Skream! | 邦楽ロック・洋楽ロック ポータルサイト

MENU

INTERVIEW

Overseas

MICACHU & THE SHAPES

 

MICACHU & THE SHAPES

Member:Micachu

Interviewer:佐々木 健治

ファニーなニックネームをそのままアーティスト名にしたMICACHUのデビュー・アルバム。実験的で、遊び心のある一風変わったポップ・ミュージックは数多いが、彼女はその若さに似合わず、その音に確かな音楽的インテリジェンスが感じられる。身近な物を楽器に変換しながら、音と戯れるMICACHU。ソーダの栓を引っ張りながら聴くべし!

-まずは、MICACHUという、ちょっと変わった名前の由来について、教えてもらえますか?

わたしのニックネームなの。ポケモンの悪いジョークみたいで失礼!

-まだ21歳ということですが、音楽を始めたのはいつ頃ですか?また、音楽を始めたきっかけは何ですか?

今は22歳になったんだけど。音楽は家業みたいなもので、小さい頃から常にわたしの周りには音楽がある環境で育ったから。いろいろな楽器がある中で、4歳の時にヴァイオリンに専念することにしたんだけど、たぶんあの頃はすごく酷い音を出していたと思う。

-『JEWELLERY』は、ロウファイな実験精神とエキセントリックなビートが詰め込まれていますね。それでいて、ただ新しいだけでなく、音楽的素養もしっかり感じられて、とても新鮮で刺激的でした。アルバムの手ごたえはいかがですか?

ありがとう。これを完成できてとても誇りに思ってるわ。何て説明していいか分からないけど、とてもスペシャルな経験をしたというか。次の作品を作れるようにするためにも、このアルバムをみんなが買ってくれるといいんだけど(笑)

-アルバムを作る上で、こういう作品にしたいというコンセプトのようなものはあったのでしょうか?

いや、たぶん最初からはなかったと思う。曲を全部作り終えた時点でアルバムとして形になった。

-制作は、どのように進んでいくのですか?基本的には、一人でされるのでしょうか?the shapesは、ライヴだけでなく、レコーディングにも参加されているのですか?

まだアルバムは一枚しか作っていないけど基本的には自分のベッドルームで曲をプロデュースして、Matthew Herbertと一緒に彼のスタジオでそれにどんどん手を加えていくという流れでやっている。でもアルバムの半分はバンドのTHE SHAPESも一緒に制作に関わっている。次のアルバムではもっとフルにコラボレーションしたいと思っているところ。

-様々なものを楽器として使われているそうですが、これを使ったら面白い音が出るんじゃないか、とか、そういうアイデアは、ふと出てくるものなのですか?それとも、スタジオで考えて、試しながら、という感じなのですか?

たぶんその両方のミックスだと思う。自分のスタジオっていうのはないんだけど。とにかく四六時中いろいろとサンプルとか楽器を使って試している。

-誰もが持っているような日用品で、これを鳴らすと面白い音が出るというようなものがあれば、一つ教えて下さい。これは、WEBサイトのインタビューなのですが、これを読んでいる読者が、すぐに試せるようなものがあれば。

ソーダ(ドリンク)の缶の詮を引っ張ってみて!