Japanese
TAMTAM
2014年09月号掲載
Member:Kuro (Vo/Trumpet) Yuthke Suzuki (Gt) Tomomi Kawamura (Key) Junet Kobayashi (Ba) Affee Takahashi (Dr)
Interviewer:吉羽 さおり
ミニ・アルバム『For Bored Dancers』での衝撃から約5カ月。TAMTAMがメジャー移籍後初となるフル・アルバム『Strange Tomorrow』を完成させた。プレイ・ボタンを押すと同時にグッと深いTAMTAM世界へと引っ張り込んでいくダブ・サウンドと、ドラマ性の高い、エモーショナルなメロディやアンサンブルは、壮絶といってもいいエネルギーが詰まっている。壮大なスケールがあり、且つ恍惚感たっぷりに、頭を体を揺さぶるアルバムだ。TAMTAMとは何者か、そんな問いに答えをくれる作品だろう。
-ミニ・アルバム『For Bored Dancers』よりもグッとスケールアップして、とくにメロディがかなり強化されて、ものすごくエモーショナルで壮大なアルバムになりました。今回は、制作や作品としてテーマとしたことはありましたか。
Kuro:前提として、TAMTAMはいろんな曲をやってますけど、TAMTAMにとって強みになる曲ってどんなものかなっていう、ある意味第三者的な目線はありましたね。それは、アップ・テンポな軸とダウン・テンポな軸とあるんですけど、そこをより色濃く成熟させようねみたいなのがあったのと。あとは、ライヴをやりながらの、そしてこれからもっとやっていこうみたいな中で、肉体的な面が、前の『For Bored Dancers』に比べたら増えた感じがしますし。アレンジも、バンドライクというか、バンドでガッとエネルギーを出るみたいなところに向いていた気がします。
Affee:個人的な話なんですけど、前よりもこだわってる感を出そうっていう。それがスケールというところにも繋がっていると思うんですけど。今回、レコーディングもいろいろ試せそうな感じがしたので、重ねていくことをできる限り楽しい感じで、気にせずにどんどんやれることをやっていこうというのは思っていて。それが結果的に、いろいろエフェクトを使ったりにも繋がったのかなと。
-1曲に対して時間もかけたんですか?
Kuro:そこはわりとスピーディに制作は進んだかな。最初に4曲録って、数カ月後に残りの8曲を録ってという感じで期間は空いたものの。それまでない曲をフル・アルバムのために書き下ろして全部アレンジもやって、ライヴでやるよりも先にレコーディングをやってみたいな感じだったので、時間を前よりも裂いたかというとそうでもないですね。
Affee:むしろ、8曲録るときは死ぬかなと思った(笑)。
Tomomi:前よりも狙いが明確になった分、短い時間に一気に濃密に詰め込んだというのはあるかもしれない。
Affee:スタジオ入って時間割作ってね(笑)。今日はこれとこれとこれをやります、みたいなのでやっていくような感じだったので。時間というよりは濃度を濃くするということで、そこはロジカルにやろうと。
-ライヴをやりながらの制作というのは、いい方向に作用しました?
Kuro:個人的な話をすると、それまではオーディエンスに向けてっていうわけでもなく、ダブっていう音が好きで集まって音をやるバンドだったんです。例えば"歌ものとして10年残る曲を"という話がありますけど、歌ってるうちにそういう自意識というか、なかったものが出てきたというか。ライヴでもお客さんに向けてやる姿勢が変わってきたところで、曲を作っていたこともあって。届くもの、っていうのは前より意識していたかな。
-Junetさんはどうですか、作品へ取り組む上での何かテーマっていうのはありました?
