライヴハウスでのお楽しみにとっておきましょう(笑)。
-最後に、ずばり今後の目標、野望などありましたら教えてください!
いつか神戸ワールド記念ホールでのワンマン・ライヴ2デイズを実現させたいです。そのためにも、一歩ずつ着実に前に進んでいけたらと思います。
LIVE INFORMATION
[alcott "YELL -あっちむいて回鍋肉-" TOUR 2017]
5月14日(日)神戸 太陽と虎
5月16日(火)広島 CAVE-BE
5月17日(水)福岡 Queblick
5月25日(木)金沢 AZ
5月29日(月)心斎橋 Live House Pangea
6月2日(金)HEAVEN'S ROCK 宇都宮 VJ-2
6月27日(火)渋谷 TSUTAYA O-Crest
6月28日(水)名古屋 APOLLO BASE
6月30日(金)神戸 VARIT. -TOUR FINAL-
LIVE INFO
- 2025.05.09
-
THE BACK HORN
Creepy Nuts
a flood of circle
BLUE ENCOUNT
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
WtB
DeNeel
SUPER BEAVER
Rhythmic Toy World
MAN WITH A MISSION
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
大森靖子
Organic Call
GLASGOW
CNBLUE
- 2025.05.10
-
The Biscats × Ol'CATS
never young beach
The Ravens
ネクライトーキー
ずっと真夜中でいいのに。
コレサワ
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
HY
sumika
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
Keishi Tanaka
ポップしなないで
Mr.ふぉるて
Rhythmic Toy World
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
indigo la End
ヒトリエ
緑黄色社会
Bimi
"GAPPA ROCKS ISHIKWA"
GANG PARADE
SCOOBIE DO
斉藤和義
東京スカパラダイスオーケストラ
あいみょん
"METROCK2025"
FINLANDS
fox capture plan
CNBLUE
a flood of circle
No Buses
- 2025.05.11
-
The Biscats × Ol'CATS
ネクライトーキー
THE BACK HORN
ずっと真夜中でいいのに。
The Ravens
HY
sumika
indigo la End
ORCALAND
Keishi Tanaka
ヤングスキニー
BLUE ENCOUNT
山内総一郎×斎藤宏介
渡會将士
古舘佑太郎 × 田村晴信(171)
US
Plastic Tree
ヤバイTシャツ屋さん
VOI SQUARE CAT
NakamuraEmi
Bimi
ADAM at
SCOOBIE DO
斉藤和義
Creepy Nuts
flumpool
ヒトリエ
fox capture plan
四星球
私立恵比寿中学
忘れらんねえよ / 超☆社会的サンダル / Conton Candy / KALMA ほか
Ayumu Imazu
フラワーカンパニーズ
DIALOGUE+
BIGMAMA
People In The Box
Bray me
MARiA(GARNiDELiA)
WtB
あいみょん
"METROCK2025"
点染テンセイ少女。
清 竜人25
Mellow Youth
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 橋口洋平(wacci)
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
RELEASE INFO
- 2025.05.09
- 2025.05.10
- 2025.05.12
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
Bimi
Skream! 2025年04月号