Japanese
LIVE AZUMA 2024
Writer :サイトウ マサヒロ
音楽、食、アート......全方位型地域密着フェスで、あなただけの遊び方を見つけよう
紅葉が見頃を迎える秋に、日本百名山に数えられる福島市のシンボル 吾妻山の麓が、二日限りの音楽都市に生まれ変わる。音楽フェス"LIVE AZUMA 2024"が、10月19日、20日に福島あづま球場およびあづま総合運動公園を舞台に開催。ジャンルやキャリアを越えた豪華アーティストが出演予定だ。
地元放送局である福島テレビ株式会社、"SUMMER SONIC"をはじめ数々のイベントを企画制作する株式会社クリエイティブマンプロダクション、そして福島出身の同級生が集まり結成された株式会社フライング・ベコという3社が主催する"LIVE AZUMA"は、今年で第3回。"福島でフェスをやりたい"という思いから、2021年に開催された福島県民対象の入場無料フェス"PARK LIFE 2021"を前身として、2022年にスタートを切った。大型フェスの非日常感とローカル・フェスならではの手触りが融合した雰囲気は、出演アーティスト、来場者、地元住民からも好評で、早くも福島を代表するフェスとして定着している。
また、回数を重ねるごとに"LIVE AZUMA"ならではのドラマやストーリーも厚みを増している。2022年の初開催時から東京スカパラダイスオーケストラ×奥田民生、ストレイテナー×Kj(Dragon Ash/Vo/Gt)といったビッグなコラボレーションが実現したり、Dragon Ashはアンセム「Fantasista」をかねてより彼らへの憧れを語っていたJUBEEとともに披露。2023年にはSTUTSのステージにC.O.S.A.、Daichi Yamamoto、塩塚モエカ(羊文学/Vo/Gt)、dodoが登場し、AwichはSOIL&"PIMP"SESSIONSとタッグを組む特別編成でパフォーマンスを見せるなど、ここでしか目撃できないサプライズが祝祭空間をさらに盛り上げてきた。
さて、ここからは今年の出演者たちをチェックしていこう。初日は、あづま球場に設けられるメイン・ステージ=AZUMA STAGEのトップバッターをAqua Timezが務める。期間限定で約6年ぶりの再結成を果たした彼等の貴重なライヴを皮切りに、フレデリック、THE ORAL CIGARETTES、go!go!vanillasとフェス巧者なロック・バンドが揃い踏み。水曜日のカンパネラやLucky Kilimanjaro、JO1といったポップ・アクトも名を連ね、今年現メンバー15周年を迎えるクリープハイプがトリを飾る。
2日目のAZUMA STAGEはDragon Ashをはじめ、HYDE、MAN WITH A MISSION、04 Limited Sazabys等パンク~ラウドロック色が漂うラインナップに。リーガルリリーやindigo la Endといったバンドはもちろんのこと、ドープなファンクを追求し続けてきた堂本 剛のソロ・プロジェクト .ENDRECHERI.からも目が離せない。大トリは、今年に入り初のアジア・ツアーや横浜アリーナでのワンマン・ライヴを成功させるなど、スケールアップを続ける羊文学だ。
スタジアムからガラリと雰囲気が変わり、森の中に迷い込んだかのようなロケーションが特徴のPARK STAGEは、両日通してヒップホップやエレクトロ・アクトを中心に据える。スチャダラパーや石野卓球等のベテラン勢から、Spotifyによる"RADAR: Early Noise 2024"にも選出されたラッパー MFS、2023年11月に結成され早くも国内外で支持を集めるロック・バンド LET ME KNOWといったアップカミングな新鋭まで、実に幅広いアーティストが集結。コアなリスナーも納得の出演陣と言えるだろう。
そして、"LIVE AZUMA"には音楽以外の魅力も盛りだくさん。入場無料のマーケット・エリア"PARK LIFE 2024"には、福島県内からの出店を中心に、東北ゆかりの食、物産、ワークショップなど約80店舗が立ち並ぶ。中でも、ラーメン・イベント・プロデューサー 森本聡子こだわりのセレクトが光る"東北拉麺屋台村"は大人気で、毎年数千杯を売り上げるという。さらに、当日の会場内は福島在住のアーティストである金子 潤がキュレートするアート作品によって彩られる。多様な遊び方を提供する"LIVE AZUMA"なら、たとえ音楽の知識やフェス経験に自信がなかったとしても、会場を歩いているだけであなただけの楽しみを見つけられるに違いない。
また、年々親子連れでの来場者も増えているという"LIVE AZUMA"では、今年から大人1名につき小学生以下1名の入場が無料に。キッズ・エリアもこれまで以上の充実を図るとのことなので、家族でのフェス・デビューにも打って付けだ。居心地の良さもアップデートされており、シートやテントが利用できるデイ・キャンプ・エリアもあるため、ゆったりとした週末を送ることができる。
地域に密着したフェスなだけに、県外からの参加にはハードルを感じるかもしれないが、会場は都心からのアクセスも良好。東京駅からは新幹線とシャトル・バスで最短約2時間で到着でき、日帰りでの参加も十分に現実的である。
感動と興奮に包まれるライヴ体験のみならず、福島が繋いできた魅力を再発見し、自然の豊かさや人肌の温もりも感じることができる"LIVE AZUMA"。耳の肥えた音楽ファンからフェス初心者まで、誰もが新たな出会いに満ちた時間を過ごせることだろう。
EVENT INFORMATION
"LIVE AZUMA 2024"
10月19日(土)、20日(日)福島あづま球場、あづま総合運動公園
OPEN 10:00 / START 11:00(予定) ※雨天決行
■10月19日(土)出演者
・AZUMA STAGE
Aqua Timez / クリープハイプ / フレデリック /
go!go!vanillas / JO1 / Lucky Kilimanjaro /
THE ORAL CIGARETTES / 水曜日のカンパネラ
・PARK STAGE
Campanella / EGO-WRAPPIN' (Acoustic Set) /
石野卓球 / MFS / スチャダラパー / TENDRE /
U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS
・DJ
ZEN-LA-ROCK / grooveman Spot / セク山 /
原島"ど真ん中"宙芳 / shake / DJ NANASHIMA
■10月20日(日)出演者
・AZUMA STAGE
Dragon Ash / .ENDRECHERI. / 04 Limited Sazabys /
羊文学 / HYDE / indigo la End /
MAN WITH A MISSION / リーガルリリー
・PARK STAGE
dodo / Kan Sano (Band Set) / LET ME KNOW /
MONO NO AWARE / Newspeak / Ryohu (Band Set) /
鈴木真海子 / WONK
・DJ
オカモトレイジ(OKAMOTO'S) / JUBEE / Yohji Igarashi /
okadada / Shōtaro Aoyama / Whelmiy'nd / DJ mariennu /
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