Junet:とりあえず、いい演奏をしようというくらいですかね(笑)。フレーズの意味と、それぞれが作ったものと、弾けるものと、あとは世界観もあると思うから、それに対してどういうものができるかとか、デモのフレーズを弾けないところは弾けないけど、これってこういうニュアンスだからこっちに"こうしても大丈夫?"っていう確認をしながら、自分の中でできるもを弾きましたね。
-Yuthkeさんは今回も機材が増えましたか。
Yuthke:増えました。そのうち家が埋まるんじゃないかなあと思ったりして。今回もそれを駆使して、めくるめくっていう感じですね。
-Track.1「バベル」のギターもかなりきてますもんね。
Yuthke:めくるめくですね。
-「バベル」では、Tomomiさんのオルガンも曲のグルーヴを生んでいますね。
Yuthke:渋いですよね。
Tomomi:僕はピアノから入ったので、オルガンの音が途切れてくれないっていうのが不安でしょうがなくて(笑)。あまり得意じゃなくて避けてきていたんですけど、意外と「バベル」的な解決がありだったら、次ももうちょっといけるかなっていうくらいには苦手意識が減ってきた曲ですね。
Affee:今回は全員わりと、このアルバムを出した次のことを考えようっていうところも意識しているんですよね。Yuthkeさんにも、この曲はリフを弾くっていうのを今やっておいた方が絶対にいいから、リフを作りましょうって話をしたりとか。そういう意味だと、挑戦していることが多くて。それが攻めている感じに繋がるかな。
-課題をそれぞれ与えつつ、ハードルを超えてと、短い時間で凝縮した制作だったんですね。「バベル」は"1曲目にしよう"ということで作りだした曲だそうですが。
Kuro:そうですね。まだライヴの1曲目ではやってないんですけど、ライヴの頭でも使えそうなというのは念頭に置いたり。ライヴのことを考えてできたキャラの曲かなと思いますね。1曲目のど頭のイントロのところで、すごいぐちゃぐちゃにダブしてもらう、エフェクトをがっつりとかけてもらっているんですけど。前にクラムボンのミトさんと話した時に、ダブがびっくりサウンドだみたいな話をしてて(笑)。もうびっくりさせようみたいなことで、イントロのど頭は、わ!っていう感じにしました。
LIVE INFO
- 2025.05.12
-
US
- 2025.05.13
-
ヤングスキニー
WANIMA
ビレッジマンズストア
US
- 2025.05.14
-
yummy'g
VOI SQUARE CAT
ホリエアツシ(ストレイテナー)/ 橋口洋平(wacci)
大森靖子
WANIMA
緑黄色社会
Hello Hello
PEDRO
LiSA
清 竜人25
怒髪天
- 2025.05.15
-
a flood of circle
THE YELLOW MONKEY
SPARK!!SOUND!!SHOW!! / the dadadadys
女王蜂
No Buses
星野源
WANIMA
山内総一郎×斎藤宏介
CENT
オレンジスパイニクラブ
Homecomings × Cody・Lee(李)
mol-74
トゲナシトゲアリ × She is Legend
LiSA
- 2025.05.16
-
Hump Back
ORCALAND
ヒトリエ
Mr.ふぉるて
Creepy Nuts
fox capture plan
a flood of circle
ReN
四星球
ayutthaya
No Buses
The Ravens
People In The Box
flumpool
ヤングスキニー
星野源
[Alexandros]
VOI SQUARE CAT
Baggy My Life / Am Amp / Comme des familia
INF
never young beach
- 2025.05.17
-
フラワーカンパニーズ ※振替公演
THE BAWDIES
"CIRCLE '25"
女王蜂
sumika
渡會将士
アーバンギャルド
ネクライトーキー
ExWHYZ
斉藤和義
Bimi
Creepy Nuts
四星球
いきものがかり / Omoinotake / Saucy Dog / アイナ・ジ・エンド ほか
DIALOGUE+
GLIM SPANKY / 水曜日のカンパネラ / 岡崎体育 / Laura day romance ほか
コレサワ
flumpool
Official髭男dism
THE BACK HORN
People In The Box
GANG PARADE
WtB
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
indigo la End
[Alexandros]
ポップしなないで
小林私 / 色々な十字架 / 叶芽フウカ(O.A.)
