Overseas
SUMMER SONIC
2011年07月号掲載
■Skream!的 SUMMER SONIC ARCHIVE
田舎に出て音楽と自然を一緒に楽しもうというロック・フェスティバルが増える中、より気軽に、より充実したフェスティバルを体験できる<都市型フェスティバル>を――。今からさかのぼること11年前、<SUMMER SONIC>はそんな言葉とともに歴史をスタートさせたフェスティバルだ。世界中の最新の音楽や伝説的ミュージシャンを、より多くの音楽ファンへ広く紹介する貴重な場として、日本のミュージック・シーンになくてはならいものとなったサマソニ。その功績をたどるとともに、今年のサマソニに新風を吹き込む新世代アクトを紹介しよう!
■SUMMER SONICの歴史ダイジェスト
私のサマソニといえば、SLIPKNOTでモッシュしまくるという愚かな記録から始まっているので、今回は、最も“馬鹿になった”我が思い出の名場面をご紹介することとします。最初から最後まで昇天するほど踊った、07年のKASABIAN。Tom Meighanの力強いパフォーマンスが圧巻で、俺様オーラで会場を統率していく豪快な姿はまさにロックンロールそのもの。スタジアムを支配したあのグルーヴは、今なお忘れ得ない迫力でした。同じく汗と歓喜にまみれた思い出として深く刻まれているのが、同年のKLAXONS。当時最もホットだったニュー・レイヴ旋風の立役者の登場とくれば、もう……ハイなテンションとけたたましい音とが入り乱れ……狂喜乱舞。普段とは違った新鮮なシチュエーションでライヴを楽しめるというのも、フェスの醍醐味。06年に観たBEACH CRUSADERS IS GOOD (BEAT CRUSADERS ×YOUR SONG IS GOOD)は、ビーチ・サイドで砂にまみれて踊る解放感が最高でした。勿論、沢山のドラマが生まれ、多くの感動をくれるのが夏フェス。だが、日常から解放され、踊る阿呆になることもまた、超重要事項なのです!(島根 希実)
昨年、数多くの夏フェスを制覇したThe Mirraz が遂にサマソニ初出演とくれば、まずはもう“とりあえず、一発やらかして欲しい”の一言に尽きる。なぜならば、大袈裟ではなく、The Mirrazこそ、現在最も攻撃的で、最も率直に言葉を放ち、最も愚直な愛を持ったストリート発進のバンドであるからだ。08年にその存在を東京の地下より掘り起こされると、アクモンのパクリだのなんだのと叩かれたり絶賛されたり、当人も開き直ったり(?)しながらも、その後の2年間あまりで見事その人気を確立してみせた彼ら。それというのは、リリースの度に、新たな問題定義や憤りを吐き続け、攻撃の手を休めない痛快な存在感と、ストリートと時代を捉える確かな目。そして、その不器用な愛がものすごい速さでフロアに浸透していったことにある。間違いなく邦ロックの最前線をいくこのバンドは、果たしてどれほどスリリングなステージを見せてくれるのか。はたまた現在公開されているシングル「観覧車に乗る君が夜景に照らされてるうちは」のごとく、全て削ぎ落としたシンプルなロック・ナンバーでストレートな愛を鳴らすのか。これはもう、開けてみてのお楽しみでしょう。(島根 希実)
今年の1月に行われた4AD eveningという饗宴、覚えておいでだろうか。現実離れしたこのイベントで夢のようなパフォーマンスを披露したDEERHUNTERが、SUMMER SONICで今年2度目の来日を果たす。10年前にアメリカで結成されたDEERHUNTERは、メンバーや近しい友人など様々な“死”と隣り合わせに歩いてきた。押し潰されそうになりながらも、“死”を通過してもたらされた音を媒介として、現実と夢の間を往来してきた。『Turn It Up Faggot』(2005)『Cryptograms』(2007)と、内側に深く深く潜りながらも遠くから見詰めているようなサウンドに如実に表れている。その後、毒々しくて美味なARIEL PINK'S HAUNTED GRAFFITIら個性派ぞろいの4ADへ母体フィールドを移し、『Microcastle』(2008)を作り上げた。昨年リリースした『Halcyon Digest』は、前3作を良い意味で踏み倒した。表面を覆う繊細な浮遊感に気を取られると、核にあるち密さを見過ごしてしまう。しかし目を凝らして耳をすませば、すぐ傍まで迫った狂気を見ることができる。具体的な像は結ばずに抽象的な記号が形を変え続ける夢。言葉で理解するのではなく、体感しなければいけないものがある。夏の暑さが、DEERHUNTERという狂気に満ちた幻想を加速させることは間違いない。(山田 美央)
【SUMMER SONIC 2011】
■東京
2011年8月13日(土)、14日(日)QVCマリンフィールド(旧 千葉マリンスタジアム)&幕張メッセ
■大阪
2011年8月13日(土)、14日(日)舞洲サマーソニック大阪特設会場
■SONIC MANIA (ソニックマニア)
サマソニ前夜を彩る空前絶後のオールナイトイベント開催!
