Japanese
Muddy Apes
2012年09月号掲載
Writer 沖 さやこ
今年の6月、突如ニュースで飛び込んだワールドワイド・プロジェクト“Muddy Apes”。当初は謎のベールに包まれていた同プロジェクトに、ロック・リスナーも“気になる”“メンバーは誰だろう?”と興味津々だった。そして7月にはメンバーが判明。その豪華なラインナップに驚いた人も少なくないだろう。そんなMuddy Apesが9月5日にデビュー作となる1stミニ・アルバム『Crush It』をリリースする。
Muddy Apesは直訳すると“泥まみれの猿たち(正確には類人猿)”。核となるメンバーは、全英チャート・トップ10の常連バンドであり、海外フェスのヘッドライナーをこなしFUJI ROCK FESTIVALのメイン・ステージにも出演、日本でも人気のUKロック・バンドFEEDERのベーシストTaka Hiroseと、アルバムを100万枚以上売り上げ、オリコン・チャート1位を幾度と獲得、ワンマン・ライヴでは10万人を集めるなど様々な世代やミュージシャンからの支持も厚いLUNA SEAのギタリストINORANの2人。世界で活躍するメンバーだからこそ邦楽、洋楽に関係なく、メンバー各々のバンドやソロ活動から離れて“好き勝手にロックをやりたい”という2人の思いから始まったプロジェクト・バンドだ。この2人以外のメンバーにはFEEDERのサポート・メンバーであり現在フロリダで活躍しているレフティー・ギタリストDean Tidey、海外ツアーや日本のロック・フェスにも数多く出演しOASIS来日公演のオープニング・アクトを務めるなどの経験を持つ8ottoでドラム&ヴォーカルを務めるMAESONが参加。アメリカ在住のミュージシャンも多数参加している。今作は全てフロリダでレコーディングを行い、ミックス・エンジニアにはU2やElton John、Rod Stewart、Iggy Pop、Paul McCartneyなど数多くの著名アーティストとレコーディングをしているUKのベテラン・エンジニアSteve Orchardを起用。まさに国境を飛び越えた、ワールドワイドなロック・ミュージシャンたちによるロック・アルバムと言えるだろう。
今年一番の話題性と言っても過言ではないMuddy Apesだが、もちろんそれだけではない。世界を舞台に活躍するアーティストが集結し“好き勝手にロックをやりたい”という思いのもとに鳴らされた音楽だ。FEEDERでも、LUNA SEAでも、8ottoでもない、新たなバンドの誕生を心から喜ぶ、手練のミュージシャンたちのフレッシュさが炸裂している。英語と日本語が入り混じるMAESONのヴォーカルが放つ独特のしっとり感と、サウンドのギャップも面白いが、その2つの波長がピッタリと重なる瞬間が最高に気持ち良い。グランジ、オルタナティヴ、ヘヴィ・ロックなど様々な要素が取り込まれているが、自由度の高い開放感のあるロック・サウンドは、その場から動けないまま人生を過ごす人間にも大きな一歩を踏み出させるようなストレートな情熱を感じさせる。Track.5の「I see the Light」は、アコースティック・サウンドが前面に出たスロー・ナンバー。それまでの勢い溢れるロック・ナンバーからガラリと風景を変えるこの楽曲も、Muddy Apesというバンドの懐の大きさを感じさせる。
Muddy Apesは<One Night Special Live“Crush It”>と題し、9月28日に渋谷CLUB QUATTROで初ライヴを開催することも決定。この日はbloodthirsty butchersを迎えることもアナウンスされ、かなりプレミアムな一時になることは間違いないだろう。どんな一夜になるのか想像は尽きないが、この大物新バンドはまだまだ我々のワクワクを刺激してくれそうだ。
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