Japanese
LUCCI
2016年03月号掲載
Member:三浦 弦太(Vo/Gt) 中神 怜華(Ba) 仲西 新(Gt/Cho) 長崎 慎(Dr)
Interviewer:山本 真由
ここ数年、メロディの優れた良質なバンドがどんどん出てきている激戦区・名古屋で、他のメロコア系バンドやエモ・ロック系のバンドとはちょっと違う存在感を放っている、ギター・ロック・バンド"LUCCI"。前作『あの日の僕へ』で、それまでの実力をその時点での完璧な作品に昇華した彼らにとって、新作へのプレッシャーは大きかったはず。しかし、苦労を重ねて完成させた新作『1Kより愛をこめて』は、演奏にも楽曲にも遊び心を入れる余裕すら感じる、頼もしい作品となった。そんな今作について、メンバー全員にこれまでの歩みも含め、メール・インタビューにて回答してもらった。
-2ndミニ・アルバム『1Kより愛をこめて』の完成、おめでとうございます。Skream!では初めてのインタビューということで、まずは結成の経緯について教えてください。
三浦:大学に入学した2011年に、僕と怜華(中神)が軽音楽部でバンドを結成したのが始まりです。当時は同級生のギターとドラムがいましたが、方向性の違いで2013年に脱退しまして、そこからサポートに入ってくれたのが新君(仲西)とまこっさん(長崎)です。
仲西:僕が個人的にやっているもうひとつバンド(THE SWiTCHERS)のレーベル("BUNS RECORDS")のオーナーがまこっさんというところもあって、僕とまこっさんは以前から交流があったんです。それでまこっさんから初めてLUCCIの音源を聴かせてもらったとき、すごく曲が良かったので、素直にこのバンドでギターを弾いてみたいという気持ちで連絡をしようと決めたのを覚えています。最初は2人とも軽い気持ちで、"サポートでもいいので"のつもりだったのですが、やっていくうちに楽しくなって、すぐに正式加入しました。
長崎:そうそう! "このバンド売れそうだから入ろうぜ"って新を誘いました(笑)。
-バンド名の"LUCCI"には、何か特別な意味や由来があるのですか?
三浦:初回のライヴだけ違う名前でやったんですけど、略しにくいし覚えづらいということで、完全に僕の思いつきで名づけました。よく"某有名海賊漫画の敵の名前からとったの?"とか言われるんですが、僕はそのキャラが特別好きでもないので、特に意味はありません(笑)。
中神:私はよく、弦太(三浦)に内緒で教えてよって言われるんですけど、こっちが教えて欲しいくらいです(笑)。
-LUCCIの音楽性は、歌モノのギター・ロックというキャッチーでわかりやすい側面と、独特のグルーヴ感など深みのあるサウンドが、とてもいいバランスに保たれているように感じます。メンバーの音楽的なルーツには、ロックやポップス以外の音楽もあるのでしょうか?
三浦:ありがとうございます! 僕は高校のころにASIAN KUNG-FU GENERATIONやback numberなどを聴いて育ちました。初めてライヴを観にライヴハウスに行ったのがback numberです。当時は、周りの人と同じ音楽を聴きたくないってつまらない理由で、J-POPを聴かない捻くれた少年でした(笑)。
中神:私は小学生のときにアイドルになりたくて、それがきっかけでモーニング娘。にハマって、それ以来CDを買って音楽を聴くようになりました(笑)。そんな私でも、高校のときに初めてバンドを組んで、初めてコピーしたのがHi-STANDARDで、高校時代はハイスタ一色でした。
仲西:僕は弦太とは正反対で、音楽にハマったころはRIP SLYME、ORANGE RANGEなど流行りモノを教室で聴いているようなミーハー小僧でした(笑)。それからだんだんとHi-STANDARDなどのパンクにハマっていき、今では山下達郎からハードコアまで、いろいろ聴いています。もっと勉強したいです。
長崎:僕は1番最初に好きになったバンドはASIAN KUNG-FU GENERATIONでした。でもそこからHi-STANDARDが好きになって90年代のメロコアにかなりハマりました。あと、メロコアではないですがFRUITYに出会ってYOUR SONG IS GOODが大好きになりました。
-所属する"TRUST RECORDS"は、今や名古屋を代表するインディー・レーベルとも言えるほど近年注目度が上がっているレーベルですね。しかしLUCCI は、BACK LIFTのようなこれまでのTRUST RECORDS的メロディック・パンク・バンドとは一線を画す音楽性だと思うのですが、昨年リリースの前作『あの日の僕へ』をTRUST RECORDSからリリースすることになった経緯を教えてください。
長崎:僕が加入する前から、RADというTRUST RECORDSの母体となる会社("RAD CREATION")が運営している系列のライヴハウスによく出演してたということがまずあって。僕がLUCCIに加入してからは、僕がその会社で働いていたので社長のワタさん(綿谷 剛)にライヴを観てもらう機会がさらに多くなって。たくさんチャンスもいただいてレーベルに誘われたんです。僕たち的にも1番お世話になってる人と一緒にやるのが1番だなと思って。
-現在、名古屋のロック・シーンは、かつてないほどに良質で個性的なバンドを数多く輩出していますよね。地元のバンド同士の繋がりや、同郷バンドの活躍はいい刺激になっていますか?
仲西:そうですね。僕らはメロコア、ギター・ロックなどのジャンル問わず、"いいモノはいい"といったスタンスで活動しているので、レーベル・メイトである仲間のバンドからも本当に刺激を受けますね。レーベル・メイトに限らず、名古屋にはいいバンドがいると思います。同世代だと、ONIONRINGとか、SUNsとか。
-地元のシーンで特に注目しているバンドや、親交の深いバンドを教えてください。
長崎:僕は最近、THE BOY MEETS GIRLSが好きすぎてただのファンです(笑)。それから、新も言ってるSUNsは、僕がやってる"BUNS RECORDS"というレーベルのバンドで、彼らもまた最高なバンドです。あとはMy Hair is Bad、Unblock、ENTH、EVERLONGとか名前を挙げたらキリがなさそう......(笑)。
-また、前作リリース以降、ツアーなどで各地を回って、様々なジャンルのバンドと共演してきたLUCCIですが、そんな中で特に影響を受けたバンドや意識しているバンドがいれば教えてください。
三浦:僕の中では、My Hair is BadやUnblockとの出会いが、大きいですね。どちらも大阪の"THE NINTH APOLLO"というレーベルに所属しているバンドなんですが、このレーベルに所属しているバンドは全部とにかく熱くて良いライヴをするので、かなり刺激を受けてるんじゃないかなと思います。
仲西:そうですね、個人的には東京のSentimental boysというバンドが本当にカッコよくて影響を受けてます。曲もライヴもすべてが完璧なんです。あとは、奈良のRe viewというバンドもカッコよくて、ギター的にも影響を受けてます。
中神:私も弦太と同じく、"THE NINTH APOLLO"のバンドにとても影響を受けていますね。観るたびに、ゾクゾクしてます。あとは、歳も近く、とても仲良くさせていただいている、宮崎のARTIFACT OF INSTANTがバチバチにカッコいいので、刺激になっています。
長崎:前回のリリース・ツアーのファイナルで出演キャンセルになってしまいましたが、sumikaですかね。すべて完璧。初めてライヴを観たときの衝撃は一生忘れられません。リベンジしたいっすね。
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