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DISC REVIEW

Japanese

彗星吟遊

ももすももす

『彗星吟遊』

Release Date : 2020-03-03
Label : 日本コロムビア

純文学を思わせるような歌詞をロック・サウンドに乗せて歌い上げるシンガー・ソングライター、ももすももすの1stアルバム。"心の宇宙に浮かぶ彗星を、観測したアルバムです"と彼女自身が語る本作では、1曲目の「火星よ、こんにちは」から、ももすももすの作品世界にすっと引きまれていく。どことなく哀愁が漂い、また随所に遊び心も散りばめられている曲を聴いていると、聴覚だけでなく、視覚や嗅覚までもが刺激されていき、アルバムを通して彼女自身の心の宇宙を旅しているかのような感覚を覚えた。本作を締めくくるのは「ハネムーン」。3拍子のリズムが心地よいこの曲が、作品の余韻を残しつつオープニングの「火星よ、こんにちは」に繋がっていき、繰り返し何度も何度も聴き続けてしまう1枚に仕上がっている。(宮﨑 大樹)


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白猫浪漫

ももすももすが、ソニー・ミュージックレーベルズ移籍後初となるニュー・アルバム『白猫浪漫』をリリースした。アルバムには、TVアニメ"魔王学院の不適合者 Ⅱ ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~"EDテーマ「エソア」や同曲のバラードver.、TVアニメ"帰還者の魔法は特別です"EDテーマ"6を撫でる"、読売テレビ"川島・山内のマンガ沼"EDテーマなど多数のタイアップ曲を含む全13曲を収録。バラエティに富んだ作品に仕上がっている印象を受けるが、本作で窺えるサウンドの幅広さは、真部脩一(ex-相対性理論/Ba)や、ナカシマ(おいしくるメロンパン/Vo/Gt)といった参加ミュージシャンたちの存在によるところも大きいのだろう。シンガー・ソングライターとして新たなスタートを感じる意欲作。(山田 いつき)


彗星吟遊

純文学を思わせるような歌詞をロック・サウンドに乗せて歌い上げるシンガー・ソングライター、ももすももすの1stアルバム。"心の宇宙に浮かぶ彗星を、観測したアルバムです"と彼女自身が語る本作では、1曲目の「火星よ、こんにちは」から、ももすももすの作品世界にすっと引きまれていく。どことなく哀愁が漂い、また随所に遊び心も散りばめられている曲を聴いていると、聴覚だけでなく、視覚や嗅覚までもが刺激されていき、アルバムを通して彼女自身の心の宇宙を旅しているかのような感覚を覚えた。本作を締めくくるのは「ハネムーン」。3拍子のリズムが心地よいこの曲が、作品の余韻を残しつつオープニングの「火星よ、こんにちは」に繋がっていき、繰り返し何度も何度も聴き続けてしまう1枚に仕上がっている。(宮﨑 大樹)



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2023.12.19 @下北沢SHELTER