2011年8月12日(金)幕張メッセ
▼SUMMER SONIC 2011オフィシャルサイト
https://www.summersonic.com/2011/
- 1
LIVE INFO
- 2025.03.29
-
アイナ・ジ・エンド
go!go!vanillas
moon drop
打首獄門同好会 / ヤバイTシャツ屋さん / Lucky Kilimanjaro / ハンブレッダーズ ほか
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
原因は自分にある。
NakamuraEmi
ウエノコウジ(the HIATUS/Radio Caroline)
Homecomings
envy
ハク。
PK shampoo
kobore
Bye-Bye-Handの方程式
SHISHAMO
片平里菜
眉村ちあき
THE BACK HORN
それでも世界が続くなら
ナナヲアカリ / Sou / 三月のパンタシア
Mirror,Mirror
竹内アンナ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
ビレッジマンズストア
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.30
-
envy
ねぐせ。
ヒトリエ
緑黄色社会
go!go!vanillas
WANIMA × MONGOL800
moon drop
KANA-BOON / マカロニえんぴつ / Saucy Dog / Omoinotake ほか
PIGGS
yama
Appare!
sumika
OWEN
I Don't Like Mondays.
GRAPEVINE
Bye-Bye-Handの方程式
SCANDAL
打首獄門同好会 / 四星球 / 神はサイコロを振らない ほか
片平里菜
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
GANG PARADE / ASP / ExWHYZ ほか
kobore
Galileo Galilei / Homecomings / betcover!! ほか
FUNKIST
LUCKY TAPES
清 竜人25
ビレッジマンズストア
礼賛
"KITASAN ROLLING 2025"
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.03.31
-
Saucy Dog / Tele
ADAM at
OWEN
Dios
SPINN
- 2025.04.03
-
WtB
SPINN
KANA-BOON
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
リーガルリリー
- 2025.04.04
-
chef's
THE YELLOW MONKEY
envy
藤巻亮太
君島大空
KANA-BOON
FUNKIST
四星球
荒谷翔大 × 森田美勇人
緑黄色社会 / 乃木坂46
SCANDAL
Conton Candy
トンボコープ
- 2025.04.05
-
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
HY
WANIMA
Ayumu Imazu
超能力戦士ドリアン
fox capture plan
PIGGS
chef's
君島大空
3markets[ ] / yutori / なきごと / Bye-Bye-Handの方程式 ほか
Hump Back
Keishi Tanaka
サカナクション
SPARK!!SOUND!!SHOW!!
FUNKIST
WtB
FINLANDS
This is LAST
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
OKAMOTO'S
フラワーカンパニーズ
OGRE YOU ASSHOLE × GEZAN
J.A.S
The Biscats
The Ravens
YOASOBI / キタニタツヤ / MAISONdes / NOMELON NOLEMON ほか
SUPER BEAVER
ExWHYZ
SCANDAL
INORAN
sumika
BLUE ENCOUNT / ヤバイTシャツ屋さん / キュウソネコカミ / THE BACK HORN ほか
indigo la End
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
kobore
ずっと真夜中でいいのに。
ユアネス
- 2025.04.06
-
HY
fox capture plan
超能力戦士ドリアン
超☆社会的サンダル
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
藤巻亮太
THE BACK HORN
神はサイコロを振らない / ハンブレッダーズ / シンガーズハイ
OKAMOTO'S
サカナクション
ハク。
moon drop
緑黄色社会
RAY×BELLRING少女ハート
a flood of circle
フラワーカンパニーズ
渡會将士
ASIAN KUNG-FU GENERATION × Chilli Beans.
