Japanese
がらくたロボット
2017年03月号掲載
Member:ヤマモトダイジロウ(Vo/Gt)
Interviewer:岡本 貴之
3月8日にミニ・アルバム『BREAK OUT』を発売する3ピース・バンド、がらくたロボット。時代に逆らうようにかき鳴らされる強烈なギター・ロック・サウンドは、"これぞロック"と言わんばかりに豪快で骨太だ。今回、弱冠二十歳のバンド・リーダー、ヤマモトダイジロウに自身のバックボーンからバンドの成り立ち、アルバム収録曲について話を訊いた。コンセプトを明確に持ったアルバム作りなど、単なる衝動だけではない表現への向き合い方に驚かされるはずだ。
-がらくたロボットは関西を拠点に活動しているんですよね。
そうです。神戸と大阪を中心に活動していて、CDを出すたびに東京を始め全国を回ってます。
-2012年に高校1年生だったヤマモトさんを中心にバンドが結成されたとのことですが、どうやって始まったバンドなんですか。
もともとは、高校に行ったらバンドのメンバーを見つけてがらくたロボットをやりたいと思っていて。高校でメンバーを見つけてライヴをやり始めたのがきっかけです。
-バンドをやりたいというのはいつごろから思っていたんですか?
中学でも遊びのバンドを組んでいて。小さいころからギターを弾きたいという気持ちがあったんです。小学3年生くらいのときに、親父の車から流れてきたTHE WHOを聴いて、Pete Townshendにシビれてギターを弾き始めてからいろいろ聴いて没頭しだして。
-お父さんがロック好きだったんですね。
そうです。ほんまに、流れてくる曲がロックやったんで。THE WHOにしても、THE CLASH、SMALL FACESにしても。もう、なんも考えずに、ロックになった(笑)。
-でも、小学3年生くらいからギター持つってなかなかないですよね。
まぁそのころは、ただ単にギターを持ってジャーンって鳴らしてしまえばそれが最強やったんで。そのときはそれだけでよくて。
-誰かに習ったりもしたんですか?
いやいや、もうそんなのはなんもなくて、純粋にロックが好きで楽しんでただけですね。
-最初に自分で弾いてみた曲って覚えてます?
THE ROOSTERSの「どうしようもない恋の唄」ですね。あれが難しくてねぇ(笑)。
-へぇ~! 1980年に出たTHE ROOSTERSの2ndシングルですね。今作『BREAK OUT』を聴くと曲の中でがんがんギター・ソロを弾いてますけど、最近の若いギタリストっぽくないプレイだなと思ったんですよ。そういうところにルーツがあるんですね。
まぁソロを弾きたいわけじゃなくても、自然とこう、目立ちたがりなだけです(笑)。
-高校生バンド・コンテスト"OSM High School MUSIC CAMP"で優勝したのは今のメンバーになる前の話ですか。
今のメンバーになる前ですね。とにかくどこででもやりたかったし、コンテストでもなんでも、"ライヴやりたい"というだけで全部やってましたね。
-ギターを持って歌えるところならどこでもやろう、と。
最初は歌ってなくてギターだけだったんですよ。高校に入ってベースとドラムは見つかったけど、ヴォーカルが見つからなくて。やりたいっていう奴はいたけどものすごくダサかったから(笑)、"じゃあ俺が歌うわ"って。それが高校1年生のときです。そこからですね、歌い出したのは。
-曲を作り出したのもそこから?
いや、曲はもうギター持ったときからインスピレーションじゃないけど、思ったことをそのまま歌ってました。家に小3、4くらいのときのノートがあって、歌詞とか書いてあるんですけど、よう人には見せれん(笑)。
-むしろ小3の子がどんな歌詞を書いてたのか気になるけど(笑)。そこから大きくなって高校でバンド・コンテストで優勝したときは、人に認められた喜びがあったんじゃないですか。
いや、"当たり前や"って。余裕だと思ってました。俺がギターを持って歌えば誰にも負けへんなって。
-なるほど。そういう自信があるからこそ、遠藤ミチロウ、SA、STANCE PUNKSといったベテラン・ロック・ミュージシャンと同じステージに立ってこれたんだ。
それはまぁ、ライヴハウスの紹介があったりしたけど、SAのときは、募集しとったんですよ。10代のバンドをツアーで募集みたいな。それもSAとザ50回転ズやから、やりたいなぁって思って応募して。で、当たり前のように受かりました(笑)。
-高校時代のがらくたロボットとは違う、現在のメンバーのふたりとはどうやって出会ったんですか。
ベースのムラカミフウタはもともと違うバンドをやっていて、ちょくちょく対バンしてたんです。がらくたロボットのメンバーが抜けるということになっていたんですけど、そのツアーの途中で俺、事故ったんすよ。それで1ヶ月ちょっと入院していて。その入院中にメンバーを探しとって、フウタに連絡して。退院してからスタジオに入って、"あぁいいな、一緒にやろう"っていう感じで始めて。ドラムのイノウエタカヒロは、俺とフウタしかいないときにライヴが決まっとって、ドラムを見つけないといけないからライヴハウスに誰かいないか聞いて回っとったんですよ。それで神戸のライヴハウスの人が紹介してくれたんです。3人でスタジオに入ってすぐやろうってなりました。もう、音を出したらなんとなくわかる感じで。
-3人が好きな音楽が似ている感じなんですか?
う~ん、ドンピシャってわけではないけど、やっぱりロックが好きなんで。感覚的に伝わりやすかったです。せーので"ジャーン"ってやればカッコいい、それだけで。やりたくもない奴とやっても面白くないし。この3人でやろうって思えたからやっているので。別に上手い奴はいっぱいいるし、練習すれば上手くなるし、俺は常にがらくたロボットをやりたい奴とやりたい。誰であっても。
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