INORAN
ずっと真夜中でいいのに。
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
インナージャーニー / 地元学生バンド ほか
- 2025.05.18
-
渡會将士
androp
"CIRCLE '25"
アーバンギャルド
sumika
ねぐせ。
ヒトリエ
THE BAWDIES
斉藤和義
ReN
a flood of circle
ASP
22/7
OKAMOTO'S / Lucky Kilimanjaro / サニーデイ・サービス ほか
ポップしなないで
WANIMA
"COMING KOBE25"
Official髭男dism
DIALOGUE+
The Ravens
Mr.ふぉるて
おいしくるメロンパン
ExWHYZ
コレサワ
BRADIO
"ACO CHiLL CAMP 2025"
私立恵比寿中学
CYNHN × タイトル未定 × fishbowl
SPECIAL OTHERS
INORAN
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.05.19
-
点染テンセイ少女。
- 2025.05.21
-
VOI SQUARE CAT
斉藤和義
Saucy Dog
打⾸獄門同好会 / くるり / ストレイテナー ほか
あいみょん
Hakubi
yummy'g
渡會将士
ADAM at
緑黄色社会
- 2025.05.22
-
ORCALAND
Saucy Dog
ReN
片平里菜
w.o.d. ※振替公演
あいみょん
ねぐせ。
オレンジスパイニクラブ
清 竜人25
DYGL
Maki
フリージアン
チリヌルヲワカ
Base Ball Bear
otsumami feat.mikan
ayutthaya
I Don't Like Mondays.
- 2025.05.23
-
ORCALAND
[Alexandros]
Mr.ふぉるて
indigo la End
a flood of circle
THE BAWDIES
DYGL
w.o.d. ※振替公演
ADAM at
Plastic Tree
浅井健一
ゴキゲン帝国
TOMOO
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Hakubi
レイラ
LEGO BIG MORL
- 2025.05.24
-
ReN
Mr.ふぉるて
indigo la End
[Alexandros]
GANG PARADE
ヤングスキニー
緑黄色社会
ASP
サカナクション
おいしくるメロンパン
ヤバイTシャツ屋さん / UNISON SQUARE GARDEN / ストレイテナー ほか
コレサワ
THE BACK HORN
片平里菜
ポップしなないで
People In The Box
星野源
Novelbright
Baggy My Life × Comme des familia
mol-74
ネクライトーキー
LACCO TOWER
Plastic Tree
WANIMA
ADAM at
アルコサイト
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
SHE'S / SCANDAL / wacci ほか
VOI SQUARE CAT
終活クラブ
SUPER BEAVER
"Shimokitazawa SOUND CRUISING 2025"
DeNeel
the telephones
The Ravens
FUNKIST
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
LEGO BIG MORL
ビレッジマンズストア
- 2025.05.25
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ReN
コレサワ
flumpool
a flood of circle
ヤングスキニー
緑黄色社会
GANG PARADE
ASP
サカナクション
THE BAWDIES
10-FEET / The BONEZ / バックドロップシンデレラ ほか
ACIDMAN
片平里菜
星野源
Baggy My Life × Comme des familia
秋山黄色 / This is LAST / Chilli Beans. / reGretGirl ほか
ネクライトーキー
"ながおか 米百俵フェス 2025"
sumika
浅井健一
GLIM SPANKY / 阿部真央 / 和田 唱(TRICERATOPS)ほか
GOOD BYE APRIL × Nolzy × First Love is Never Returned
Mirror,Mirror
HY
the shes gone
"GREENROOM FESTIVAL 20th Anniversary"
Cody・Lee(李)
- 2025.05.26
-
清 竜人25
水中スピカ
Poppin'Party
RELEASE INFO
- 2025.05.12
- 2025.05.14
- 2025.05.16
- 2025.05.21
- 2025.05.23
- 2025.05.28
- 2025.05.30
- 2025.06.01
- 2025.06.04
- 2025.06.11
- 2025.06.13
- 2025.06.18
- 2025.06.20
- 2025.06.25
- 2025.06.28
- 2025.07.02
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
トゲナシトゲアリ
Skream! 2025年05月号