The Ravens
Appare!
YOASOBI / Creepy Nuts / Aooo / 秋山黄色 ほか
SUPER BEAVER
sumika
ACIDMAN / 10-FEET / 東京スカパラダイスオーケストラ / ゲスの極み乙女 ほか
雨のパレード
ずっと真夜中でいいのに。
- 2025.04.07
-
YONA YONA WEEKENDERS
- 2025.04.09
-
片平里菜
WANIMA
never young beach
Saucy Dog
yama
WHISPER OUT LOUD
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
詩羽 × CENT
KANA-BOON
- 2025.04.10
-
Maki
a flood of circle
Saucy Dog
yama
SIX LOUNGE
シド
- 2025.04.11
-
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
村松 拓(Nothing's Carved In Stone/ABSTRACT MASH/とまとくらぶ)
THE BACK HORN
Maki
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
Hump Back
GLASGOW
FUNKIST
moon drop
緑黄色社会
ビレッジマンズストア
LOSTAGE / EASTOKLAB / peelingwards ほか
藤巻亮太
"SYNCHRONICITY'25 Pre-Party"
ネクライトーキー × Wienners
Cö shu Nie
Awesome City Club
WANIMA
Plastic Tree
- 2025.04.12
-
片平里菜
PIGGS
moon drop
yutori
indigo la End
SUPER BEAVER
yama
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
Omoinotake
go!go!vanillas
a flood of circle
古墳シスターズ
GOOD ON THE REEL / ポップしなないで / 渡會将士 / 藤森元生(SAKANAMON)ほか
セックスマシーン!! × KiNGONS
サカナクション
SCOOBIE DO
フラワーカンパニーズ
GLASGOW
DYGL / トクマルシューゴ / YOGEE NEW WAVES ほか
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Panorama Panama Town
CNBLUE
緑黄色社会
超能力戦士ドリアン
Novelbright
chef's
The Ravens
INORAN
ねぐせ。
Ayumu Imazu
怒髪天
cinema staff / ヒトリエ / UNISON SQUARE GARDEN / ONIGAWARA ほか
Ochunism
"SYNCHRONICITY'25"
"下北沢こがでらロックフェスティバル2025"
にしな
マルシィ
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.13
-
片平里菜
PIGGS
Maki
THE BACK HORN
SUPER BEAVER ※振替公演
go!go!vanillas
bokula.
ぜんぶ君のせいだ。× TOKYOてふてふ
ACIDMAN
藤巻亮太
a flood of circle
古墳シスターズ
The Ravens
セックスマシーン!! × KiNGONS
FINLANDS
サカナクション
THE YELLOW MONKEY
超☆社会的サンダル
SCOOBIE DO
LOVE PSYCHEDELICO / The fin. / 荒谷翔大 / 幽体コミュニケーションズ
MAN WITH A MISSION
THE BAWDIES
Cö shu Nie
DENIMS
岸田教団&THE明星ロケッツ
CNBLUE
Novelbright
Ado
Mega Shinnosuke / Conton Candy / トンボコープ / TOOBOE / Aooo ほか
ヒトリエ
Panorama Panama Town
四星球
怒髪天
cinema staff / 9mm Parabellum Bullet / アルカラ / ストレイテナー ほか
Tempalay
ハク。
原因は自分にある。
パスピエ
"SYNCHRONICITY'25"
THE ORAL CIGARETTES
- 2025.04.14
-
YONA YONA WEEKENDERS
ELLEGARDEN × FEEDER
RELEASE INFO
- 2025.04.01
- 2025.04.02
- 2025.04.03
- 2025.04.04
- 2025.04.05
- 2025.04.06
- 2025.04.07
- 2025.04.09
- 2025.04.10
- 2025.04.11
- 2025.04.15
- 2025.04.16
- 2025.04.17
- 2025.04.18
- 2025.04.23
- 2025.04.25
FREE MAGAZINE
-
Cover Artists
yama
Skream! 2025年03月号