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INTERVIEW

Japanese

LAZYgunsBRISKY

2009年07月号掲載

LAZYgunsBRISKY

Member:Lucy(Vo) izumi(Gt) azu(Ba) Moe(Dr)

Interviewer:佐々木 健治

LAZYgunsBRISKYをまだ聴いたことがない人は、早く聴いたほうがいい。平均年齢20歳という若きライオット・ガール達の音楽は、最高にスリリングだ。ロックンロール・スピリットという、もはや古ぼけて聞こえかねない言葉に全く新たな息吹を吹き込む音がここにはある。

-『26times』聴かせていただきました。前作『Catching!』に較べて、グルーヴ感が増した、とてもいい作品ですね。この作品の手ごたえはいかがですか?

Lucy(Vo)の回答(以下L):
やりたい事、全部やれました。大傑作かと。

izumi(Gt) )の回答(以下I):
手応えあります!!すごく音楽について考えたし、音を楽しむ、愛することを考えた。

azu(Ba)の回答(以下A):
自分達の今までの中で、最高傑作ができたと思います。今までの集大成、そしてこれからのLAZYgunsBRISKYが見据えられる作品になりました。

Moe(Dr) の回答(以下M):
グルーヴに関しては前作よりももっと意識しました。手応えはあります。

-『Catching!』からおおよそ半年という短いスパンでのリリースですが、今はどんどん楽曲ができていくという充実した時期ということでしょうか?楽曲作りからレコーディングまで、順調でしたか?

L:長期間に渡る制作・レコーディングでした。充実はしてます。

I:何回も曲を練り直したりした。レコーディングし終わったものを聞いて、ここはやっぱりこうした方がいい、こうしたいとかいう欲が出てきたりで、録り直したりした。

A:曲作りはだいたいツアーと平行して行っていたので、リズムとビートを強くメンバー全員意識していたため、イメージは合いやすかった。レコーディングはイメージしたものはあるんだけれど、それを音で表現するという事に、とても苦労しました。レコーディングはきつかったです。

M:ツアーもやりながら『Catching!』の発売前からレコーディングしてたので、作品を作っていく期間は割と長かったです。けど苦戦もしたので余裕はなかった。

-パンキッシュなガレージ・サウンドという印象だったのですが、もっとバンドとして骨太になったという印象を持ちました。意識してこれまでと変化させたところはありますか?

L:そのパンキッシュな要素は残しつつ、ビートとリズムへの強い憧れ、意識が増した、といった感じだと思う。

I:意識して変化させたというより、ロックっていうジャンルにしばられずにやりたいことを自由にやったっていうか。それでもLAZYgunsBRISKYらしさは出せてると思うし。あとは、リズムとビートをすごく意識した。自分が一番気持ちいいリズム、ビートを全員が大切にして出来上がった曲が26timesに詰まっている。

A:とにかく、自分達が持つロックサウンドの限界まで挑戦したかった。昔はロックはこうであるべき、と思っていたけれど、今は、自分達の尊敬するアーティストにかっこいいっていってもらえる様、あらゆる音楽を取り入れて、新しいロックを構築しよう、と思って作りました。

M:リズム・ビートを全員で作る。ベースとドラムが作るんじゃなくて、ギターも、うたも、リズムでビート。

-一音一音が整理されて、リズム隊がこれまで以上に力強くなったと思います。それによって楽曲がさらに生きている印象です。レコーディングに関しては、どういう形で行ったのでしょうか?

L:とにかく、ビートとリズム、そのバランスをレコーディングしながら、確かなものにしていった感覚。

A:全員で一発録りにして、3テイク位とったら、いいものを選ぶ形。そこから細かく綿密に曲をづけしていましした。

M:基本的に4人でどーんと。あとはギター重ねたりうた入れたりしました。パーカッションも!