Overseas
Lenny Kravitz
Interviewer:道明 利友
-今作は、ブラス・サウンドやサックスなどをフィーチャーした「Black And White America」や、打ち込みのビートやファルセット・ボイスが印象的な「Liquid Jesus」など……。この楽曲たちに象徴されるように、今回のアルバムは全体的にギター・サウンドよりもバラエティに富んだサウンドを多くフィーチャーしている印象を持ったのですが、このようなサウンドを嗜好されたのはどういう理由からだったのでしょう?
うん、俺が昔からファンクやソウル、R&Bが大好きなんだってことは、俺のことを知ってる人たちの間ではもうよく知られてることなんだけどね。自分の中には以前からそういういろんなサウンドがあったと思う。Jimi Hendrixもそうだけど、ロックやってたって、ソウルフルさが潜んでる。否定できない黒人っぽさっていうか、汗臭いぐらいのソウルっていうか、どこかすごくファンキーなリズムが隠れてる。今に始まったことじゃないんだけど、今回のアルバムではなぜかそれがより表に出てきたんだよね。作り出したらなんとなく、ホーンやなんかが似合う曲がたくさん生まれてきたんだ。やってて楽しかったよ。なにかちょっと違うことがしてみたかったんだ。もちろんそれでもギター主体の曲も作ったけどね。
-そうですね。「Rock Star City Life」はそのタイトルどおり、“ロック・スター”なイメージそのままの豪快なギター・サウンド、ロック・サウンドが痛快です!
あの曲は、THE RUNAWAYSの「Cherie Currie」がインスピレーションになって生まれた曲なんだ。俺のギタリストが映画『The Runaways』の監督Floria Sigismondiと友達なんで観てたんだけど、あの音楽がすごく気に入ってさ。映画を観終わってからこの歌が生まれたんだ。Dakota Fanningの演じたあのワイルドなティーンの役を思い出してね。
-今作のリード・トラックでもある「Stand」は、カラフルな色彩とハンド・クラップするCGをフィーチャーしたミュージック・ビデオもとても印象的でした。
あの曲はハープシコードが軸になった曲だから面白いよね。これは自分が小さい時に観ていた『The Partridge Family』とかのテレビ番組を思い出すね。日本の人や若い世代の人たちは知らないかもしれないけど(笑)。あの番組の曲にはハープシコードが使われててさ。まあとにかく、あの曲はちょっと変わってて俺も大好きな曲だよ。あ、あの番組がインスピレーションになったってわけじゃないからね。この曲を作った当時、バハマの家までハープシコードを運送させたばっかりでね。あれがまた、送るのが超大変で!で、せっかく運んだんだから、意地でも使ってやるって思ってたわけだ(笑)。どういうものになるかはわからないが、“ここまで持ってきたんだし何かしよう”って出来たのが「Stand」だったんだ。メッセージは、何があっても、どんな障害が待っていようと、前向きに進んでいこうってことだよ。事故で半身不随になってしまった友達がいてね。その時俺は違う国にいたからその場にはいてあげられなかったんだけど、ぜひ彼になにかを捧げたいって思ったんだ。聴いたらちょっとでも元気が湧くような曲をあげよう、って思って作った曲がこれなんだ。だからこの曲はもともとプレゼントで、アルバムに入れる予定もなかったんだけど、やっぱりいい曲だなって思ったから収録することにしたんだ。でもすごい奇跡的なのがね、この人は、また歩けるようになったんだよ!もちろん俺の曲のおかげではないけど、これはそんなエピソードのある曲さ。
-「The Faith Of A Child」やアルバムのエンディングを飾る「Push」のような、ピアノと貴方の歌声を全面にフィーチャーした楽曲も今回はとても感動的でした。
「The Faith Of A Child」は、ピアノで作り始めた曲で、歌詞は音にリードされて生まれたものだけど、大人になるにつれて失いがちな純粋さとか柔軟性がテーマになっている。子供の頃は当たり前だったそういう部分が大人になるにつれて失われて、心が堅く、狭くなって、みんな慎重になる。生きてれば当然のことなんだけどね。でも俺たちがもう少し子供みたいなオープンなハートを取り返すように心がけたら、もっと世の中いろんな解決案が見えてくるんじゃないかって言ってるんだ。有力者の欲や権力にまどわされずにさ。「Push」は、このアルバム用に最初に作った曲なんだ。俺も出演した映画『Precious』の原作タイトルが『Push』だったんだ。これは、あの映画にインスパイアされて生まれた曲ってわけだ。
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